カナダ留学で知っておきたいのが、カナダのお金について。
カナダのコイン(硬貨)や紙幣には、どんな種類があり、なんと呼ばれているのでしょうか?また、現金はいつ・どんなタイミングで使うのでしょう?
今回は、そんなカナダのコイン・紙幣について、まとめて解説します!
カナダの硬貨・紙幣の種類と名称
それではまず、カナダのコイン・紙幣の種類と、それらの名称(読み方)をご紹介します。
カナダで使われる通貨の単位
カナダで使われる通貨の単位は、以下の二つです。
通貨の単位 | 記号 | 読み方 |
---|---|---|
Cent | ¢ | セント |
Dollar/Canadian dollar | $/C$/CAD | ドル(カナダドル) |
1カナダドル=100セントです。
セントは、日本の1円みたいなものだね!
なお、口語表現として、ドルのことをバック(buck)と呼ぶ人も多いです。
例えば、10 dollars = 10 bucksです。
同じように、$1,000 = Grand(グランド)と呼ばれることもあります。
バックと同じようにグランドも複数形になるよ!$3,000なら3 grands(スリー・グランズ)!
コイン
では、カナダで扱われるコイン(硬貨)を一つずつ見ていきましょう。
5セント:ニッケル
最初に、5セントです。
Nickel(ニッケル)とも呼ばれます。
10セント:ダイム
次は、10セントです。
Dime(ダイム)とも呼ばれます。
25セント:クウォーター
次は、25セントです。5、10セントより一回りくらい大きいサイズ。
Quater(クウォーター)とも呼ばれます。
1ドル:ルーニー
次は、1ドルです。こちらは、25セントよりもさらに一回りくらい大きいサイズです。
愛称はLoonie(ルーニー)です。
2ドル:トゥーニー
そしてコインの中で一番高額なのが、2ドル硬貨です。中央が金色でふちがシルバーなので、わかりやすいです。
Toonie(トゥーニー)と呼ばれています。
ちなみに、アメリカのコイン(USD)もカナダでは同じように扱われているよ!お釣りの中にアメリカのコインを発見することがあるかも?逆にアメリカではカナダドルは使えないことが多いから注意してね
1セント:ペニー
最後に1セントもご紹介します。こちらは製造コストや使いにくさなどの理由で、2013年に製造廃止となっています。
Penny(ペニー)という愛称で呼ばれていました。
紙幣
紙幣は、以下の5種類です。
- 5ドル札
- 10ドル札
- 20ドル札
- 50ドル札
- 100ドル札
この中でも、20ドル以下の小額紙幣が、持ち歩きに適しています。
ちなみに「紙幣」は英語でNote(ノート)と言うよ!
5ドル
まずは、5ドル。ブルーの紙幣です。
10ドル
次は10ドル。紫色の紙幣です。
20ドル
次は20ドル。緑色の紙幣です。
50ドル
普段の生活ではあまり出番のない50ドル。赤色の紙幣です。
100ドル
最後は100ドル。黄色っぽい紙幣です。
現金を使うタイミング
カナダはカード社会なので、現金を使うタイミングはほとんどありません。
しかし、例えば以下の場合は現金が必要です。
- 現金しか受け付けない個人商店での買い物(中華系の商店に多い)
- 大使館・領事館での手数料支払い(5セント、10セント、25セントは使用不可。参考:手数料)
- コインランドリーやゲーム機(25セントと1ドル硬貨を使うことが多い)
- チップを現金で支払う場合
- 家賃やデポジットを支払う場合(大家が支払いを現金のみとしていることがある)
現金の支払いで注意すること
繰り返しますが、カナダはカードでの支払いが一般的なため、100ドル札や50ドル札などの高額紙幣は、受け取り自体を拒否されることがあります。
実際、私も野外にあるフードトラックで20ドル札を使おうとしたら、お釣りがないからだめと言われました。
現金での支払いが必要な場合は、できるだけ小額の紙幣に分けて持ち歩きましょう。
防犯上もその方が安心です。
また、災害などの緊急時にも、少額の紙幣があると安心ですよ!