【コープ(Co-op)体験談】不動産会社で役員秘書として働いています【Cornerstone】

カナダ留学 体験談 陶 竜熙 さん

学校に通われた期間:12ヶ月 (6ヶ月座学 + 6ヶ月就労)
ビザ:カナダにコープで渡航
留学先:Cornerstone College(CICCC)
プログラム:IBM – International Business Management

コープ(インターン)先企業:Prompton Real Estate Service (Concord Pacificの子会社)

こちらは コロナ禍でのカナダ留学の体験談となります。(カナダ留学の新型コロナウイルス最新情報はこちら)

留学の感想をお伺いしました。

Cornerstone College(CICCC)に入学された理由を教えてください

私の場合、学校への入学を考えた最も大きな理由は、“カナダ現地で働ける”環境を整えるためでした。

私は日本で大学生という境遇だったこともあり、カナダ渡航前にはWorking Holidayを使い1年間実際に就労する経験を獲得しようと考えて準備していました。

ですが結果的に、当時のコロナウイルスの蔓延状況や人生で一度きりというWorking Holidayの貴重さを考えて、Working Holiday Visaでの渡航は断念して学生ビザでより安全な渡航をするという決断をせざるを得ませんでした。

そんな中でカナダコンパスさんより選択肢として提示いただいたのが、学生ビザによって座学を行いながら並行して就労の経験を得る権利が持てる”Co-op Program”というもので、このプログラムを軸に学校を選んだ結果、現在のCICCC – Cornerstone Collegeというところに入学する運びとなりました。

この学校に決めた大きな理由としては、プログラムの幅広さ自由度の高さにあります。

私が受講したIBMというコースは会計学やマーケティング、またビジネスの現場のほぼ全てに通ずるビジネスコミュニケーションやセルフモチベーションなど実に幅広い分野を網羅しているコースになっています。

個人的に将来の目標となる職業などがなかったこと、そもそも英語力が心許なかったことから、私は学問的には浅く広い範囲で学ぶことができるIBMを受講することにしました。

それと同時に、この学校ではホスピタリティ関連やIT関連での専門的な分野に特化したコースも整備されており、またしっかりとした面談や手続きを行えば、現地でコースの変更や追加受講を受け入れてくれる環境が整っていました。

私は現地に来てから何か一つの分野にのめり込んだ際に、スムーズにその分野に打ち込める環境が優れていると感じたため、最終的にこのCICCCに入学する決断をしました。

実際の授業内容を教えてください

このCICCCでは様々なキャリアバックグラウンドを持っている方がインストラクターとして勤務しているため、まず前提として授業の進め方や細かな授業内容についてはそれぞれの先生によって大きく異なる場合が多かったです。

ですが大きな分野の内容は流れは統一されており、生活の事情でクラスを変える必要があっても対応できるようになっています。

私がいたIBMでは、Strategic Business, Business Communication, Accounting, Marketing Strategy, Entrepreneurship, Project Managementという6つの分野があり、それぞれ1ヶ月ずつ学んでいく形となっています。

それぞれの分野ではスライドに沿った知識を中心にして座学を行い、筆記課題と個人、グループそれぞれでのプレゼンテーションの結果をもとに評価が行われるというものになっていました。

私がいたクラスの特徴として挙げられることは、「ひたすら喋りまくる」というものでした。

最低限の知識を学んだあとは、コーヒーを片手に音楽をかけながら、そのトピックについて授業の最初から最後までひたすら議論し続けるということが多かったです。

いわゆる板書というものもほとんどなく、スライドなどから必要な知識を自分で理解してメモする程度、あとはひたすらクラスメイトとの議論を通じて理解を広げたり、コミュニケーション関連トピックでは対戦形式でスピーチコンテストなども行われるクラスでした。

もちろん自分から意見を発信したり行動をしていく必要があるため、楽しいことばかりではありませんでしたが、結果として英語力も含めて非常に力がついたと実感できる内容になっています。

勉強の中で良かったこと、大変だったことを教えてください。

良かったこと

学校での座学など、勉強を通して最も良かったことはビジネスの知識のインプットだけではなく自分の考えをまとめてアウトプット、またそこからブラッシュアップする訓練ができたことです。

先ほども書いたように、私のクラスは特に口頭での議論や発言がメインなこともあり、数秒単位で授業の流れが変化する環境でした。

そのため、それぞれの場面において自分の考えを瞬時にまとめてそれを発信、そしてクラスメイトとの意見と撚り合わせて一つの結論を導き出すという一連の流れを何千回、何万回と行う印象でした。

