カレッジ|ビジネスコースってこんな感じ―VIC Career Campus

カナダのカレッジVIC Career Campus(ブイアイシー)授業の様子を写真とともにお伝えします!

人気のグローバルビジネスコース(プログラム)に潜入してきましたよ!

  • どの学校が自分に合っているのか
  • 実際の授業はどんな様子なのか

みなさんの学校選びの参考にしてください!

VIC Career Campusってどんな学校?

今回、体験授業に参加した学校は「VIC Career Campus(ブイアイシーキャリアキャンパス)」です。

一般英語を学ぶSSLC(Sprott Shaw Language College)(姉妹校)と同じ校舎で語学学校(ESL)とカレッジの授業を行っています。

SSLCのアクティビティに参加することも可能ですよ!

VIC外観

キャリアアップの為の学校なので、クラスの後働きやすいような時間割になっています。
実際にほとんどの生徒が学業と仕事を両立させているそうですよ!

月曜日-金曜日8:00-14:00

学んだことをすぐに仕事の場で実践できるようになっています。
また、カナダの職場で実際に経験したことをクラスメイトと共有できるので視野も広がりますね!

『コープ留学』徹底解説:CO-OP先?収入は?コープの知りたいにお答えします!(SSLC YouTubeサイト)

もっと詳しい学校の情報は下記をご覧ください。

VIC Career Campus(ブイアイシー)のビジネスコースとは

コロナ対策

VIC Career Campus で今回体験してきたのはこちらの2つのプログラム

今回はこの中の「グローバルビジネス」プログラムについてお伝えします!

参加プログラムグローバルビジネスCo-opディプロマ
(Advanced Global Business Expertise Co-op Diploma)
プログラム期間授業6か月+Co-op 6か月=計12か月
(入学日:毎月1回)
コープ(インターン)先金融、オフィスワーク、旅行、アパレル、小売店、サービス業など
参加クラス広報戦略(Public Relations Strategies)
授業形式対面形式
体験した日2021年10月12日(火) 8:00-10:00

参加したプログラム:グローバルビジネス

このプログラムでは、マネジメント、マーケティング、会計、法律など、ビジネスに必要なスキルを総合的に学ぶことができます。

なお、今回はクラス前半のみ体験させていただきました。全体では8:00-14:00(4時間)のクラスです。

参加したコース:広報戦略

まず、グローバルビジネスプログラムで受講できるのはこちらの6コースです。各コースを4週間で学んでいきます。

  • 1 Human Resource Strategies
  • 2 Public Relations Strategies
  • 3 Legal Administration
  • 4 Cost Control Strategies
  • 5 Global Marketing Strategies
  • 6 Business Economics

この中で今回受講したのは「広報戦略(Public Relations Strategies)」クラス。

  • マネジメント環境のコミュニケーションスキル、履歴書、面接
  • ビジネスレポート ライティング、企画書、メモ、Email
  • ビジネス上のスピーチ、プレゼンテーション、メッセージ

などついて学びます。

日本とカナダでは重視されることや文章構成も変わってきます。
例えば、ビジネスメール1つ取っても日本では丁寧な文面が好まれますよね。ですが、カナダでは端的なものが好まれます

シンプルで合理的なものが好まれる北米の文化が表れていますね。

履歴書や面接の練習など、カナダでの仕事探しに役立つはずです。

人数と国籍バランス

私が参加したクラスの人数と国籍バランスは下記で、全員で13人でした。

  • 日本人:8人
  • その他アジア系の方:2人(韓国・フィリピン)
  • その他の地域の方:3人(南米)

