カナダ留学費用を節約するためにぜひチェックしたいのが為替レート。
出発や支払いのタイミングをうまく円高の時期に合わせるだけで、大幅に留学費用を節約することができます。
円高…?よく分からないし、いつ留学しても費用は同じでしょ?
いえいえ!
実は、円高の時期に留学するだけで、簡単に費用を抑えられるんです。
今回は、その為替レートと留学費用の関係をわかりやすくシミュレーション付きでご紹介します。
2020年3月、円高が急激に進んでいます!
実は現在、カナダドルに対して円高が急激に進んでいます。
留学するなら今が絶好のチャンス!この記事で詳しく解説します。
※為替レートは全てyahooレート を参照しています。
※記事内で「ドル」と書いているものは全て「カナダドル」を指しています。
このページの目次
円高とはどういう状態?
日本円とカナダドルの関係を表すのが為替レート。
円高(えんだか)や円安(えんやす)という言葉を聞いたことがあると思います。
円高、円安…ニュースで聞いたことはあるけど、難しいからよく意味が分からなくて…。
簡単に言うと、経済や社会の状況により、世界の通貨の中で「円」の価値が安くなったり高くなったりするということです。
「円」の価値が安かったら、円安。
「円」の価値が高かったら、円高と呼びます。
例えば、先週の為替レートが
だったとします。これはつまり、カナダで1ドルの水を買うには100円相当が必要ということ。
それが今週、円の価値が高くなり
になったとします。
同じ1ドルの水を買うのに、今週はたった80円しか必要ありません!
円の価値が高くなったので、たった80円を支払うだけで1ドルの水が買えるようになったということです。
これがつまり「円高」という状態。
水の値段は変わってないのに、日本円で支払う時期によっては節約になるんだ!
このように、外国為替レートの変動によって同じ1ドルの買い物でも、買う時期によって円を節約できます。
海外に行ったり海外で支払いをする際は円高の時期を狙うとお得になりますね。
2020年3月は大幅な円高傾向!
実は現在(2020年3月21日)、ここ数年でもっとも円高傾向が強い時期になっています。
新型コロナウイルス感染症による世界経済の不安定化等により、急激に円高が進んでいるからです。
2020年2月20日時点のレートは1ドル = 84.43円でした。
それが、たった1か月後(2020年3月18日)には1ドル = 74.00円にまで円高が進んでいます!
つまり、今日本円を使ってカナダドルの支払いをするなら、大幅に節約できるということです。
具体的な数字を使って、いくら節約できるのか見てみましょう。
円高は留学費用にどう影響する?
円高はもちろん留学費用支払いにも大きく影響します。
語学留学にかかる一般的な初期費用はこちら:
- 授業料等・・・語学学校の入学金、授業料
- 滞在費・・・ホームステイ、シェアハウス
- 現地でのお小遣い・・・食費、日用品など
- 航空券代・・・カナダまでの航空券
比較的高額なものなので、円高の時期に支払うことでかなりの節約になります。
カナダに3か月留学する場合の費用
【3か月留学に必要な平均的費用】
授業料等 4000ドル
滞在費 2700ドル
現地でのおこづかい 600ドル
航空券代 1500ドル
---------------------------------------------------
合計 8800ドル
日本円を比較
【2020年2月20日の為替レート】
1ドル = 84.43円
8,800ドル x 84.43円 = 約74.3万円
【2020年3月18日の為替レート】
1ドル = 74.00円
8,800ドル x 74.00円 = 約65.1万円
2020年2月20日に留学費用を支払った場合:74.3万円
2020年3月18日に留学費用を支払った場合:65.1万円
差額(74.3万円 - 65.1万円)=9.2万円
カナダに3か月間留学するなら、円高の時期に支払いを済ませておくことで約9.2万円も節約になります!
支払う時期によってこんなに変わるんだ!
カナダに6か月留学する場合の費用
【6か月留学に必要な平均的費用】
授業料等 8000ドル
滞在費 5400ドル
現地でのおこづかい 1200ドル
航空券代 1500ドル
---------------------------------------------------
合計 16,100ドル
日本円を比較
【2020年2月20日の為替レート】
1ドル = 84.43円
16,100ドル x 84.43円 = 約136万円
【2020年3月18日の為替レート】
1ドル = 74.00円
16,100ドル x 74.00円 = 約119万円
2020年2月20日に留学費用を支払った場合:136万円
2020年3月18日に留学費用を支払った場合:119万円
差額(136万円 - 119万円)=17万円
カナダに6か月留学する場合、円高の今初期費用を支払うだけで約17万円の節約になります。
17万円と言ったら、日本とカナダの往復航空券代にもなる!
滞在期間が長ければ長いほど節約率が高くなるので、6か月以上の滞在を予定している方には特に円高のこの時期に出発の検討をおすすめします!
円高はいつ円安に移行するかわからない
このように、円高時期に出発することで留学費用を大幅に節約できることがわかりました。
しかし、為替レートは常に変動します。
そのため、現在続いている円高レートがいつ円安に移行するか予想するのは非常に困難です。
もっと円高が進むのではないかと期待し、出発時期を延期していたにも関わらず、円安がどんどん進んでしまい悔しい思いをされている方もこれまで多くみてきました。
ぜひこの好機を逃さず、出発準備をして留学費用を少しでも節約し、その分を現地での観光やアクティビティに回す…など現地での楽しみにうまく費用を活用することをおすすめします。
円高の時期こそ留学を: まとめ
海外留学するなら円高の時期を狙うと大幅に費用を節約することができます。
特に留学の初期費用は数万円〜数十万円単位に至る大きな出費の連続です。
貴重な留学資金は最大限に活用したいはずです。
2020日3月21日現在、過去数年の中でもっとも円高が進んでいるので、留学を検討されているなら、今が絶好のチャンス!
節約できたお金は、現地生活がさらに充実するような活動に充てることもできます。ぜひご検討ください。
当社では留学についてみなさまからのあらゆる疑問に答えるため、無料相談を実施しております。
迷ったらまず、留学のプロに聞くのが一番の近道です。
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