TOEIC対策のプロ モモセ直子 先生について

書籍とモモセ先生
監修者 監修者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

カナダ留学コンパスのコーチングでは、TOEICの書籍2冊を発刊されているモモセ直子先生から直接教えていただけます。

モモセ先生がどんな人なのか、その人柄が伝わるようにインタビューしました。

 

── ご出身はどちらですか?

モモセ先生:
神奈川県逗子市(鎌倉の隣の市)です。

 

── 子ども時代はどんな性格でしたか?

モモセ先生:
自宅から海まで歩いて5分だったので、毎日海で遊んでいました。

木登り、水たまりにつかる、田んぼでカエルをつかまえる……などアウトドア派でした。

なので自宅の記憶がありません(笑)。

 

── 学生時代から英語は好きでしたか?

モモセ先生:
嫌いではなかったのですが、苦手でした。

じつは英語よりも理系科目の方が好きだったんです!

 

── そうなんですか? でも英語の点数はよかったのでは?

モモセ先生:
今から考えると信じられないですが、高校2年まで英語は追試の常連でしたね……。

 

── 信じられないです!

モモセ先生:
ですよね(笑)。

追試もパスできず、その当時の英語の先生から文法書をノートに写したら点数をあげると言われました。

つまり、落第からの救済ですね(笑)。

今思うと、英語よりもほかの教科の勉強に力を入れていて、ほとんど勉強せずに行っていたのが原因ですけど。

先生に言われたとおり、ひたすら文法書(チャート式総合英語)を写して提出してを繰り返していました。

けっきょく、1冊すべてを書き写す羽目になりましたよ。

 

── 1冊をまる写しですか? それはすごいですね!

モモセ先生:
はい。けっこう大変だった記憶があります。

英語は苦手だったのですが、興味はありましたね。

とくに高校3年生のときに読んだアメリカ人の小説に感動し、その作家の翻訳されていないものを読みたいがために、英語の勉強を真剣にはじめました。

話すモモセ先生

 

── 英語で小説を読みはじめたんですか!

モモセ先生:
はい。

あ、でも「真剣に勉強をはじめた」と言っても、もう1冊の「べつの文法書」をノートに写して満足していただけですが。

 

── すごい! 2冊の文法書を丸写ししたのですか!

モモセ先生:
そうですね。2冊もやりましたね(笑)。

自分の苦手な文法項目から始まる「MY文法書」みたいなものができたのはよかったです。

自分がわかりやすい順番に書いていて、たとえばふつうだと「名詞」から始まりますが、そういう順番は完全無視で、自分がわかりやすいように書きましたね。

この経験から「英語の勉強はこっちからやったほうがいいのにな」というのが気づきました。

人によって勉強する順番を変えると理解度が変わってくることも。

 

── その後、大学では何を学んでいましたか?

モモセ先生:
大学での専攻は「英語学」でした。

じつは、文法書を2冊丸写ししてから苦手教科から得意科目に変貌したんです。3年の夏ごろからですね。

勉強していくうちに「日本語になくて英語にはある表現」などに興味をもつようになって英語をもっと勉強したくなったんです。

モモセ先生とネコ

その後、英語だけでなく「言語学」に興味をもち、他の大学の講義に潜って(授業をうけていいか承諾をもらっていました)勉強をしました。

そういえば、アルバイトも家庭教師、塾で教えたり、河合塾や駿台の模試の採点をしていましたね。

 

── 大学を出てからどんな仕事をしていましたか?

モモセ先生:
大学を出てからは、1年半大学院で「言語学」を勉強しました。

その後、日本で12年間、中学校、高校で英語教師をしていました。

カナダでの先生歴と合計すると25年以上も先生をしているということになりますね。

 

── 海外に興味を持ったのはなにがきっかけですか?

モモセ先生:
高校の時にテニス部の朝練に行く前にラジオを聞いていたんです。

そのラジオから流れてくる英語の音がかっこよかったことで、気がつけば「海外」にも興味をもつようになりましたね。

 

── 現在カナダに住んでいるということは夢がかなったということですね。

モモセ先生:
でも、小説やテレビで舞台となった場所に実際行ってみたいという夢もあるんです!

一番行って見たいのは「ハイジ」の舞台であると言われるスイスなのですが、一度も行ったことがありません。5年後を目標にします。

 

── カナダに来た当初はなにをしていましたか?

モモセ先生:
もともとは、夫の転勤でカナダに来たのですが、すぐに日本語学校の教師の仕事に就け1年ほど教えていました。

その後、バンクーバーを拠点としたTOEIC専門学校「99 Institute」で英文法を教えはじめました。

この学校では13年間、3,000名以上の生徒さんの点数アップの指導に当たって来ました。

 

── 「TOEICといえばモモセ先生」という評判になった学校ですね。

モモセ先生:
指導した生徒さんは「1か月の平均スコアアップ180点」という他校には類をみない数字を叩き出していました。

独自のカリキュラムを作成し、最新の傾向を常に研究し教材に取り込んできましたね。

 

── それがこの2冊の書籍ですね!

モモセ先生:
はい。おかげさまで書籍も好評で、ありがたいことです。

モモセ先生のしょせk

TOEICはテストですが、ベースになるのは英語力ですからね。

なので、日本人の生徒さんが英語を学ぶ上でおちいりやすい事柄、スランプの乗り越え方など、この13年間の現場でかけがえのない経験ができました。

 

── 英語を教えることで生徒さんにどうなってほしいですか?

モモセ先生:
英語が少しでも話せる、読める、聞ける、書けることで、今見ている世界と違う世界が広がっていることに気づいてほしいですね。

 

── 英語を勉強することで人生が変わるということですか?

モモセ先生:
はい。英語を勉強することで、外国に興味をもつようになります。

この1年間、10代後半から20代半ばの生徒さんと出会う機会が多かったのですが、「何がやりたいのかわからない」と自分を責める生徒さんが多いように思いました。

そんな生徒さんでも外国に実際に行けば、今までの枠にはなかった新しいことに出合います。

そのなかで興味をもつものができるはずです!

たとえば、生徒さんによってはスペイン語など別の言語に興味をもち、スペイン語を話す国へ行ってみたいという「自分のやりたいこと」がひとつ見えてきたりします。

今とは違う自分があることに気づき、さらに先に進んでみてほしいです。

 

── 最後に英語に対する熱意、今のお仕事に対する熱意をお願いします!

モモセ先生:
カナダに留学している生徒さんの英語の悩みと向き合っていると共感できることがたくさんあります。

  • ネイティブの先生に言いたいことが伝わらなかった
  • 授業で発言したことが違って解釈されてしまった
  • 授業のディスカッションのテーマについて(例:健康とは?)自分の意見を日本語でも言えない

悩みはいろいろありますが、同じ問題でも掘り下げてみるとその人によって改善すべき点がぜんぜん違っています。たとえばこちらのように。

  • 単語力が足りない?
  • 文法の基本ができていない?
  • 日本語にない発音がわかっていない?
  • ネイティブの言い回しと日本語で考えた自分の言い回しの違いがわかっていない?

そういう悩みの1つ1つをいっしょに考えていくことで、その生徒さんに合った「壁の乗り越え方」をいっしょに考えていきたいと思います。

英語で人生を変えましょう!

執筆者 執筆者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

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