このことの何が良かったかというと、学校以外での生活で非常に役に立つということです。

一度学校の外に出て、アルバイトや仕事をしていると、日常会話とは比べ物にならないレベルで、理論的で素早い反応が求められます。

言語も文化も違う異国の中でそのような経験をするためには、単純な知識のみではなくその知識を足場にして自分自身の意見として他者に伝えていくという力が非常に強力で重要になっており、その練習が学校の中で思う存分できたことが一番良かったです。

大変だったこと

対して大変だったこととしては、私の場合間違いなく英語力経験値の少なさにあります。

まず英語力についてですが、私は渡航当初、英検3級も受からないほどの英語力で授業を受け始めました。

そのため最初の1ヶ月目は文字通り開いた口が塞がらない状態でただ授業を眺め続ける日々だったのを覚えています。

特に学校内では様々な国から生徒が来ているため、その分訛りも多く存在します。

最初の数週間はその複雑さに対応するだけで精一杯だったことを覚えています。

次に経験値についてです。
多くのCo-opプログラムは就労をしなければいけないため、一般的に母国でキャリアを積んだ20代後半以降の方達が主な層となっています。

もちろん年齢だけが全てではありませんが、私の場合はこの差がビジネスにおける経験値の差として大きく感じられついていくのに苦労した記憶があります。

まず何より言葉の重みが違います。
私が本やニュース、他の大人たちから伝え聞いた知識として持っているものを彼らは実際の経験として培っており、そのトピックに対する理解度も桁違いです。

ただ授業を聞くだけなら問題ないですが、それが一緒に議論をするとなると話は変わります。

議論についていくために、議論をしながらパソコン片手にそのトピックについてしこたま調べまくってついていっていました。

ですがその結果として、3ヶ月を過ぎる頃からは授業にも積極的に参加できるようになって、非常に楽しい生活を送ることができました。

インターン先の探し方を教えてください

私が主に使っていた手段は、求人サイトや各企業の求人ページから直接応募をしたりメールにて問い合わせをしたりする手法でした。

カナダでの仕事探しの文化としては直接履歴書を手渡しするDrop-Offという手法が有名かと思いますが、私は本当の意味で自分のコースの趣旨と合致するポジションでインターンをすることに拘っていたため、直接手渡す手法は使えませんでした。

具体的にはオフィスで働く、マーケティング・広報スタッフとして働くことが第一志望であり、そういったオフィスは基本的にアポイントなしで直接伺うことが難しい状況でした。

そのため、朝から晩まで求人情報と睨めっこを続けて自分の技能と合致する条件の求人にひたすら応募していくという毎日を繰り返していました。

ですが、みなさんもご存知の通り、ただのCo-opプログラム、そして大きな職務経験もない留学生がそのような職につくのは非常に難しく、まず送ったメールのほとんどは返ってきません

私の場合、応募をした二日後に電話で問い合わせるという2段階でアプライをしていたにもかかわらず、メールが返ってくるのは10%にも満たない状況でした。

数にすると、1週間のうち平日の5日間、朝から晩までパソコンの前に座り1日平均30件以上はアプライをし続けて採用をいただくまでに3ヶ月半を要しました。

合計の応募数で言うと2000件弱になるかと思いますが、その中で返信と面接の承諾が送られてきたのは10件にも満たない結果でした。

どんなに苦しい結果が続いても、諦めずに自分のやりたい職に向かってこだわることが、インターン先の探し方で最も大事なことだと感じています。

インターン先の仕事内容を教えてください

私は結果として、不動産会社での役員秘書という役職で働くことができています。

ただこちらの不動産業界の特徴から、役員とは言っても資格を持った不動産取引のプロフェッショナルに当たる方の元で主にマーケティングと事務関連の業務のサポートをしつつ、主に不動産業界について知見を深められるという環境です。

私が所属しているチームは主にバンクーバーのダウンタウンやウエストバンクーバーといった一等地に位置するペントハウスなどの売買を行っており、資格を持った仲介人にあたる上司が不動産の買い付けから改装、売却までを請け負うといった流れになっています。

私はその過程の中で、主に裏方として先ほど述べたような作業を行なっていました。

事務関連の業務としては、クライアントやパートナーとの連絡業務やチームのスケジュール管理、ニュースレターなどの管理が挙げられます。

主なクライアントは資産が豊富な企業家などが多いため、ビジネス英会話を使いこなすいい練習の場になっています。

またマーケティング関連の業務としては、ルームツアーのための映像編集や広告のための文案、資料作成、デジタルマーケティングのためのWebキャンペーンの構築などを行っています。

