【人気カナダ料理】絶対食べておきたいカナダで有名な食べ物、おすすめ料理まとめ

みなさんは、カナダの名物や食べ物をご存知ですか?

インドといえばカレー、中国といえば小龍包や麻婆豆腐、アメリカといえばハンバーガーやポテトフライなど、その国ならではの食べ物が思い浮かぶと思います。

では、カナダ名物料理や食べ物といえば、何を思い浮かべますか?

もしかすると、他の国と比べると、カナダの名物や食べ物は知られていないかもしれませんね。

しかし、カナダにはB級グルメのような市民から愛される料理から豊かな海産物も人気です。

そこで今回はカナダの名物やカナダで味わえる様々な国の料理も併せて紹介していきます!

留学中にぜひトライしてみてくださいね!

留学中に訪れたいスポットについては以下で解説しています!カナダの名物料理とあわせて要チェック!

カナダの有名な食べ物

カナダ国旗

カナダに住んでいれば誰でも知っている有名な食べ物から紹介していきます。

プーティーン

カナダ名物・プーティーン

カリカリに揚げたポテトフライにグレイビーソースとチーズをふんだんに使用したカナダのファストフードです。プーティンもしくはプーティーンと呼ばれます。

カナダ人の友人に「カナダの名物って何?」と聞いたところ、「プーティンでしょ!」と即答してくれました。カナダ人の間ではかなり浸透した料理のようです。

街のチェーン店や地元のレストランでも提供されているのを見かけたので、かなり広い範囲でプーティンを楽しめることができると思います。

そもそもプーティンの由来は何でしょうか?

プーティンの由来は諸説ありますが、場所はケベック州で生まれたとされており、とあるお店でお客さんが「ポテトフライにチーズを乗っけてくれ」と頼んだところから来ているようです。

(真相は今の所わかっていません…笑)

カナダのモントリオールでは「プーティンフェスティバル」というイベントが開催されているようで、2022年では7月に開催されました。

このフェスティバルではバラエティに富んだプーティンを楽しむことができます!

モントリオールに立ち寄った際はぜひ足を運んでみてください。

またカナダ全土で開催される「La poutine week」というプーティンイベントもあります。

公式Webサイトでは高評価を獲得した、優勝したレストランを確認することができるので、興味のある方はチェックしてみてください。

La portine 公式サイトはこちらから

La poutine

メープルシロップ

棚に並んだメープルシロップ

メープルシロップはカナダを代表する特産品です。

その証拠にカナダの国旗はメープルシロップを採取できる、カエデの木の葉が表されています。

カナダの国旗を別名、「メープルリーフ・フラッグ」とも呼ばれています!

メープルシロップがカナダで有名になったのはなぜでしょうか?

ケベック・メープルシロップ生産者協会(QMSP)によると、2019年のデータでは全世界のメープルシロップ生産量の約74%をカナダが占めているようです。

これだけたくさんの量がカナダで取れると、特産品になるのは間違い無いですね。

メープルシロップは実は種類が4つもあり、風味や色がそれぞれ異なるため、パンケーキなどのスイーツにも使われるのはもちろんのこと、調味料としても使われているようです。

お土産としてもぴったりなので、買ってよし、使ってよしの万能食品です。

サーモン

サーモン

カナダの広大な国土ではサーモンが何と6種類もおり、豊かな自然の影響で栄養がたっぷり詰まったサーモンが取れるそうです。

カナダのサーモンの種類一覧

  • キングサーモン
  • サッカイサーモン
  • コーホーサーモン
  • チャムサーモン
  • ピンクサーモン
  • アトランティックサーモン

(参考:カナダ観光局

多くの種類のサーモンが取れる影響からか、釣り人にもカナダは人気らしく特にバンクーバー島ではANA主催のフィッシングツアーが催行されています。

日本では主にサッカイサーモン(紅鮭)チャムサーモン(白鮭)が獲れるようですが、こんなにも多くの天然のサーモンを味わうことができるのはカナダならではです。

カナダにせっかくいるからには、サーモンの食べ比べも試してみたいですね!

