
Canadian College(CC)(カナディアンカレッジ)のホスピタリティ・マネジメントコーププログラムを体験してきました!
Co-opを取りたいけれど学校・プログラム選びに迷われている方、カレッジの雰囲気が気になる方などはぜひご参考に!
働きながら学べる、仕事を探すうえで実践的な知識を学べる、など人気のコープ(Co-op)プログラムですが、想像できないことも多いと思います。
例えば、
- 実際の授業はどんな様子なのか
- どんなことを学ぶの?
- 課題や宿題は多いの?
- 授業についていけるか心配
そこで、みなさんの学校選びの参考になるように、様々な学校の体験授業を受けてきました。
私が実際に授業を体験して感じたことなどをお伝えしますね!
このページの目次
Canadian College(CC)
今回、体験授業に参加した学校は「Canadian College(CC)(カナディアンカレッジ)」です。
一般英語を学ぶCCEL (Canadian College of English Language)と同じ校舎で語学学校(ESL)とカレッジの授業を行っています。
取材時は屋上で過ごすのがとても気持ちよさそうないいお天気でした!
コロナの影響でクローズしていた校内カフェテリアも再開し、ここで休憩や食事をとる生徒さんもいましたよ♪
時間割は日本の大学と同様、自分でコマを選択して単位を取る形です。
お仕事の都合に合わせることもできそうですね!
学校の情報は下記をご覧ください。
参考
- Canadian College(CC)(カナディアンカレッジ)基本情報
- CCEL (Canadian College of English Language)(ESL)基本情報
参加したプログラム・クラスについて
今回体験した授業の概要はこちらです。
参加プログラム | ホスピタリティ・マネジメントCo-opディプロマ (Hospitality Management) |
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参加クラス | 昨今のホスピタリティ(Hospitality Today – An introduction) |
授業形式 | 対面形式 |
体験した日 | 10月19日(火)9:00-13:00 |
それではそれぞれを詳しくお話ししていきますね。
【参加したプログラム】ホスピタリティ・マネジメント
ホスピタリティ関連のキャリアを求める学生の為に作られたこのプログラムでは、ホスピタリティ業界の企業が必要とする管理業務を理解することを目的としています。
24か月のディプロマプログラム修了時には、卒業証書に加え、American Hotel & Lodging Educational Institute (AHLEI) より発行される、AHLEIホスピタリティマネジメント・ディプロマと、4種類のAHLEIサーティフィケートを同時に取得することができます。
12か月のサーティフィケートプログラムでは、選択科目によりAHLEI Rooms Division Certificate もしくは Hospitality Marketing & Sales Certificateの取得が可能です。
記事作成時、プログラムのスケジュールはこのようになっています。
プログラムについて詳しくはこちらのページのホスピタリティ・マネジメントについてをご覧ください。
⇒Canadian College 基本情報 コースについて
【参加したクラス】昨今のホスピタリティ
今回受講したのは「昨今のホスピタリティ(Hospitality Today – An introduction)」クラス。
この授業のテーマは、ホスピタリティ産業におけるセーフティーとセキュリティーに関する国際的な現状についてです。
産業全体、法的側面、客室内、建物内、緊急時など、ホスピタリティー業界に従事する際のあらゆる環境でのリスクマネジメント関連について学びます。
人数と国籍バランス・生徒の雰囲気
私が参加したクラスは日本人も含めて、アジア、ヨーロッパなど多国籍の学生が約30人在籍していました。
学生の中には、すでにダウンタウンのレストランで仕事をしている学生もいれば、仕事を探しながら通う学生もいました。
残念ながら生徒さんを含む写真の撮影はできませんでしたが、大きな教室でしたよ。
注意事項
学校のパンフレットなどで、国籍比率や年齢層など情報があるかもしれませんが、コロナウイルス拡大の関係で人数の変動や、国籍の偏りがある場合があるのでご了承ください。写真は新型コロナウイルスの流行禍のものになります。
また授業スケジュールなどは記事作成時のもので、変更になる可能性もございます。
クラスの雰囲気は真面目で、授業中に積極的に質問する学生もいました。
