今回は、バンクーバーの人気レストランの中でも「Dinesty Dumpling House(ダイナシティーダンプリングハウス)」に行ってきました。
「Dinesty Dumpling House」は、カナダ・バンクーバーで有名な中国系カナダ人経営の中華レストランです。
お店の名前にもなっている「Dumpling/ダンプリング」とは「小麦粉を練った団子」という意味で、肉まんや餃子などの中華料理のことをさします。
それでは、実際のお店の様子や食事など、「Dinesty Dumpling House」を詳しくみていきましょう。
このページの目次
「Dinesty Dumpling House」の詳細情報
「Dinesty Dumpling House」は、レストラングループの1つで、カナダで4店舗も展開しています。
- Dinesty Dumpling House(Vancouver Robson/バンクーバー・ロブソン通り店)
- Dinesty Dumpling House(Burnaby Kingsway/バーナビー・キングスウェイ店)
- Dinesty Dumpling House(Richmond Gilbert/リッチモンド・ギルバート店)
- Dinesty Dumpling House(Richmond Continental/リッチモンド・コンチネンタル店)
今回私が紹介するのは、「Dinesty Dumpling House(リッチモンド・ギルバート店)」です。
店名 | Dinesty Dumpling House(Richmond Gilbert/リッチモンド・ギルバート店) |
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住所 | 150-5555 Gilbert Rd, Richmond, BC, Canada, V6X 0A4 |
電話 | (604) 278-7773 /(604)303-7772 |
予約 | 電話予約(日本語不可) ※12名以上の団体予約の場合は$50のデポジット料金がかかります |
営業時間 | 【毎日】(ランチ)11:00~14:15/(ディナー)17:00~20:45 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |
クレジットカード | 使用可能 |
喫煙状況 | 完全禁煙 (※ カナダの飲食店はすべて完全禁煙です) |
公式サイト | http://dinesty.ca |
「Dinesty Dumpling House」への行き方(アクセス)・地図
「Dinesty Dumpling House」は、バンクーバー国際空港があるリッチモンドというエリアにあります。
お店へは、スカイトレイン・カナダライン・リッチモンドブリッジハウス駅から徒歩15分です。
リッチモンドには、おいしいと評判の中華系レストランや日本食レストランなどが多く、バンクーバーのグルメエリアとして知られています。
その他にも、産地直送の旬な野菜が手ごろな価格で手に入るファーマーズマーケットや、ワイナリー、季節によっていちご狩りやひまわりフェスティバルなどのイベントも楽しめるエリアでもあります。
【おすすめ】駅からタクシーでのアクセス
「Dinesty Dumpling House」の最寄り駅は、カナダライン・リッチモンドブリッジハウス駅で、そこから徒歩15分です。
駅から歩くと少し遠いため、駅からタクシーを利用すれは5分程度でつくので便利ですよ。(料金は$5程度)
タクシーの運転手さんに「5555 Gilbert Road」と伝えてくださいね!
参考
英語で目的地の伝え方
カナダラインは、バンクーバー空港とダウンタウンを結ぶ路線で、バンクーバー・ダウンタウンから乗る際には行先が2つあるので、注意してください。
- バンクーバー国際空港行き(YVR Airport)
- リッチモンド・ブリッジハウス行き(Richmond-Brighouse)
「間違えてバンクーバー国際空港行きの電車に乗ってしまった……」という場合でもご安心ください。
途中のブリッジポート駅(Bridgeport)で一度降車し、リッチモンド・ブリッジハウス行きに乗り換えれば問題なしです。
「Dinesty Dumpling House」の混雑状況
「Dinesty Dumpling House」は、バンクーバーでも有名なお店なので、必ず予約が必要です。
予約無しの場合、混雑時は平均で20~30分ほど待ちになるそうです。
また、10分以上予約時間に遅れると、予約がキャンセルされてしまうので、余裕をもって来店しましょう。
「Dinesty Dumpling House」の外観
こちらが「Dinesty Dumpling House」の外観の様子です。
こちらの大きな看板が目印です。
「Dinesty Dumpling House」の駐車場
「Dinesty Dumpling House」には専用駐車場があります。
お店へは、「Dinesty」と書かれた案内に沿って向かいます。
階段をのぼって左手にお店はあります。
お酒を飲む方は、交通機関をご利用ください。
(日本と同じく、飲酒運転の罰則があります。)
「Dinesty Dumpling House」の入り口付近の様子
こちらが入り口付近の様子です。
お店のオープンが2018年なこともあり、とても新しくてキレイです。
混雑時には、大きくて柔らかいソファに座って待ちましょう!
