今回は、カナダ・バンクーバーのダウンタウンにあるショッピングモールの「CF Pacific Centre(通称:パシフィックセンター)」をご紹介します。
パシフィックセンターは、ダウンタウンの中心地に位置しているので、語学学校やカレッジに通う人なら必ず利用する機会があることでしょう。
記事の後半では、バンクーバー留学中の私がおすすめするお店(シチュエーション別)や、モール周辺エリアにある施設も紹介します。
これからバンクーバー留学を予定している人は、ぜひこの記事を役立ててくださいね。
このページの目次
CFパシフィックセンターの基本情報
まずは、CFパシフィックセンターの基本情報をご紹介します。
紹介するのは、以下の情報です。
CFパシフィックセンターの基本情報
CFパシフィックセンターの概要
CF Pacific Centreは、通称「パシフィックセンター」と呼ばれる、バンクーバー・ダウンタウンの中心地にあるショッピングモール。
カナダの老舗デパート「Hudson’s Bay」と、アメリカに本部のある大型百貨店チェーン「Nordstrom※」が入っている、バンクーバーのダウンタウンエリアでは最大のショッピングモールです。
※Nordstromは2023年夏までにカナダから撤退することが決まっています(カナダにある全店舗対象)。
住所や営業時間などは、以下の通りです。
正式名称 | CF Pacific Centre |
住所 | 701 W Georgia St, Vancouver, BC V7Y 1G5 |
営業時間 | 【月〜水】10:00〜19:00 【木・金】10:00〜21:00 【土】10:00〜20:00 【日】11:00〜19:00 ※補足 情報は、2023年4月27日現在のものです。最新の営業時間は、CFパシフィックセンターの公式ウェブサイトからご確認ください。 |
電話番号 | (604) 688-7235 |
公式サイト | https://shops.cadillacfairview.com/property/cf-pacific-centre |
フリーWi-Fi | あり |
CFパシフィックセンターへのアクセス
CFパシフィックセンターは、バンクーバーのダウンタウンエリアにあるGranville Streetという通りにあります。
最寄駅(スカイトレイン)は、以下のいずれかです。モールから直結しているので、雨の日でも濡れずに到着できますよ!
最寄り駅
- Expo Line:Granville駅(Zone1)
- Canada Line:Vancouver City Centre駅(Zone1)
バスで行く場合は、何パターンも路線があり、Granville、Howe、Robson、Pender Streetなどを走る路線が使えます。
なお、モールの地下に有料駐車場があるので、車でアクセスすることもできます。
駐車料金は平日であれば、4.75ドル/30分。
より詳しくは、公式サイトからご確認いただけます。
CFパシフィックセンターに入っているお店の例
CFパシフィックセンターには、どんなお店が入っているのでしょうか?
ここでは、ジャンルごとに分けて、主なお店をご紹介します。
なお、こちらのExplore Stores & Diningから、お店を検索することもできるので、活用してくださいね。
衣料品
まずは、衣料品店です。
CFパシフィックセンターには、カジュアル、フォーマル、スポーツやアウトドア用品までたくさんの衣料品店があります。
バンクーバーや近郊の市にあるショッピングモールと異なるのは、カナダを代表するブランド「Canada Goose」の直営店があること。
日本にもショップがありますが、こちらの方が価格が安いので、気になる人はぜひ訪れてみてください。
留学生の強い味方!ファストファッションでおなじみの「H&M」もあります。
メンズ、レディース、子供服も一通り揃っていますよ。
そのほか、注目のショップは以下の通りです。
注目ブランド・店舗
- Aritzia:フェミニン・カジュアルな服が手に入る女性に人気のブランド
- Roots:カナダ発のカジュアルブランド
- Lululemon:スポーツ・ヨガウェアを販売
- Ted Baker:イギリス発の人気服飾ブランド
- Coach:日本でも人気!ニューヨーク発のファッションブランド
美容・化粧品
CFパシフィックセンターには、美容や化粧品関連のお店もあります。
まずは、化粧品や香水を扱うコスメショップSephora。
誕生日には無料ギフトがもらえたり(会員登録が必要)、化粧品のサンプルをもらえたりと何かとお得なお店でもあります。
それから、ギフトとしても人気が高い、化粧品やバス用品を取り扱うBath & Body Worksもあります。
日本でもおなじみのThe Body Shopは、フードコートの近くにあります。
飲食店
次に、飲食店です。
CFパシフィックセンターの中には、広いフードコートがあります。
ハンバーガーやギリシャ料理、メキシカン、中華、タイ料理、寿司、アイスクリームなど、豊富なオプションがあります。
こちらは、フードコートにある寿司屋「UMI Sushi Express」で買ったサーモンの巻き寿司。
6ドルくらいだったので、バンクーバーではかなりコスパのいいランチが食べられました。
味も日本の寿司と変わらず、おいしかったです!
