カナダで取れる英語資格

カナダで留学し、英語を勉強しようと思っている方は多いです。

でも、カナダでどんな英語の資格が取得できるのかったご存じでしょうか?

有名どころは「TOEIC」がありますが、ほかにはどんなものがあるのでしょうか?

留学の専門家が、カナダで取得できる英語の資格についてまとめました。

  TOEIC(トーイック)

まずは、日本では一番知られており、企業などでも推奨されている「TOEIC (Test Of English for International Communication)」です。

英語を母国語としていない人を対象に英語による実践的なコミュニケーション能力が評価されるテストとなります。

特に日本と韓国で、就職、転職の際に英語力のスコアとして推奨されるものですので、受験生は日本人と韓国人が多いです。

一般的にTOEICスコアと言われるのがTOEIC Listening & Reading Testで、テスト結果は合格・不合格ではなく、こちらのように表示されます。

TOEICの構成
リスニング 495点
リーディング 495点
合計 990点

こんな感じのスコアで5点刻みで表示されます。

「不合格」が存在しないからと言って、どんな点でもいいというわけではありません。

履歴書に記入できるのは500点以上で日系企業が求めるスコアは600~700点といわれています。

なお、バンクーバーの場合は、1〜2か月の通学でTOEICのスコアを100〜200点アップさせるような専門学校もありますので、帰国までに駆け込みも可能です。

 TOEFL iBT(トーフル・アイビーティー)

TOEICと同じく、英語を母国語としない国の人たちを対象に実施されているテスト「TOEFL iBT (Test of English as a Foreign Language)」。

TOEFL iBTは「使える」英語にフォーカスをしており、カナダやアメリカ等の英語圏への大学やカレッジへの進学を目指している方の入学や卒業の英語力の基準として用いられます。

そのため、アカデミックな内容となっております。

こちらも、合格、不合格がなく、以下のような構成です。

TOEFL iBTの構成
リーディング 30点
リスニング 30点
ライティング 30点
スピーキング 30点
合計 120点

スコアは受験日から2年間有効です。

 IELTS(アイエルツ)

IELTS (International English Language Testing System)」は、16歳以上を対象とした外国人向けの英語テストです。

海外の大学やカレッジへ進学を考えている方へは入学の英語条件となり、またカナダへ移住を考えている方への必要な英語力を証明するスコアともなっています。

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのテストを受験する必要があり、テスト結果に合格、不合格はなく、1.0から9.0のバンドスコアで示されます。

IELTSの構成
リーディング 9.0
リスニング 9.0
ライティング 9.0
スピーキング 9.0
総評価 9.0

スコアの有効期限は2年間です。

そして、IELTSには2つの種類があります。目的によって受けるものを選べます。

 General Module(ジェネラル・モジュール)

1つ目は「General Module(ジェネラル・モジュール)」。

こちらは移住や企業などへの就職を目的とした一般英語用向けのテストです。

ちなみに、カナダへ移民のためには7.5点以上であればポイントが高く換算されますよ。

 Academic Module(アカデミック・モジュール)

もう1つが、大学や専門学校への入学を希望されている方向けの「Academic Module(アカデミック・モジュール)」です。

5.0点以上が専門学校、6.0点以上が大学への入学基準ポイントとされています。

なお、「General Module(ジェネラル・モジュール)」と「Academic Module(アカデミック・モジュール)」は、リーディングとライティングのみ問題が違います。

 ケンブリッジ検定

「ケンブリッジ検定(Cambridge ESOL Examinations)」は、英語を母国語としない受験生を対象とした英語検定です。

英語検定としては最も長い歴史があり、英語の知識量を測る試験ではなく、英語の知識を使いこなす能力があるかを判断するものです。

そのため、文法力だけでは点数がとれないテストとなります。

また、ヨーロッパを中心に圧倒的な権威があり、世界中の企業・学校・政府等に認められている国際的な英語検定となっています。

この検定に合格していれば、大学・大学院入学・就職・昇格などを有利に進めることができます。

最近日本でも知名度は上がりつつあります。

ケンブリッジ英語検定試験の種類
【基礎レベル】
KET(Key English Test)
TOEICで約520点、TOEFLで約400点レベルPET(初級)の半分の語学力にあたるもので、
日常生活で必要な最も基礎的なコミュニケーション力を測定します。
【初級レベル】PET(Preliminary English Test) TOEICで約630点程度、簡単な日常会話に参加できるレベルの英語力があるかどうかを測定します。
【中級レベル】
FCE(First Certificate in English)
TOEICで約760点程度、最も受験者が多いレベルで、
中級レベルの英語能力を証明する試験として世界的に有名。中級英語を使って、仕事や留学を目指す人向けです。
【上級レベル】CAE(Certificate in Advanced English) TOEICで約870点程度、仕事で英語を駆使できる
上級レベルの英語力があるかどうかを測定。英語圏の多くの大学では、入学時に必要な英語力の証明としてCAEを採用しています。
【最上級レベル】CPE(Certificate of Proficiency in English) TOEICで約990点程度、ネイティブレベルの英語能力があるかどうかを測定。英語圏の大学で、入学時に必要な英語力の証明として採用しているほか、世界各国の各機関で認められています。

リスニング&グラマー・リーディング・ライティング・スピーキングの4科目から成り立っており、A~Eの5段階スコアで評価される。A、B、Cは合格、D、Eは不合格です。

※スコアの有効期限はなし。

※CAEとCPEの合格証明書があれば、英語圏への大学への入学を認められる場合がほとんどです。

 BULATS(ビジネス英語)

BULATS(ビジネス英語)」は、実際のビジネスシーンに必要な英語でのコミュニケーション能力を測定するテストです。

「英検」と同様に、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの言語技能すべてを評価することができます。

カナダではバンクーバーに唯一受講できる学校があります。

 TKT(英語教師用)

英語を母国語としない生徒に英語を教える能力を評価するテストが「TKT」です。

TKT対策を行うことで、英語を教える際に教師が知るべき主要分野を確認し、英語教育に関する基礎知識を増強し、英語教育に必要な英語の用法および英語教育/学習の背景と実践に関する基本的な考え方を身に付けることができます。

また、このテストは英語指導経験の有無などキャリアに関わらずどなたでも受験することができます。

資格は世界中の初等/中等教育/一般教育機関の英語教育資格として適用できます。

英語教師を目指す方々にも理想的な試験です。(受験のための英語力の目安はTOEIC550以上)

合格、不合格はありません。成績は、各モジュールの成績がBand 1〜Band 4で表されます。

 J-shine(日本での英語教師用)

J-shine」は日本の小学校英語指導者資格です。

民間資格で日本で子どもに英語を教えたい、英語教師になりたい人に向いている資格です。

ただ、実際に小学校で英語を教えるのは教員免許が必要で、あくまでもアシスタントとしてかかわる程度のことが多いようです。

なお、オフィシャルサイトに掲載している情報によると、合格者のほとんどは正社員採用はなく、無償ボランティアかアルバイト、臨時採用教員、非常勤講師などのようです。

 TESOL(英語教師用)

「TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)」は、英語が母国語ではない人々向けへの英語教授法の資格です。

「J-shine」が日本でしか使えない一方でこちらはある程度世界で通用します。

ただし、おなじTESOLといっても種類があるので、きちんとした資格を取得したい場合はTESOL CANADAが認可したプログラムを持つ学校で勉強したほうがいいでしょう。

まとめ

「どの英語資格が必要なのか?」の判断に困った時には、いつでもご相談くださいね。

専門家が分かりやすく説明いたしますので♪

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

LINE@ で
カナダ完全ガイド一覧に戻る