
弊社のサポートをすでに受けていらっしゃる方に守っていただきたいことをまとめました。
カナダ留学を成功させるためのカギとも言える内容になっているので、ご一読お願いいたします。
このページの目次
スタッフへの「ほう・れん・そう」をお願いします!
最初にお願いしたいことは、皆さまからスタッフへの
ほう・れん・そうです。
「ほう・れん・そう」とは?
「ほう・れん・そう」という言葉は人によっては聞き慣れないかもしれませんが、こちらの3つの言葉をまとめた言葉です。
ほう・れん・そうとは?
- ほう …… 報告する
- れん …… 連絡する
- そう …… 相談する
実は、企業で雇われてお仕事をされている人にとっては基本中の基本で、これがなくては成り立ちません。

そ……そうなのっ?!
仕事で「ほう・れん・そう」が抜けたことで失敗すると、きつく怒られます。
なぜなら、きちんと報告・連絡・相談ができていれば、その失敗は防げた可能性が高いからです。

つまり、勝手なことを勝手にして失敗を招いたことになるからですね。
「ほう・れん・そう」の欠如により起こったトラブル例
お仕事をされるときと同じで、
弊社スタッフへの「ほう・れん・そう」も徹底的にお願いします。
特に渡航前、渡航直後はスタッフに状況を細かくお伝えいただくことがスムーズな留学生活スタートに欠かせません。
実は、「カナダ渡航の計画に悪い影響がでてしまうトラブル」の原因でもっとも多いのが、ほう・れん・そうが徹底されていないことです。
たとえば、こちらのようなトラブルが実際に起こったことがあります。
「ほう・れん・そう」が足りなかった例 | 結果として呼び込んだトラブル |
---|---|
渡航日が明日に迫っているのに、航空券の情報を弊社に送っていない | 送迎や滞在先が確定できなかった |
相談なくご自身でいきなり渡航日を決め、航空券を購入 | その後、ホームステイ先などが確保できずトラブルに |
「渡航に必要な情報」を弊社に送ってくれない | 情報不足で渡航日がずれてしまった |
連絡先の情報が変わったのに弊社に連絡してくれない | 連絡がつかないため、ビザや航空券の情報を更新できず渡航できなかった |

これは気をつけないとヤバいなぁ……
これらのトラブルは、「ほう・れん・そう」があれば、99%回避できたものばかりです。
現在は「コロナ禍」であるという認識を持つ
また、現在は「コロナ禍」であることも忘れてはなりません。
コロナの影響で入国後のルールも違うため、「ほう・れん・そう」の欠如が次のようなトラブルが呼び込んだことがあります。
「ほう・れん・そう」が足りなかった例 | 結果として呼び込んだトラブル |
---|---|
相談なく隔離ホテルを予約した | 予約先を間違えていたため、チェックインできなかった |
入国後の空港で行った「PCR検査の結果」が3日目になっても送られてこないが放置(弊社に連絡せず) | しばらくホテルから出られなかった |
隔離10日目に行う「検査キット」が予定通り回収されていないが放置 | 隔離期間がムダに延長してしまった |
検査キットの結果が隔離が終わる14日以内に届かなかったが放置 | 隔離期間がムダに延長してしまった |
どれもホテルのキャンセル料や宿泊料、本来不要だったはずのホームステイ代が追加でかかってしまいます。
しかも、この場合の追加費用を支払うのは生徒さまご自身です。
繰り返しになりますが、「ほう・れん・そう」ができていれば、これらのトラブルは回避、もしくは軽減されていました。
皆さまが余計な費用を支払わなくてもよいためにも、スタッフとの連絡は怠らないようにぜひお気をつけください。
「ほう・れん・そう」を徹底していればトラブルの確率はグッと減る
もちろん、スタッフもこのようなトラブルが発生しないよう事前に注意事項をお送りしております。
生徒さまからの連絡があれば、いつでも対処できるように心がけていますが、連絡がなければなにもできません。







そもそもですが、「トラブルに巻き込まれている」ということすら、連絡なしにはまったく伝わらないのです。
「ほう・れん・そう」がないと、どこのタイミングで問題が発生したのかも特定できず、問題を解決する方法も見つけにくくなります。
些細なことでもかまいません。留学関連で何か動きがありましたら速やかにご連絡いただけると幸いです。

