バンクーバーで1年間のワーキングホリデーを過ごしたRinkaさん(26歳)。
日本では栄養士として働き、カナダではマッサージセラピストとして現地のお客様と向き合う毎日を送っていました。
「日本で働いていた時は忙しくて、休めるのは休日だけでした。バンクーバーは自然に囲まれていて、仕事帰りにちらっと海に寄ったり。心身ともに癒される時間が多くありました」
充実した1年。それでも、頭の片隅にはずっと「帰国後」がありました。
「帰国後の就職は、ずっと頭にはありました。でも少し休みたい気持ちもあって、帰国3か月前に『帰国してから探そう』と決めたんです。一番こわかったのは、帰国して仕事を探さなければならないこと。ワーホリの1年が、仕事のブランク扱いになるんじゃないかという心配もありました」
周りの帰国予定の友人たちも、帰国後に決める人、カナダ在住中に決める人とさまざま。
正解が見えないまま、Rinkaさんは日本に戻りました。
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「すぐに就活するつもりはなかった」のに気づいたら進んでいた
帰国後、Rinkaさんは知人の紹介で弊社のサービス「キャリアUPコンパス」につながります。
ただ、本人は帰国後の就職にそこまで積極的ではありませんでした。
「正直、紹介してくれた人の手前、カウンセリングを入れた感じでした。すぐに就活をするつもりはなかったんです。相談する前のイメージも、『適当に職業を紹介されて決めて終わり』みたいな、業務連絡っぽいものだと思っていました。無料と聞いて、しっかりした職場を探してくれるのかも不安でした」
その空気を、カウンセリングの担当者は感じ取っていたようです。
「『とりあえず、なんとなく良さそうと思った企業に応募ボタンを押してみるといいよ。書類審査が通ったら、こっちで日程とか全部組むから』と言われて。
それから『面接は1週間の間にガッと詰め込んで短期決戦にしよう。2週間とか1ヶ月かけたら面倒になって、適当なところに決めそうだよね』とも。本当に人をのせるのが上手な方で、気づいたら就活が進んでいました」
「だらだらやると、適当な会社に決めてしまう」という、帰国者の心理を見越した短期集中プランが、Rinkaさんの就活活動の決め手となりました。
セラピストの1年を「営業事務としての強み」に翻訳する
職務経歴書は、以前使っていたものをベースに、修正点や改善案のフィードバックを受けながら仕上げていきました。
カナダでの1年は、こんな言葉に置き換えられました。
カナダでのワーキングホリデーでは、異文化環境の中でマッサージセラピストとして勤務し、新しい環境への適応力や対人コミュニケーション力の高さも大きな強みです。顧客対応を通じて培われた傾聴力や丁寧な応対姿勢は、社内外との連携が求められる事務職や営業支援業務においても十分に発揮できます。
Rinkaさんの職務経歴書より一部抜粋
「ブランク」を心配していた1年が、応募書類の中では次の仕事につながる経験として言語化されました。
面接前には「この企業の面接はこういう傾向があるから、質問もこういう感じだと思う」という企業別の対策も。
やりとりはすべてLINEで、返信の早さに助けられたといいます。
「もう無理だ」と思った適性検査忘れ
順調に見えた選考にも、つまずきはありました。
「面接までに終わらせないといけない適性検査を忘れてしまったんです。『もう無理だ、キャンセルしよう』と思って、そのことを担当の方に伝えました。そうしたら『リスケして、一番最後の面接にしよう』って調整してくれて」
その諦めかけた1社では、なんと選考に残りました。
結果として、Rinkaさんの就活は次のような数字で終わります。
| 応募 | 20〜30社(書類選考込み) |
|---|---|
| 書類選考通過 | 10〜15社 |
| 面接 | 8社 |
| 内定 | 3社 |
| 相談開始から内定まで | 1か月 |
「これがなかったら内定は取れていなかった、と思うものを一つ挙げるなら、担当エージェントの方です」
決め手は「離職率の低さ」。英語は、趣味の範囲でいい
3社の内定から選んだのは、離職率が低く、働きやすい環境の会社です。
現在は営業事務として新しいキャリアを歩んでいます。
もうひとつ、Rinkaさんの選択で印象的なのは、英語との距離感です。
検討していた別の転職エージェントは「英語を仕事で使う人向け」でしたが、最終的にこう決めました。
「私は、英語は趣味の範囲で使っていきたいと決めました」
カナダで過ごした1年を、必ずしも「英語を活かす仕事」につなげる必要はない。
自分の望む働き方を軸に選んだ転職でした。
これから帰国する人へ
内定の連絡を受けたのは帰国後、家でゆっくりしていたときだったそうです。「安心しました」とRinkaさんは振り返ります。
「帰国してすぐ始めるつもりはなかった」という就活が、1か月で終わった秘訣はなんだったのでしょうか?
それは、帰国して時間が経ってしまい「めんどうくさくなる前に」を知り尽くした短期終活プラン、そしてつまずいた時に選考をつなぎ直してくれる伴走があったからでした。
Rinkaさんのように、留学・ワーホリの経験を帰国後の転職につなげたい方は「帰国後の転職サポート」をご覧ください。
渡航前・滞在中からのご相談で、帰国後の空白期間を最小化する設計ができます。





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