今回のクラスでは日本人比率が高めでした。ですが、時期やクラスによって全然違うとのことです。

注意事項

国籍比率や年齢層などは時期によって変動します。人数の変動や国籍の偏りなど、学校のパンフレットなどの情報と異なる場合があるのでご了承ください。

また、写真や授業スケジュールなどは記事作成時のもので、変更になる可能性もございます。

グローバルビジネスの授業の流れ

今回VICで体験したクラスでは、レクチャー(大学の講義のように先生の講義を聞く形)の後グループワークという流れでした。

授業の内容や進行

今回受けた授業は「パネルインタビュー」を通してビジネスコミュニケーションを学ぶ内容でした。

「パネルインタビュー」とは、1人の候補者に対して複数の面接官が同時に面接をする選考手法です。

北米の企業(特に大きな企業)ではよくある面接体系のひとつ。日本でも外資系企業の採用でよく見られます

授業の最初に1時間ほど講義があります。そこでは、面接をする・受ける際の注意点や役割を確認します。

その間、先生が度々質問を生徒全員に問いかける場面がありました。1人1人の意見を聞き、理解を深めてくれました。

パソコンを持っている学生もいて、講義中にわからないことがあったらすぐ調べたり、その場で先生に質問もしていましたよ。

模擬面接

その後は、5~6人のグループに分かれてのグループワークです。
それぞれのグループで面接官と候補者を決めて模擬面接を30分ほどしました。

生徒は、面接を受ける側だけでなく、面接官の役も担当します。

そうすることで、面接官が何を求めているのか、どうしたらいい印象が残せるか、考える視点が身に付きます。

今後就職活動をする際非常に役立ちそうです。
他の生徒の意見や回答も勉強になりますし、何より自信が付きますね。

パネルインタビューでは、複数の面接官の注目を一身に浴びるのでより緊張します。
逆に言えば、この練習の後は、1対1の面接が楽に感じるのではないでしょうか。

このコースでは、プレゼンやデモンストレーションを通してスキルを身に着けることに重点を置いています。短期間でより実践的な力が身につく印象でした。

VIC Career Campus(ブイアイシー)の宿題・テスト

コースによっては、第2週目と4週目にプレゼンテーションの課題が出ます。

また、毎週金曜日には確認テストがあります。そしてコースの最終週の金曜日には期末試験が控えています。

宿題は無いようですが、放課後はプレゼンテーションの準備やテスト勉強に充てる形になると思います。

VIC Career Campus(ブイアイシー)の講師・スタッフ

先生は、授業後にも生徒からの質問を聞いて、丁寧に対応してくれました。
もし授業中わからないことがあったら、積極的に質問をするといいです。

学校生活の面でも、フロントデスクのスタッフとマネジャーがいつも常駐しています。困ったことがあればすぐ相談することができますよ。

さらに、Co-op(有給インターン)に向けたサポートも充実しています。レジュメのチェックや面接練習などもしてくれますよ。

カレッジ進学前に準備すべきこと

今回、直接先生に話しを伺うことができ、これからVICのビジネスクラスを受講するにあたって必要な準備等を聞くことができました!

英語のレベルとしてはhigh intermediate (上級)以上のスピーキングとライティング、英文レジュメの書き方練習が必要です。

そして、機会があれば仕事の経験を積むことが大事だとおっしゃっていました。

それに加え、日頃からニュースの記事を読んだり、BBCやCBCなどニュース番組を見ることもオススメだそうですよ。

まとめ

今回は、「VIC Career Campus(ブイアイシーキャリアキャンパス)」という学校のグローバルビジネスプログラムの授業を体験しました。

同じ「ビジネス系」でも、それぞれの学校によってテキストや授業の進め方など異なります。テストの頻度や宿題の量だって違いますよね。
ぜひ、みなさんの学校・プログラム選びの参考にしてみてくださいね!

学校公式サイト(ページは全て英語です)

執筆者 執筆者
Anna

新卒で金融機関に就職、ウェブ担当者として、ホームページのリニューアル・運営を一任される。以来10年以上、SEO・ウェブマーケティングはもちろん、デザイン・コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で活躍。留学を機に、現在はカナダ在住4年目、ウェブサイトの改善・運営・SNS運用など、様々なプロジェクトに携わっています。

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