休憩中には隣の学生が話しかけてくれるなど、とてもフレンドリーなクラスでした。
実際の授業の流れ
レクチャー(大学の講義のように先生の講義を聞く形)中心ですが、適宜学生への質問があり、講師と生徒が意見交換する場面もみられました。
私も最前列に座っていたのですが、日本の主要産業について質問されたので、電気機器や自動車産業のことを説明しました。
日本のトヨタやパナソニックを紹介すると先生や他の学生も納得したような反応をしてくれました。
もし授業中、積極的に意見を発表したい場合は、前方に座るのもいいかもしれません。
教材について
授業は先生が準備したスライドをもとに進めますが、教科書は学校オリジナルのデジタル教材があります。
デジタルのメリットとしては教科書の持ち運びの必要がないこと、アップデートが容易なので最新の状況を授業に取り入れやすいことがあります。
先生が作った講義用のスライドも共有してくれますよ。
ノートパソコンかタブレットの持参は必須ですね。
この日の授業内容
この日は教科書の第3章「Exploring Hospitality Careers」
ホスピタリティー産業の世界的な成長とホテルやフードサービス業界の経済規模についてでした。
この業界に従事するためのスキル、そしてどのような仕事があるのかを学びます。
業界全体の動向を知る
最初は、ホスピタリティー産業(旅行、エンターテイメント、レストラン、ホテルなど)の仕事や、世界ではどのくらいの成長産業なのかを学びます。
講義の中で、レストランを例に、フード産業の変遷についても紹介をしてくれました。
昔と比べ、商品の提供スピードや品質管理が重要になりました。
なおかつコロナの影響もあり、デリバリーサービスの利用が増えました。
新たなサービス開発と設備投資が必要になるなど、この一年で著しく変わったと思います。
実際にはどのような業務があるの?
次に、レストランとホテル業界に注目し、マーケティング、人事、管理情報システム、収益管理などどのような仕事があるのかを学びます。
学生の中にレストランで仕事をしている方もいて、コロナ渦でのサービスの変化など、実際の仕事の話も聞けてとても興味深かったです。
ホスピタリティ業界で働くために:就活のアドバイス
最後に就職活動に活かせるレジュメの記載項目と、面接に役立つアドバイスを教えていただきました。
バンクーバーの就職活動に役立つ就職サイトも紹介してくれました。
- カナダでの就活サイト定番中の定番「indeed」
- ホスピタリティ業界の就活サイト「Hcareers」
カナダでの仕事探しに活かせる情報を教えてくれるのはありがたいですね♪
就職サポートについてインタビュー
スタッフの方と少しお話する機会を頂き、仕事探しに向けてどのようなサポートがあるのかを伺うことができました。
学校がワークショップを設けてくれ、主に英語でのResumeやCover Letter の書き方、添削、そして面接練習をしてくれるそうです。
就活情報も随時教えてくれるので就学中も就活に力を入れたい学生は、積極的にそのようなサポートを受けることをお勧めします。
まとめ
今回は、「Canadian College(CC)(カナディアンカレッジ)」という学校のホスピタリティ・マネジメントプログラムの授業を体験しました。
コロナ過で特に影響をうけたのが、ホスピタリティー産業だと思います。
コロナの規制もある中、経営の回復を目指し、いかに新たなサービスを考え提供できるかがこれから求められるスキルだと感じました。
この授業では、いま求められているスキルを学ぶことができ実際にレストランで働いている学生もいるので、リアルな現状も知ることができました。
ホスピタリティー産業は、一番身近な産業でもあるので日頃から働き方やサービスに注目して利用するといいかもしれません。
同じ「ホスピタリティ系」でも、それぞれの学校によってテキストや授業の進め方など異なりますし、テストの頻度や宿題の量だって違います。
カナダ留学コンパスではこのほかにも体験授業の様子をたくさんアップしています!
ぜひ、みなさんの学校・コース選びの参考にしてみてくださいね!
参考
- Canadian College(CC)(カナディアンカレッジ)基本情報
- CCEL (Canadian College of English Language)(ESL)基本情報
学校公式サイト(ページは一部英語です)

新卒で金融機関に就職、ウェブ担当者として、ホームページのリニューアル・運営を一任される。以来10年以上、SEO・ウェブマーケティングはもちろん、デザイン・コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で活躍。留学を機に、現在はカナダ在住4年目、ウェブサイトの改善・運営・SNS運用など、様々なプロジェクトに携わっています。