スーパーマーケット
CFパシフィックセンターには、スーパーマーケットもあります。
それがMeinhardt Fine Foodsです。
一般的なスーパーと違い、お高めな食材やデリカテッセン(持ち帰り用のサンドイッチや西洋風のお惣菜を売っている店)を中心に扱っています。
日本の百貨店のお惣菜コーナーや、成城石井などに近いかもしれませんね。
料理が面倒な時や、ランチをテイクアウトでサクッと済ませたい時などにおすすめです。
デパート
CFパシフィックセンターには、スーパーだけでなく、デパートも入っています。
冒頭に説明した、Hudson’s BayとNordstrom(2023年夏までに閉店)です。
Hudson’s Bayは、外から見ると独立した店舗のように見えますが、実はパシフィックセンターと地下で繋がっています。
それぞれ、日本の百貨店と同じように、衣類、化粧品、香水、家具、生活雑貨などを取り扱っています。
その他のお店
その他、以下のようなお店が入っています。
その他のお店の例
- カナダ発の人気チョコレートショップ:Purdys Chocolatier
- 電子機器・携帯ショップ:Apple、Bell、Rogersなど
- 時計・アクセサリーショップ:Fossil
- スーツケースなどトラベル用品を扱う高級チェーン:TUMI
こちらは、カナダの大手携帯電話会社の一つ、Rogersです。
留学に来たばかりで、急いで携帯電話を契約したい場合にも立ち寄れて便利ですね。
なお、カナダの携帯電話については、これらの記事でも解説しています。
シチュエーション別!CFパシフィックセンターでおすすめのお店
バンクーバーに来たばかりの人へ向け、シチュエーション別におすすめしたい、CFパシフィックセンターのお店をご紹介します!
ここでしか買えない服が欲しい
先に紹介したCanada Gooseは、バンクーバーエリアではここにしか直営店がありません。
防寒対策もしっかりしていて、デザインもおしゃれなダウンジャケットは、お値段は決して安くはありませんが、その分長く使用することができるでしょう。
また、イギリスの服飾ブランドTed Bakerも、直営店はこちらのみです。
値段はお高めですが、スタイリッシュなデザインのジャケットやワンピースなどが売っています。
なおこちらは直営店ですが、バンクーバー国際空港近くの、McArthurGlen Designer Outlet Vancouverにはアウトレット店舗(シーズン中に売れなかった商品やサンプル品などを通常より安く売っているお店)があります。
新作は売っていませんが、お得に買い物をしたい人はチェックしてみてください。
お土産やギフトを探している
お風呂やシャワー好きな友人には、Bath & Body Worksのハンドクリームやハンドサニタイザー(消毒液)などがおすすめ。
プチプラで種類が豊富なので、ばらまき用にたくさん買ってもいいし、選ぶのも楽しいと思います!
紅茶が好きな人へのお土産・ギフトには、DAVIDsTEAもいいと思います。こちらはモントリオールに本拠地がある紅茶や紅茶グッズの専門店です。
カナダならではのギフトとして、メープルシロップなどの定番商品ではなく、ちょっと変わったものを探している人にもおすすめできます。
勉強や作業がしたい
CFパシフィックセンターで勉強や作業をするなら、先に紹介したフードコートがおすすめ。
席数が多いので、座れないということはまずありません。
また、トイレや駅(Granville駅)も近いので便利です。
フリーWi-Fiが利用できるので、インターネットに接続することも可能です。
おまけ:CFパシフィックセンターの周辺には何がある?
ここまでは、CFパシフィックセンター内にどんなお店があるかを紹介しましたが、実は周辺エリアにもたくさんの見どころがあります。
ここで代表的なものを紹介しますね。
図書館
パシフィックセンターから徒歩約5分のところに、バンクーバー中央図書館があります。
こちらは、バンクーバーや周辺都市では最大規模の図書館で9階建です。
本を借りるだけでなく、DVDやゲーム、楽器などをレンタルしたりすることも可能です。
館内全体を通してたくさんの勉強机があるので、パソコンを使って課題をやっている人も多数います。
ダイソー
パシフィックセンターと同じ、Granville通りには、日本の100円均一「ダイソー」もあります。
品揃えは、日本と同じように生活雑貨、お菓子、文房具などが売っていますが、実は値段が異なります。
カナダのダイソーは、残念ながら100円ではないのです......(品物により2.25ドル〜。2023年5月1日からは2.50ドル〜)。
それでも、比較的チープであることに変わりはありません。
カナダの留学生活を支える、心強い味方になること間違いなしです!
バンクーバー美術館
パシフィックセンターのお隣、Howe streetをはさんだ場所にあるのはバンクーバー美術館(Vancouver Art Galley)です。
ブリティッシュ・コロンビア州や、カナダ西部で制作された歴史的な作品や現代アートが中心の美術館で、展示面積はカナダ西部最大の規模です(じっくり全ての展示を見てまわると2時間以上かかります)。
一般(19歳以上)の入場料は29ドルですが、毎月最初の金曜日は、時間限定で入館料が無料になります(2023年 5月5日から)。
アートが好きな人は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、カナダ・バンクーバーに来たら一度は訪れるであろうショッピングモール「CFパシフィックセンター」と、その周辺エリアをご紹介しました。
一人で買い物を楽しんだり、友達と食事をしたりと、さまざまなシーンで利用してみてくださいね!