エントランス付近には、ズラリと並ぶ肉まん自動販売機がありますので、お店の味をご家庭でも楽しむことができます。
肉まんから餡まんや餃子まで種類が豊富ですので、満員の場合の待ち時間などに、中をのぞいてみてはいかがでしょうか?
「Dinesty Dumpling House」の店内の様子
それでは、「Dinesty Dumpling House」の店内をみていきましょう。
受付
入り口左手に受付があります。
受付には常に1名くらいの方が立っており、笑顔で迎え入れてくれます。
予約をしている場合は、名前と予約時間を伝え、ソファー席かテーブル席の希望を伝えます。
ちなみに、中国系カナダ人経営のお店のため、受付やオーダーをとるサーバーは全て中国系の方でした。
内装
中華レストランというよりも、モダンでオシャレな内装です。
水槽もあったりします。
テーブルの様子
ダイナシティーのテーブルは2種類から選べます。
- オシャレなソファ席
- 回転テーブルのあるテーブル席
個室はありませんが、テーブルとテーブルの間は広い空間が広いので、他のお客様の会話などが全く気になりません。
どのテーブルも広いので、大人数でも少人数でも利用できますよ!
「Dinesty Dumpling House」のテーブル
「Dinesty Dumpling House」のテーブル席の様子です。
2人で来店したのですが、案内されたテーブルは6~7人用のだったので、ゆったりと座ることができました。
今回は回転テーブル席を選んだのですが、このテーブルは回転テーブルと普通のテーブルの二重構造になっていて、
テーブルの上には、コップ、お皿、お箸が置かれています。
「Dinesty Dumpling House」のお客様の層
「Dinesty Dumpling House」のお客様の層は、中国系の方から地元のカナダ人で、リーズナブルな価格設定なのでファミリー層からカップルまでお客様の層は様々です。
他のリッチモンドにある中華レストランと比べて、中国語で会話をしている方は少なく英語の方が良く聞こえました。
「Dinesty Dumpling House」のサービス
「Dinesty Dumpling House」のサービスについてお伝えします。
「Dinesty Dumpling House」ではテーブル専属のサーバーはいませんが、ホールに5人ほどサーバーがいるため、スムーズに注文が通ります。
その他にも、水が欲しい、ラー油が欲しいといった注文にも、笑顔でスピーディーにサービスしてくれましたよ!
同じサーバーでも、受付係や食事を運ぶ係といった役割が分けられているため、お客様を待たせないような仕組みが出来ているので、オーダー待ちなどのストレスなく滞在することができました。
「Dinesty Dumpling House」のメニュー
それでは、「Dinesty Restaurant」のメニューを紹介していきます!
COVID19の影響で、全てのメニューはオンラインで見ることができます。
テーブルにあるQRを読み取ってPDFファイルを開きます。
(レストラン公式HPのメニューと同じものです)
フードメニュー
「Dinesty Dumpling House」のフードメニューはこちらです。
「英語表記」と「中国語表記」のみですが、ほとんどのメニューに料理の写真があるのでとても分かりやすいです。
メニューの1ページ目には、看板メニューの小籠包(ショウロンポウ)がありますが、値段も1籠(8個入り)$8.50と、とてもお得です!