わかった!「報告」「連絡」「相談」は徹底するね!
コロナ禍の「ホームステイ受け入れ先探し」は困難であることを認識
カナダ入国後には、14日間の「自己隔離」が義務づけられています。
※ この規制は現在なくなりました。 以下の文章は過去にあった規制の参考情報です。
そのため、大勢の生徒さまは「ホームステイ先」で隔離をしなければなりませんが、これが非常に難しいのです。
【ホームステイ側の本音】隔離中の生徒を受け入れたくない!
なぜ、現在「ホームステイ先」を探すのが困難なのかというと、ホームステイ先が嫌がるからです。
逆の立場になって考えるとわかりやすいでしょう。
「コロナウイルスに感染しているかもしれない人」を積極的に泊まらせたいと思いますか?

たしかに私だったらイヤかも?!
つまり、ホームステイ受け入れ側としては「2週間隔離」の生徒さまをできるだけ受け付けたくないというのが本音なのです。
一般の生徒よりもホームステイ先に負担が増える
さらに、隔離中の生徒を受け入れる側には一般の生徒に比べ負担が多くなります。
隔離中の生徒を受け入れるホストファミリーには、このような「責任」が生じるのです
ホストファミリーの責任
- 生徒の食事を一日三食準備し、部屋まで届ける
- 食べ終わった食事や食器を片付ける
- オフィサーが訪問した際の対応
- トイレやお風呂などの時間が生徒と被らないように配慮
- 生徒と対面ではなく、毎回テキストでのやりとり
- 衛生管理の徹底
- 家族全員の理解と協力
- 生徒が退居したあとの掃除
実際に、弊社が提携しているホームステイ先は86件ありますが、その中で隔離中の生徒を受け入れてくれるホストはわずか7件です。
つまり、コロナ禍で隔離が必要な生徒さまを受け入れてくれるホームステイ先は極めて少ないのが現状です。
それに比べ、カナダに入国する生徒さまの数は今後も増えていくでしょう。

はやくコロナが収束してほしい!
この「少ない受け入れ先」にうまく配置することは非常に困難なのです。
隔離のために居住地の移動が必要
さらに現在、入国後に「カナダ政府指定の隔離ホテル」でも滞在しなければなりません。
まとめると、入国後には次のような「居住地の移動」が求められています。
入国後の滞在先例
- カナダ政府指定の隔離ホテル(3日間)
- 隔離用ホームステイ(11日間)
- 通常のホームステイ(4週間)







コロナ禍の留学する場合、入国後に複数回滞在先を移動していただかなくてはならないのはこのためですね……。
「ひとつの予定変更」が「すべての変更」につながる
上記でご紹介した例のように、コロナ禍に入国した生徒さまは入国後短い間隔での移動が必要になる場合があります。
そのため、滞在先のスケジュールをうまく調整しなければなりません。
1日でも予定が変わると、その後のスケジュールがすべて調整し直しになります。
予定変更例
渡航日が1日延期になる
↓
海外保険の契約内容を変更
↓
出国前PCR検査期限切れになる場合は「検査」のし直し
↓
到着後の空港PCR検査予約の変更
↓
ArriveCAN(カナダのコロナアプリ)の内容を変更
↓
隔離ホテルのチェックイン/チェックアウト予定を変更
↓
隔離用ホームステイ先に予定通り入れない
↓
隔離用ホームステイを退居日が遅れる
↓
次のホームステイ先に引っ越しする日がずれる
↓
次に隔離用ホームステイ先に入るはずだった別の生徒さまが入居できない
↓
隔離中の生徒さまを受け入れているホームステイ先は少ないので、その生徒さまの滞在先が見つからない
このように、「たった1日の予定変更」がその後すべての工程に影響が出ます。
さらには、直後に入居するはずだった別の生徒さまにも迷惑をかけてしまうこともあるのです。

