高校留学をサポート! ウエストコースト社代表の細越 美和さんについて

弊社では現在、高校留学に関してのサービスは一時休止させていただいております。

そのため、高校留学に関してのお問い合わせがあった際は「ウエストコースト」さんをご紹介させていただいております。

とくに、ウエストコースト社 代表の細越 美和さんの教育に対する熱い想いに、弊社では絶大な信頼を置いています。

ということで今回は、ウエストコースト代表取締役の細越 美和さんにインタビューいたしました。

 

── ご出身はどちらですか?

美和さん:
東京都港区南青山出身です。でも父が岩手出身でそっちの血が強いと思います。

 

── 子どものころはどんな性格でしたか?

美和さん:
とにかく外で遊んでいた活発な子供でしたね。

小学校のころから高校まで、とにかくスポーツばかり。特にバレーボールとスキーが好きでした。

今は、基本、みんなから「天然」って言われますが、明るい性格です!

 

── 勉強よりもスポーツが得意だったんですか?

美和さん:
はい。かなり活発でしたから。

でも、じつはスポーツだけでなく、小学校、中学校のときはオール5だったんですよ!

ところが、高校で、進学校に入ってしまったんです。

そしたら、まわりは賢い子ばかりで、けっこう挫折しちゃいました(笑)。

 

── 高校を卒業してからはどうしましたか? 

美和さん:
カナダのオンタリオ州にあるFleming College(フレミングカレッジ)に留学しました。

当時は2年で日本に帰るつもりだったので、まさかその後、Simon Fraser University(サイモンフレーザー大学)に編入してそのままカナダに居続けることになろうとは思ってもみませんでした。

 

── ということは英語は得意だったんですね?

美和さん:
そんなふうに思われがちですが、大の苦手だったんですよ。

理系教科が得意で、英語はすべての教科の中で一番成績が悪かったほどです。

なので、進路相談のときに「留学を希望している」ことを伝えると、学校の先生全員から反対されました(笑)。

「絶対にうまくいかないだろう」「こんな成績で入れてくれる大学なんてないだろう」と思われてたんでしょうね。

 

── 英語が苦手なのになぜ海外へ?

美和さん:
実は、母の影響が大きいです。

高1のときにイギリスに留学した経験もありますが、私自身は興味ありませんでした。

そのときは、サマーキャンプに入って楽しかったのですが、英語はさっぱりわかりませんでしたし。

でも、大学の進路決めないと……ってなったときに、どうしても理系に進む気になれず悶々としていたんですね。

そんなときに母が「長い人生、いい経験になるから、一回海外に行ってみたら?」と言ったんです。

昔から私に海外へ行かせたかったんでしょうね。小さい頃から英会話を習わせていたし。

 

── 進んだお母様ですね! でも不安があったのではないでしょうか?

美和さん:
もちろんです。留学には不安しかありませんでした。

英語が大の苦手で、先生全員に反対されていましたからね(笑)。

でも母は「ダメだったら帰ってきてもいいよ」と言ってくれたこともあって「チャレンジしてみようかな」という気持ちになりました。

 

── 留学先にカナダを選んだのはなぜですか? 

美和さん:
カナダを選んだのは小さいころ行っていた英会話の先生のつながりがあったからです。

 

── カレッジでは何を学んでいましたか?

美和さん:
社会心理学です。刑務所や少年院で働く人が勉強するようなことを勉強していました。

 

── 英語が苦手だったそうですが大丈夫でしたか?

美和さん:
英語には不安がありましたが、行ったカレッジがよかったんです。

先生が補習授業をやってくれたり、私に合った宿題を出してくれたりして。

あと、英語のチューター(家庭教師)を紹介してくれたんですが、これが運命の出会いでした。

 

── チューターはどんな方だったのですか?