前菜から肉料理や海鮮料理、ご飯ものや麺ものまでフードメニューだけで14ページもあります。
メニューが多すぎて決められないってやつですね……。笑
辛いものが苦手な方は、すべての料理に辛さレベルの表記(唐辛子のマーク)があるので、こちらを確認しながらオーダーをすると安心です。
ドリンクメニュー
フードメニューと比べると種類は少なく感じましたが、ワイン(赤と白)・ビール・ソフトドリンクがあります。
ビールは一杯$6程度と、レストランの中ではリーズナブルな価格設定です。
デザートメニュー
デザートメニューは、全16品です。
定番の杏仁豆腐やあんまんなど種類が豊富です。
注文すると、デザートを持ってきてもらうタイミングを「食後か食事中」かを選ぶことが出来ます。
このサービスは、日本では当たり前ですが、カナダでは珍しいんですよね!
実際の飲み物
「Dinesty Dumpling House」では、まずお茶が運ばれてきます。
お茶の種類を聞き忘れたのですが、味は烏龍茶よりも少し甘く口当たりの良い味わいでした。(分かりづらいですかね!?笑)
もちろん、お茶以外にもお水も注文すればすぐに持ってきてくれるので、ご安心ください。
実際の料理
それでは実際に注文をした料理をみていきましょう。
Steamed Pork Soup Dumpling/小籠包($8.50)
早速、看板メニューの小籠包を注文しました。
今回は1籠を注文しましたが、2人でも十分な量です。
中のスープも味が濃すぎず、出汁がきいたしっかりとした味わいです。
食べる時には、ヤケドに注意してくださいね!
このようなソースをつけて食べます。
必ず食べて頂きたい一品です!
Stir Fried Shredded Beef & Green Onion with Soy Sauce/牛肉とネギの醤油炒め($14.95)
続いて、肉料理です。
「Dinesty Dumpling House」には、辛くない料理も多いので、辛いものが苦手な方にもおすすめです。
目印は、唐辛子のマークです。
野菜も沢山入っているので栄養のバランスも良く、味付けも濃すぎずないので食が進みます。
※今回は辛くないものを注文しましたが、辛いものも注文出来ます。
Stewed Pork in Brown Sauce & Steamed Buns Small/豚の角煮まん(小)($9.50)
続いて注文したのは豚の角煮まんです。
肉厚でジューシーな豚の角煮とチンゲン菜を、熱々で柔らかい饅頭で包んで頂きます。
今回は「スモールサイズ」を注文しましたが、2~3人でも十分な量です。
豚の角煮は、饅頭からはみ出る程大きく食べ応えがあります。
饅頭の生地が少し甘いので、角煮の醤油味と良く合いますね!
Fried rice with Shrimps, Vegitables & Hams/オリジナル炒飯($13.95)
続いて、サーバーの方、オススメの炒飯です。
パラパラチャーハンで味付けも濃すぎないため、ご飯ものですが軽く食べられるのでオススメです。
Shanghai Fried Noodles - Chiken/上海風焼きそば(鶏肉)($13.95)
続いて焼きそばです。
日本の焼そばにとても近くモチモチとした麺の食感。
他の料理と比べると味が濃かったので、2~3人でシェアしながら食べるのがよいかと思います!
Steamed Mashed Taro Buns-3pcs/芋饅頭($4.50)
最後にデザートの餡まんです。
熱々の籠に入って運ばれてきます。
フワフワの生地と甘すぎない餡が絶妙な組み合わせです。
※注文の際に、食後に持ってくるか他の料理と一緒に持ってくるかを聞いてくれます。
補足情報
料理が多すぎて食べきれない場合は、サーバーにお伝えすると、余った料理をボックスに入れてくれて、お持ちかえりする事が出来ます。
サーバーの方に"To go,please!"と伝えましょう。
接客を受けて感じた・「Dinesty Dumpling House」の職場環境
「Dinesty Dumpling House」は、スタッフ同士の会話は全て中国語で行われているため、中国語は必ず必要だと思いました。
他の中華レストランよりも、お客様の層は様々で英語を使う機会が多く英語もかなり上達する環境だと感じました。
さらに、スタッフ同士はどんなに忙しくても、冗談を言い合ったりコミュニケーションを良く取られていたりと、スタッフ同士の仲が良い印象を受けましたよ!
まとめ
今回は「Dinesty Dumpling House」の様子をお伝えしました。
是非「Dinesty Dumpling House」に足を運んでいただき、中華料理を楽しんでくださいね。