ええー! ほかの人の迷惑になるのはぜったいに避けたい!
このように、コロナ禍のホームステイ先(滞在先)確保は非常に厳しいスケジュールの中で調整されていることをご理解いただけると幸いです。
【補足】6週間のホームステイは割高?
コロナ禍のホームステイ滞在は【隔離用の2週間】+【通常用の4週間】で合計6週間となります。
スタッフからの「質問」には必ずすべてお答えください
トラブルを未然に防ぐために、スタッフからの質問にはすべて、漏れなくお答えください。
お送りする「資料」は必ず読む
また、お送りする資料は必ずお読みください。
スタッフと生徒さまのやりとりは基本的に LINEを通して行っております。
そのため、弊社スタッフからたくさんの資料や質問が送られ、だんだん飽きてきてしまう方もいらっしゃることでしょう。
「また連絡きた、面倒くださいな……」「この資料長いし読みたくないな…」と感じ、注意事項を読まずに放置される方もいます。







わたしたちは皆さまにとって必要な情報しかお送りしておりません!
何かを売りつけるための広告や、楽しむためのエンターテイメントを送っているわけではないのです。
生徒さまの留学を「スムーズに進めるための重要な資料」や、「必要な質問」をお送りいたしております。
「読まなくてもいいや」「答えなくてもいいや」と安易に判断せず、今後の「円滑な留学生活」を送るためにもぜひご協力ください。

自分に必要なことだもんね! ぜんぶ読んでちゃんと返事します!
【重要】カナダ留学コンパスではスタッフを大切にしています
カナダ留学コンパスではみなさまからのお問い合わせにはできる限り迅速に対応できるよう、日々努力しております。
しかし、弊社は従業員(スタッフ)のライフワークバランスも尊重しており、営業時間外の対応は一切しない方針であります。

え?! めちゃくちゃステキじゃん!
もちろん「非常事態」であればまっ先に対応させていただきますが、緊急性のないものについては営業時間内に対応しております。
ごくまれにスタッフの対応が遅いとお叱りを受けることがありますが、ほとんどの場合は営業時間外や週末をはさんだ影響でご返信が遅くなったパターンです。
営業時間外や週末にいただいたご質問は基本的に次の営業時間になりましたら速やかにご返答いたしますので、ご安心ください。
このように、弊社は生徒さまのサポートはもちろんのこと、オフィスで働くスタッフも大切にしていることをぜひご理解いただきたいと思います。
【参考】弊社はコロナ禍のカナダ渡航者数でナンバー1です
ここまでご紹介いたしました通り、コロナ禍の留学サポートは通常期と比べ非常に複雑な工程が増えています。
それでも、カナダ留学コンパスではできるだけ皆さまの目標を叶えるお手伝いをしたいという強い想いから、コロナ禍でもたくさんの生徒さまの渡航を成功させてきました。
その数は留学エージェントの中でもっとも多いのです。
下記の表は、これまでに実際にカナダに到着した生徒さまの人数と、学生ビザが承認された数です。
カナダ到着者数 | 学生ビザ承認数 | |
---|---|---|
2020年1月 | 15人 | 24人 |
2020年2月 | 35人 | 22人 |
▲ここからコロナの入国規制▲ | - | - |
2020年3月 | 6人 | 21人 |
2020年4月 | 4人 | 0人(ビザ承認停止) |
2020年5月 | 0人 | 0人 |
2020年6月 | 2人 | 0人 |
2020年7月 | 11人 | 0人 |
2020年8月 | 5人 | 0人 |
2020年9月 | 7人 | 0人 |
2020年10月 | 11人 | 15人(ビザ承認再開) |
2020年11月 | 8人 | 34人 |
2020年12月 | 12人 | 92人 |
2021年1月 | 22人 | 41人 |
2021年2月 | 29人 | 38人 |
2021年3月 | 45人 | 31人 |
2021年4月 | 55人 | 38人 |
2021年5月 | 34人 | 32人 |
2021年6月 | 31人 | 19人 |
2021年7月 | 17人 | 11人 |
2021年8月 | 22人 | 24人 |
2021年9月 | 101人 | 97人 |
2021年10月 | 76人 | 74人(ワーホリ4人) |
2021年11月 | 34人 | 46人(ワーホリ2人) |
2021年12月 | 24人 | 68人 |
2022年1月 | 29人(ワーホリ1人) | 58人 |
2022年2月 | 50人(ワーホリ1人) | 50人(ワーホリ3人) |
2022年3月 | 74人 | 43人(ワーホリ7人) |
2022年4月 | 68人 | 58人 |
2022年5月 | 48人 | 40人(ワーホリ4人) |
2022年6月 | 23人 | 23人(ワーホリ6人) |
2022年7月 | 23人 | 41人(ワーホリ11人) |
2022年8月 | 39人 | 26人(ワーホリ14人) |
2022年9月 | 80人 | 16人(ワーホリ5人) |
2022年10月 | 41人 | 20人(ワーホリ4人) |
2022年11月 | 21人 | 30人(ワーホリ1人) |
2022年12月 | 27人 | 23人 |
2023年1月 | 32人 | 37人(ワーホリ6人) |
2023年2月 | 36人 | 29人(ワーホリ10人) |
2023年3月 | 86人 | 35人(ワーホリ16人) |
2023年4月 | 66人 | 26人(ワーホリ2人) |
2023年5月(5/28時点) | 32人 | 38人(ワーホリ22人) |
合計(2020年3月以降) | 渡航者:1,318人 | ビザ承認:1,258人 |
コロナ禍での生徒受け付けはエージェントにとってリスクでもあるので、他社で断られたという経験のある方もいらっしゃいます。
カナダ留学コンパスでは、コロナの中でも生徒さまのご希望があれば全力でご渡航を応援いたします。
弊社にとっても、カナダに無事入国した生徒さまから入国時の様子を詳しくお聞きすることで常に「生」の最新情報が入るというメリットもあります。
「生」の情報はメディアにも公式情報にも載っていません。
その実体験をもとにした最新情報を使い、次の生徒さまの渡航を正確にお手伝いする。
コロナ禍でも多数の生徒さまの渡航をお手伝いすることで、このような好循環が生まれています。
【最重要】自分のことは自分で責任を取る意識を持つ
最後に、大切なことをお話しします。
わたしたちの経営理念は、留学エージェントとして皆さまの留学生活をできるだけ有意義なものにし、留学を成功させることです。