美和さん:
チューターは、ベトナム生まれの方で、両手両足が不自由な先生でした。

しかも孤児で、カナダ人に養子として引き取ってもらったんだそうです。

自分が持っているものを最大限に活かして、「自分ができる精一杯」を常にされている方でした。

英語の先生と、手話の先生もしていて、さらにはパラリンピックの選手という……。

 

── すごい方ですね! チューターの方は車椅子に乗ってらしたのですか?

美和さん:
両手両足が不自由でしたが、先生は自分の足で歩いていました。

車椅子と言えば、忘れられないエピソードがあります。

ある大雪の日、先生の家で勉強していたとき「先生が車椅子に乗ったら押すよ」という話になったんですね。

そしたら先生はこんなことを言ったのです。

「美和、私がなんでこの体重を維持しているかわかる?」

そして、答えが「この体重だったら自分の足で歩けるからだよ」でした。

 

── カッコいい!

美和さん:
こんな先生だったので、私はこんな風に思うようになりました。

「英語ぐらいでしょげてた自分がなさけない!」
「わたしができないわけない!」

……と。

 

── 美和さんはその先生から英語だけでなく「生き方」の影響を受けたんですね!

美和さん:
まさにそうですね。

ちなみに、先生は超厳しい方で、宿題が終わるまで帰らせてくれなかったです。

人間としても先生としても一流の人でしたね。

先生のおかげで考え方が変わった私は、カレッジ内で上位10%の成績になり、サイモンフレーザー大学に編入しました。

 

── サイモンフレーザー大学に編入したきっかけは何ですか?

美和さん:
元々は2年卒業したら日本に帰るつもりだったんですが、カレッジの先生に「美和は4年制大学に行ったほうがいいよ」と言われたんです。

そんなこと言われたら嬉しいじゃないですか?(笑)

その先生が元々サイモンフレーザー大学にいたこともあって、この大学を選びました。

 

── そんな何気ないひと言で4年制大学編入を決めたんですか?!

美和さん:
はい! あと、私が学びたかった「犯罪学」においてはカナダで一番有名な大学だったこともあります。

 

── なぜ犯罪学に興味を持ったのでしょうか?

美和さん:
じつは子どもの頃から「正義の味方」にあこがれていて、警官になりたかったんです。

 

── 正義の味方って、困った人を助けるスーパーヒーロー的なアレですよね?

美和さん:
はい。アレです(笑)。

小学校のころから、「発展途上国で働きたい」とか「人のために働きたい」と思っていたんです。

でもさすがに、小学校の卒業アルバムに「まずしい国でひとの役に立ちたい」と書いていたのを最近発見したときには、自分でもびっくりしましたね(笑)。

 

── すごい小学生だったんですね! でも犯罪学と今のお仕事ってかけ離れている気も……?

美和さん:
そうなんです。実は挫折して専攻を変えました。

大学3年生のとき、「プロファイリング」の授業があったんですが、「23人を殺した犯罪者がなぜ殺したのか?」について書く宿題があったんですよ。

犯罪学って暗い話ばかりで、自分に合わないかも……と思い始めました。

自分の家のトイレに行くのも怖くなって、電気も消して寝られないようになっちゃって、密かになりたいと思っていた「警察」はムリだな……と悟りました。

 

── 何の専攻に変えたのですか?

美和さん:
幼児教育」です。

ある金曜の夕方に時間があって、たまたま行って受けた授業があったんです。

「人の才能をどう伸ばすか」とか「個人の能力を伸ばす」という教育哲学に感動して、「教育の方面で生きていきたい」と思いました。

 

── またしても運命の出会いですね!

