イギリスは数多くの有名な役者を輩出した国です。中には、日本人がよく知る人物もいます。
そこでこの記事では、イギリスの有名な俳優を20人ピックアップ!
イギリス出身とは知らなかった意外な人物もいるかもしれません。
イギリスへの渡航を予定している方は、ぜひイギリス出身のハリウッド俳優をチェックして、現地でのコミュニケーションのネタにしてみてください。
このページの目次
- エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)
- ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)
- ダニエル・ラドクリフ(Daniel Jacob Radcliffe)
- エマ・ワトソン(Emma Charlotte Duerre Watson)
- トム・ホランド(Thomas Stanley Holland)
- エミリー・ブラント(Emily Olivia Leah Blunt)
- オーランド・ブルーム(Orlando Bloom)
- ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)
- イドリス・エルバ(Idrissa Akuna Elba)
- ゲイリー・オールドマン(Gary Leonard Oldman)
- エマ・トンプソン(Dame Emma Thompson)
- ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)
- ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)
- キーラ・ナイトレイ(keira Christina Knightley)
- トム・ヒドルストン(Tom Hiddleston)
- ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)
- ウェントワース・ミラー(Wentworth Miller)
- ジュード・ロウ(Jude Law)
- ヒュー・グラント(Hugh Grant)
- クリスチャン・ベール(Christian Bale)
- イギリス出身のハリウッドスターまとめ
エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)
Embed from Getty Imagesエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)はロンドン出身の俳優です。「ファンタスティック・ビースト」シリーズの主役ニュート・スキャマンダーを演じていることでも知られています。
彼の魅力は、言葉選びや上品な立ち居振る舞いなど、どこか気品がある物腰です。それもそのはず、エディの父は銀行の頭取で、兄は起業家と銀行の重役という、上流階級の家で生まれ育っています。
また、イギリス王室のウィリアム王子と学生時代は同期だった経歴もあり、本物の英国紳士にふさわしい環境で過ごしてきました。
過去にはベストドレッサー賞を受賞した経緯もあり、おしゃれでチャーミングな彼のキャラクターも人気の理由の1つです。
ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)
Embed from Getty Imagesジェイソン・ステイサム(Jason Statham)はダービーシャー州出身です。映画「トランスポーター」や「ワイルドスピード」などに出演しています。
彼のトレードマークは、何といってもスキンヘッドに近い短髪と筋肉! ハードボイルドでタフな役をやらせたら右に出る役者はいないほど、彼の装いはワイルドな魅力に溢れています。
また、水泳の飛び込み競技の元選手であったことから、アクションのスタントシーンへの姿勢も、ジェイソンを語る上で無視出来ない点です。ジェイソンはスタントシーンに代役をたてず、どれだけ危険なアクションもすべて自分でこなすのがポリシーだそう。
「俳優はすべてのシーンに責任があるから」というのが、スタントマンを起用しない理由だとインタビューで答えた過去があります。水泳で鍛えたジェイソンの屈強な肉体と映画への熱い想いがあるからこそ、実現できるポリシーですね。
ダニエル・ラドクリフ(Daniel Jacob Radcliffe)
Embed from Getty Images「ハリーポッターシリーズ」でおなじみのダニエル・ラドクリフ(Daniel Jacob Radcliffe)は、ロンドン南西部のフラム出身です。
ダニエルといえばハリーポッターのハリーを思い浮かべますが、大人になった現在では、幅広い役をこなす名役者に成長しています。
たとえば2016年公開の「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」では、世界を混乱に陥れる悪役経営者の役を、2022年公開の「ザ・ロストシティ」では億万長者の役を演じています。
演技の幅を広げるために、あえてさまざまな役に挑戦を続けてきたダニエル。どちらもクセが強い役柄ですが、ダニエルの個性にマッチしており、見事役に染まった演技を実現しました。
プライベートではアルコール依存症に苦しんだ過去や群発頭痛を発症した過去などがあり、決して幸せに満ちた成長の日々ではなかったようです。しかし現在では穏やかな日々を過ごしており、2023年4月にはパートナーとの間に第一子が誕生しています。
あのハリーがパパに……と思うと、時の流れの速さを感じ、感慨深くなりますね。
エマ・ワトソン(Emma Charlotte Duerre Watson)
Embed from Getty Imagesイギリス出身のエマ・ワトソン(Emma Charlotte Duerre Watson)もダニエル・ラドクリフ同様に、「ハリーポッターシリーズ」でおなじみの女優です。
ハリーポッターのハーマイオニー役で知られる彼女は、2009年12月に「過去10年間で最も興行収入を稼いだ女優」としてギネス世界記録に認定されています。また、2015年のタイム誌では、「世界で最も影響力のある100人」の1人に選出。かわいらしいハーマイオニーは世界で彼女の名前を知らない人はいないのでは?と思えるほどの大女優に、成長しました。
現在の日本でもエマ・ワトソンのファンは多く、インターネットやネット掲示板などでも彼女の名前がたびたび挙がります。飾らないエマの雰囲気と、女優業だけでなく会社の運営や監督、脚本業にも精を出す彼女のアクティブな姿勢に憧れる人は、男女問わず多いようです。
トム・ホランド(Thomas Stanley Holland)
Embed from Getty Imagesトム・ホランド(Thomas Stanley Holland)はロンドン出身の若い役者です。「ネタバレ王子」の異名を持つ彼の代表作は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」。同作で主役のピーター・パーカーを演じています。
スパイダーマンであるはずの彼に、なぜネタバレ王子なんておかしなあだ名がついているのでしょうか? その理由は、彼がことあるごとに作品のネタバレをうっかり繰り返してしまうためです。
たとえば、スパイダーマンシリーズに出演していた際は、今後の展開を共演者にサクッとバラしてしまったそう。トムが出演をしていない「ジュラシック・ワールド/炎の王国」でも、ネタバレ癖が発揮されています。偶然にもジュラシック・ワールドの監督から展開を聞かせてもらったトムは、同作の脚本を熱心に読んでいる最中の主演俳優クリス・プラットにすべてネタバレをしたのだとか……!