できるだけスムーズに、充実した留学生活を送っていただきたいと心から願っています。
我々が「過保護」であってはならない理由
ただ、だからと言って留学中すべての身の回りのお世話をする保護者の役割は担いません。
たとえば、小学生の保護者なら毎朝子どもにこんなことを細かくチェックすることでしょう。
- 水筒持った?
- 提出するプリントは持った?
- 宿題は忘れてない?
こんな「過保護なサポート」をしているとどうなるでしょうか?
せっかく「自分の生きる力」を養える留学なのに、けっきょくはなにも得られずに日本に帰ってしまうことになるでしょう。
海外では強く・責任を持って生きる!
皆さまはこれから留学生になります。
慣れない海外で強く、責任を持って生きていかなければなりません。
厳しく聞こえるかもしれませんが、情報やチェックが送られてくるのを待つのではダメです。与えられるエサを待つヒナではダメなのです。

ぎくっ! 正論すぎて反論できません!
ご自身で積極的に情報を取りに行き、ご自身で現状を把握する。
そして、最終的には「自分ですべての責任を取る」という緊張感を持ってください。







もちろん、いざというときにはスタッフが万全の体制でサポートいたします!
ぜひこの「サポートのある期間」を自立した人として生きる練習期間ととらえてみてください。
きっと、将来の成長へのつながるはずです。
まとめ
2020年の春にコロナパンデミックが広がり、世界中の留学生に影響が出ました。
カナダ留学コンパスではコロナ禍でも皆さまが安心・安全にカナダ留学を実現できるよう尽くしております。
コロナ禍での渡航について直前まで不安に感じていた方もいらっしゃるでしょう。
この時期に留学実現に向けて準備が始められたのは生徒さまひとりひとりの並みならぬ努力があったからこそです。
そして、その舞台裏には弊社スタッフの「日々の奮闘」もありますことも、知っていただけるとうれしいです。
カナダ留学コンパスでは、今後も皆さまの留学成功に向け一生懸命取り組んでいきます。