こちらは学校で学んだロジックを元にして上司と話し合い、どのような広告を打ち出していくのかを決めて作り上げていくようなものになっています。

不動産や土地の価格が近年高騰しているバンクーバーだからこその特徴や学べる部分のたくさんある、非常に充実した環境で働けています。

インターン先で良かったこと、大変だったことを教えてください

このインターン先で良かった事としては、やはり目標だったハイレベルのオフィス環境で働けている事です。

ここでは英語力はもちろんですが、仕事についていくスピード、人間関係の構築、特に欧米的なビジネス文化を経験するのにはうってつけの環境です。

日本にいた時から思い描いていた仕事を知識の豊富な上司の元で学び、実践できる環境に入れることで、お金を稼ぐことや英語力を身につける以上の価値を見つけられています。

ですがその分、仕事の中で課題を見つけることも多く、毎日その課題を乗り越えていくことにものすごいエネルギーを使っています。

事務関連の業務ではチームとのコミュニケーションが重要なため英語力の他に難しさを感じることは少ないですが、マーケティング関連の業務になるとまた違った難しさが生まれてきます。

広告用の文案作成などではもちろん英語力も必要ですが、そもそも使用されるツール自体が欧米由来のものを使っており、一つ一つを使いこなすにも一苦労です。

私の場合は学校で専門的なツールに関して学んでいたわけではなかったので、そういったコースを受けられている方々と比べると、その分学ぶことも多いと感じています。

さらに不動産業界特有かもしれませんが、業務のスピード感が非常に早いのも特徴的です。

その週の月曜日に不動産を買い付けると、その部屋の改装やデコレーション、広告用の映像や写真の撮影、その材料を元に実際の資料を作成して売却市場に出すまでの過程をその週の金曜日までで完了させるほどスピーディな環境になっています。

英語力や知識ももちろん重要ですが、まず何よりそのスピード感についていくことが何よりも重要で、また最初の課題になっていました。

この投稿を書かせていただいている時期はちょうど仕事が始まって2週間ほどに当たりますが、ようやくスピード感にも慣れてきて、少しずつ余裕も持ててきているので、この調子で頑張っていきたいと毎朝頑張って早起きをしています。

弊社のサービス、対応についてご意見をお聞かせください

結論から述べると、非常に手厚いサポートを受けることができていると感じています。

渡航前のカウンセリングから渡航後の学校での生活、その後の仕事についても全てにおいて、必要な情報を必要な時に提供していただきました。

特に私の場合は渡航時期が2021年の夏というコロナウイルスの流行が拡大している時期もあり、渡航前から何度も計画の変更を強いられたり、また渡航後も1ヶ月単位で予定や計画を何度も何度も変える必要があったため、現地のオフィスもあり、どのタイミングでも連絡を取れるという点が非常に助かりました。

ただやはり大前提として、カナダコンパスさんをはじめとしてエージェントに頼る前にまず自分で調べられるところまで調べてみるということが必要だとも感じました。

エージェントの方々がどれだけ情報に精通していたとしても、どうしても全ての情報にアクセスできているわけではありません。

何より、情報というものは変わりゆくものです。

そのため、まずは自分で現地のプラットフォームを調べ、現地の人々にも意見を聞き、その意見のうちの一つとしてエージェントの方の意見も伺ってみる、そういったスタンスで行動していくことが重要だと感じさせられました。

そうすることで、英語力もその分伸ばすこともできますし、現地の情報収集をする力も鍛えられます。

ですが、日本人という境遇を前提として常に的確なアドバイスを提供してくださった点は非常に助かっており、そういった情報を提供してくださったことに感謝しています。

セリフ【Katsushi】
katushi

これからコープ留学する方にぜひ読んで欲しい体験談です!渡航前のカウンセリングから、現地で頑張ってる姿も見させていただきましたが、本当に「すごい!」の一言です。合計2000件弱も応募して、なんとかたどり着いた不動産会社でのオフィスワーク。本当に苦労されたと思いますが、それでも諦めずに努力を続けた結果です。カレッジでの学び方も含め、一つ一つの苦労や失敗をすべて力に変えていて、留学を通して人生で最も大切なことを学ばれましたね。就労期間も続くと思いますが、最後まで全力で!まだまだ、さらなる活躍を期待してます。

 

伊東さんのインターンについてもっと知りたいはこちら

カナダ現地の不動産業界でインターン中の留学生に聞く、コープ留学のリアル

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