カナダではアトランティックサーモンが主流で基本的に、バンクーバー島の養殖場から出荷されています。日本の漁業卸売会社によると、この養殖場はカナダNo.1の品質とも言われており、信頼と実績を獲得しています。

アトランティックは大西洋、と訳されるように日本では天然のアトランティックサーモンは基本的に取ることはできないのでどのサーモンを楽しむか迷われた際は、アトランティックサーモンをお勧めいたします。

ロブスター

ロブスター

夏のカナダではぜひロブスターを楽しんでみてください!

カナダでは毎年4~6月になるとロブスター漁が解禁になり、スーパーや魚屋さんでロブスターをよく見かけることがあります。

ロブスターはアメリカ・カナダの東海岸で獲ることができるエビの仲間です。

日本の伊勢海老と比べるとロブスターはとても大きなハサミを持ち、身がぷりぷりとして食べ応えのあるそうです!

茹でてそのまま楽しめるのはもちろんのこと、グラタンやソテーにしても使われます。

街中のレストランでもロブスターを味わうことができますが、ロブスターが豊富に獲れる東海岸にある

  • ニューブランズウィック州のシェディアック
  • プリンスエドワード島

の2つの場所がおすすめです。

シェディアックはロブスター好きが集まる世界のロブスターの首都とも言われており、毎年夏にロブスターフェスティバルが開催されています。フードが楽しめるのはもちろんのことコンサートや子供達が楽しめるエンターテイメントもあり、かなり大規模なイベントとなっています。

同じく豊富にロブスターが獲れる、プリンスエドワードはあの人気小説「赤毛のアン」の舞台となっており人気の観光地でもあります。

プリンスエドワード島で育つロブスターは、低い水温から生み出される身の締まりが更にロブスターを美味しくさせているようです!

観光のついでにロブスターも味わっちゃいましょう!

蟹

カナダではカニもたくさん獲れることで有名です。

2015年の財務省貿易統計によると、日本が輸入したカナダ産の水産物の輸入品の中で一番多く輸入されいたのはなんとカニ。

もしかしたら、カナダ産のカニを味わったことがあるかもしれませんね。

カナダで獲れるカニの中ではズワイガニが有名だそうで、世界の出荷量の半数を占めるそうです。かなりの数のズワイガニが取れることがわかりますね。

カナダ産のズワイガニの特徴として、日本の国産のズワイガニと比較すると足が太いという特徴を持っています。

また、カナダの寒い過酷な環境で生まれ育ったからこそ、ぎっしりと身が締まっており隅々まで食べられるそうですよ!

そんなカナダ産のズワイガニの味は日本の松葉ガニや越前ガニなどの国産ガニの味と似ているそうです。

種類が同じなため、味わいも似ているらしく日本人の口に合うそうです!

そんなカナダではたくさんのカニが水揚げされますが、驚くべきことにバンクーバー近郊のビーチで*一般の人が手づかみできる場所があります!

*ライセンスを取得することが必要です。

色々決まりがあり持ち帰れる数や種類が決まっていたりしますが、獲れる楽しさを味わえるのも嬉しいですね。

カナダの家庭料理

続いて、カナダの家庭料理(コンフォートフード )をご紹介致します。

マック・アンド・チーズ

マック・アンド・チーズ

マカロニにチェダーチーズを加えたシンプルな料理です。

カナダではスーパーなどでマックアンドチーズを超簡単に作れてしまうインスタント食品「Kraft Dinner」と呼ばれる、青いパッケージが特徴の商品を見かけることができます。