美和さん:
はい。その後、自己実現の大切さや、競争社会の孤独を研究しているうちに、教育は社会において最も大切なものの1つだなと感じ始めたんです。

論文では、日本の不登校、引きこもりの支援のプログラムを研究して、それを実施するために今の会社「ウエストコースト」を作りました。

弊社では高校生などのカナダ留学生へのサポートを主に行っていますが、日本での不登校、引きこもり体験者、中途退学者を支援するプロジェクトも行っております。

 

── サンシャインプロジェクトですね

美和さん:
はい。サンシャインプロジェクトは、日本でうまく学校生活を送れなかった方が、自然あふれるカナダに来て「自分らしさ」を見つけ、その才能を伸ばしていく才能教育プロジェクトです。

ウエストコーストが2004年の設立当初より進めてきた社会福祉プログラムで、学校環境や社会環境への復帰や自立を支援しています。

 

── カナダの学校の環境はやはり良いのでしょうか?

美和さん:
はい。カナダの学校教育はひと言で言うと「その子ならではのスキルを伸ばす教育」です。

たとえば小学校なら、本をたくさん読ませて、身体を動かせるというのが主です。

思春期で難しい時期である中学校の教育が、またすばらしいんですよ!

 

── カナダの中学校教育はどんな感じなのでしょうか?

美和さん:
この時期には「自己肯定感」を高めることが重要と言われていて、カナダの中学校ではとにかくひたすら褒められるんです。

あ、でも日本の学校と一番の違いは「競争させないこと」ですかね。

 

── ええ? 競争させないんですか?

美和さん:
はい。日本だと中学校〜高校といえば、テストの成績で順番を付け、他人と比較をしますよね?

これって、他人と競争することです。

相対評価は、自分がどんなにがんばってもクラスに「もっと勉強ができる生徒」がたくさんいたら、一番になれませんよね。残念ながら。

 

── カナダでは「順番をつけて競い合う」ということがないのですか?

美和さん:
まったくありません。

いじわるな言い方をすると日本の競争教育は「成績が上位の人だけが成功する教育」と言えるかもしれません。

でもカナダの場合は「全員が成功する教育」なんですよ。

 

── カナダでは競争させない代わりに何をするのでしょうか?

美和さん:
カナダの高校では、多様な授業を選択できます。たとえばこういう授業があります。

  • 映画制作
  • 音響
  • コンピューターのシステム
  • ファッション
  • シェフ

中には高校を卒業して、学んだことを活かしてすぐに起業する人もいますよ(笑)。

 

── 日本の高校だと多くの場合、文系・理系の2種類ぐらいですよね

美和さん:
そうですね。子どもたちは1人1人、得意なことも、興味があることも全く違います。

勉強が苦手でもメカニックが得意な人もいますし、身体でなにかを表現するのが得意な子、歌うこと、絵を描くことが得意な子もいます。

そんな子が、自分の好きなところ、得意なところに注力して伸ばしていく教育のほうが、成功する確率は上がりそうですよね。

 

── 実際にカナダに行った高校生からはどんな反応がありますか?

美和さん:
日本の高校生をサポートしてて、よく言われるのが「自信がついた」ということです。

カナダの高校留学は自信をつけ、才能を身につける教育だと思います。

いろんな選択教科があるため、自分が興味のある能力、得意な分野を伸ばすことができますからね。

得意なことをやっていれば、パフォーマンスが良くなる。

そうなると評価されるし、褒められると自信がつきますよね。

 

── カナダに留学したら人生が変わりそうですね

美和さん:
だと思います。私もそうでしたから!

学校で、「プロジェクト」があって、たとえば調理科の生徒が考えてジャムを作り、それをビジネス科の生徒が実際にどうやって売るかを考えて売る。

これって社会に出てからも同じことですよね。

自分の得意なことをやって、苦手なことは違う人にお願いし、1つのプロジェクトとしてなにかを達成するという経験は何ものにも代えがたいと思います。

15年間で何百人という生徒さんが巣立っていき、皆さんが上手く行っているのを見ると「お手伝いができて幸せだ」と感じますね。

 

── 今後どんなことをしていきたいですか?

美和さん:
そうですね。今後は日本の教育とカナダの教育を繋げるようなことをしていきたいです。

日本とカナダの先生の交流とか、おもしろそうじゃないですか?

そして、ずっと日本の教育に貢献していきたいと思っています。

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