スーパーに並んでいるKraft Dinnerシリーズ

カナダの現地スーパーではこのように売られています。

3つ以上買うと$1.67(170円くらい)になるセールをやっていました。

元々、アメリカやイギリスなどの家庭料理として食べられていたそうでイギリスの植民地でもあったカナダでも定着したそうです。

この「Kraft Dinner」は日本のカップラーメンに変わる、カナダの国民的インスタント食品です。

作り方は箱に入ったマカロニとチーズの袋を取り出し、マカロニをさっと茹でた後、付属のチーズと牛乳を加えたものを上からかけるだけで簡単にできてしまいます。

このKraft Dinnerは販売開始から約80年以上の歴史を持っているそうで、大人から子供までどの年代の人にも愛された商品なのは間違いなさそうです。

エビやほうれん草、たまねぎなどの具材ととても合うので、ぜひ色々アレンジしてみてください。

チキンヌードルスープ

チキンヌードルスープ

カナダやアメリカなどの海外ではチキンヌードルスープが日本でいうお粥や雑炊などの、風邪に効く食べ物として有名だそうです。

カナダ人がオーナーのホームステイに滞在していた友達の経験談曰く、風邪などで体調が悪くなったときはチキンヌードルスープを作ってもらったそうです。

「どうして風邪の時はチキンヌードルスープ?」

と思うかもしれません。自分も疑問でした。

しかし、どうやら栄養をしっかり取ることが出来る料理だそうです。

ヌードルには豊富な炭水化物、具材であるセロリや人参には豊富なビタミンがあり、体調不良時にはもってこいの力を付ける食べ物として最適な料理なんです。

(参考:UPMC Health

ナナイモバー

ナナイモバー

(画像の出典:Local Deserts in Canada

カナダのスイーツとして有名です。

チョコレートガナッシュ、カスタードクリーム、ココナッツクッキーの3つの層からなるブラウニーです。

ナナイモというなんとも可愛らしい名前ですね。

発祥は人気の留学先、バンクーバーがあるB.C州(ブリティッシュコロンビア州)のバンクーバー島にある、ナナイモという街が発祥とされています。

作られている材料を見てお気付きの方もいるかもしれませんが、チョコレート+カスタードクリーム+ココナッツクッキーというスイーツの3段重ねのため、カロリーが半端なくそして甘いです。

コーヒーによく合いそうですね!

シェパーズパイ

シェパーズパイ

シェパーズパイはもともとイギリスの家庭料理でしたが、カナダの植民地時代に伝わったのでしょう。

シェパーズパイはマッシュドポテトとひき肉、野菜を重ねてオーブンで焼いた家庭料理です。

ピザやグラタンなどがおすきな方は気にいること間違いなし!

特殊な行程などはなく、材料があればそれぞれを重ねて、オーブンに入れるだけで作ることが出来るので、料理が苦手な方でも挑戦できるカナダの家庭料理です。

移民の国カナダでは様々な国の料理が楽しめる

次は移民国家のカナダだからこそ味わうことができる、多種多様な国の料理の特徴をご紹介します!

様々な人が暮らすカナダでは本当に色々な料理を味わうことができます。

メキシコ料理について

メキシコ料理タコス

メキシコからの移民が多いカナダ。よくメキシコ人の友達にメキシコレストランに連れてってもらっているので、私にとっては馴染み深い料理になってきました。

メキシコ料理の特徴は「スペイン料理をベースにした香辛料などのスパイスが効いた料理」と言われており、パンチが効いた味を感じることができます。

メキシコ料理の代表的な料理をご紹介します。

メキシコ料理

  • タコス:トウモロコシを原料とした薄く焼いたパンに様々な具材を挟む
  • ブリトー:具材の包み方がタコスと違う
  • ワカモーレ:アボカドで作るソースでトルティーヤやナチョスととても合う
  • テキーラ:メキシコのお酒。現地の人は塩やライムと一緒にショットで飲むそう

タコスはトウモロコシを原料とした薄い生地に、様々な具材をのせます。お肉や野菜などですね。メキシコでは主食として食べられているそうです。

ちなみにタコスは複数形なので1つを指すときは、タコと呼びます。

個人的にタコスは好きです!

色々な具材を乗せることができるので、様々なトッピングを試して自分のお気に入りのタコスを見つけてみてください。

インド料理について

インド料理

2015年のカナダ政府の統計によると、移民の出身国は全体で2位がインドとなっておりカナダはインド人に人気な移民先となっています。

そのため街中でもインド料理屋を多く見かけます。

インド料理の特徴として「スパイス、油、精製バター、牛乳と乳製品を多用することや、野菜が主体のシンプルな料理が多いこと(豆料理など)」が挙げられます。

インドといえばカレーを思い浮かべる人も多いかと思いますが、他にどんな料理があるのでしょうか?

少しご紹介いたします。

インド料理

  • カレー:様々な種類のルーがある。バターチキンやカライ、バンダルーなど
  • ビリヤニ:インド風焼き飯
  • タンドリーチキン:ヨーグルトと香辛料に漬け込んだ鶏肉
  • サモサ:芋やグリーンピースなどを包んだパイ

韓国料理について

韓国料理

バンクーバーがあるB.C州(ブリティッシュコロンビア州)ではアジア系の移民が多く、韓国人の方もよく移民されています。

韓国料理は日本でも人気があり、チーズタッカルビ、トッポギなど若者を中心に流行していますよね。

韓国料理の特徴として「肉から魚介、野菜とその食材は多岐にわたり、ご飯、麺類も豊富。舌が悲鳴をあげるような激辛の鍋から二日酔いの時でも胃にやさしいマイルドなスープなど多種多様」と言われています。

韓国料理と聞くと辛いイメージが自然と湧くかと思いますが、苦手な人も食べられる料理もあるみたいですね!

韓国料理を少しご紹介致します。

韓国料理

  • チゲ:肉、魚介、野菜などを煮込んだ鍋料理
  • サムギョプサル:豚バラ肉を焼いて食べる韓国の焼肉
  • トッポギ:お餅をコチュジャンや香辛料を使って味付けしたもの
  • タッカルビ:焼肉料理の1つ。鶏肉と野菜を焼いたもの

先日、韓国人の友達に連れて行ってもらったバンクーバーのダウンダウンにあるレストランでタッカルビをいただきました。

彼曰く、「母国の味や雰囲気を感じる」と言っていたので、どうやら提供する料理のクオリティやお店の内装も本物に近いようでした。

お店によってはオーナーがその国の人だったりするので、こだわりを感じることが出来るお店もあります。ぜひ色々調べてみてください。

中華料理について

中華料理

カナダはアジア系の移民が多いですが、2015年のカナダ政府によるとカナダ全体で移民してきた人の出身国第3位は中国でした。

都市の中でもバンクーバーの人口の約3割ほどが中国出身なんだとか!

その影響からか、バンクーバーでは中華料理のレベルが他の都市と比べて高いと言われています。

2008年から始まったチャイニーズレストランを表彰する「Chinese Restaurant Awards」も開催されているほど人気があります。

そんな中華料理の特徴として「地域によって味付けも料理も大きく異なりますが、共通する特徴としては強い火力を用いる炒め物が多いこと」が挙げられます。

日本人の皆さんにとっても馴染深い料理だと思いますが、中華料理のメニューを少しご紹介致します。

中華料理

  • 麻婆豆腐:四川料理の1つ。挽肉やネギなどをスープで炒め、豆腐を加えたもの
  • 北京ダック:味付けしたアヒルを丸ごと焼き上げる代表的な料理
  • 小籠包:豚の挽肉と煮こごりを混ぜたものを皮で包んだもの
  • 青椒肉絲:お肉とピーマン、タケノコなどを混ぜ、ソースで味付けしたもの

このように移民国家ならではのカナダだからこそ、様々な国の料理を楽しむことができます。ぜひ、カナダに訪れた際は自分が今まで食べたことがない料理にトライしてみてください!

カナダで人気の料理・食べ物まとめ

レストランで料理を手にする人

カナダの名物や家庭料理、多民族国家のカナダだからこそ楽しめる多国籍の料理も今回はご紹介致しました。

カナダのグルメも滞在中にぜひ楽しんでみてください!

執筆者 執筆者
Anna

新卒で金融機関に就職、ウェブ担当者として、ホームページのリニューアル・運営を一任される。以来10年以上、SEO・ウェブマーケティングはもちろん、デザイン・コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で活躍。留学を機に、現在はカナダ在住4年目、ウェブサイトの改善・運営・SNS運用など、様々なプロジェクトに携わっています。

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