おとがめばかりを受けているのでは? と思わずにはいられないほど、やらかしまくりのトムですが、意外にも映画界のえらい人々や世間は彼に寛容です。「トムが秘密をもらしかけた回数は200万回ほどある。むしろよく踏みとどまっているほう」というのが、彼が大目玉をくらっていない理由なのだとか。
トムのチャーミングで天真爛漫な魅力は、演じる役以上! 今後も彼の愛くるしさで映画界を引っ掻き回し、多くの人々を笑顔にしてほしいですね。
エミリー・ブラント(Emily Olivia Leah Blunt)
Embed from Getty Imagesロンドン出身のエミリー・ブラント(Emily Olivia Leah Blunt)は、多くのイギリス女性が憧れる女優です。
彼女はこれまで「ジャングル・クルーズ」や「メリー・ポピンズ リターンズ」などで主演を果たしています。また、名作「プラダを着た悪魔」では、主役のアンドレアの同僚であり憎めないライバルのエミリー役を演じています。
探検家やゴシックなドレス、華やかで都会的なファッションと何を着せても彼女の美しさが引き立つさまに、多くの女性が「エミリーのようになりたい」と願っています。
そんなエミリー・ブラントですが、じつは公開する写真は加工をしない派だそう。「ありのままの自分の魅力を知って欲しい」というのが信条であり、その飾らない姿勢も人々を惹きつける彼女の魅力といえるでしょう。
オーランド・ブルーム(Orlando Bloom)
Embed from Getty Imagesオーランド・ブルーム(Orlando Bloom)は、イングランドのケント州出身です。彼の代表作といえば、やはり「パイレーツ・オブ・カリビアン」を挙げる方が多いでしょう。
同作で主人公ウィル・ターナーを演じたオーランド。彼らしい爽やかで優しい、けれど芯が強い2枚目の青年を見事に演じきっていましたね。
また、「ロードオブザリング」ではレゴラス役にも抜擢されています。美しいエルフの印象がオーランドの甘いマスクと、よく合っていました。
オーランドはハンサムなだけでなく性格が穏やかで優しいことでも有名です。しかし過去にカナダのお騒がせ歌手ジャスティン・ビーバーと揉めた経験もあります。当時は紳士的なオーランドがケンカをすることに、世間は驚きました。
事件の真相の蓋を開けてみればジャスティン・ビーバーがオーランドを挑発したことが、ケンカの原因だったそう。別れたオーランドの元妻であるミランダ・カーをジャスティンに侮辱されたことで、ケンカが勃発したとされています。
元々、ジャスティンがミランダにちょっかいをかけていた、という噂もあったため、ジャスティンの言葉にオーランドが逆上するのも無理はなかったのかもしれません。
オーランドは現在、人気歌手のケイティ・ペリーと結婚生活を共にしています。もともと子煩悩で家庭想いの性格をしている彼のため、ケイティとは幸せな結婚生活を長続きさせてほしいですね。
ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)
Embed from Getty Imagesベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)はロンドン出身です。
「天才を演じさせたらベネディクトの右に出る者はいない」と言われるほど、個性的な役柄を演じることに定評があるベネディクト。ドラマ「シャーロック」でも、冷静沈着な名探偵、シャーロックホームズを見事に演じきりました。
彼は名門マンチェスター大学で演劇を学んでいた経歴があります。卒業後はロンドン音楽芸術学院に進学し、舞台俳優としてキャリアをスタートさせました。
下地がしっかりできているからこそ、彼の演技は堂々としており、個性的な役柄に光を与えられるのでしょう。
天才の演技を得意とする彼は、実は、15世紀のイングランド王・リチャード3世の血縁にあたる人物とされています。また、シャーロックホームズの原作者の遠縁であることもわかっているそう。
もしかしたら、王族・天才の血を引き継ぐ彼だからこそ、一般庶民とは一線を画す「天才像」を演じる力が備わっているのかもしれませんね。
イドリス・エルバ(Idrissa Akuna Elba)
Embed from Getty Imagesイドリス・エルバ(Idrissa Akuna Elba)はロンドン出身の黒人男性です。映画「ビースト」で主役のネイト・サミュエルズを演じており、繊細な演技や豪快な動き、緊迫感ある空気づくりに定評がある役者です。
俳優業で名声を得ている一方で、イドリスは音楽活動も盛んにおこなっています。とくにDJ活動をしていることで知られており、自身が運営する会社も音楽業に精を出しているそう。
そんなイドリスは、2018年のアメリカ雑誌「ピープル」にて、「最もセクシーな男性」に選ばれた経歴も持ち合わせています。その評価に誰もが納得をするほど、イドリスは見た目・所作・性格すべてが魅力的です。
189cmの高身長は無駄なく鍛えられ、どのようなファッションも華麗に着こなします。ゴージャスな雰囲気を持ちながら、笑うと親しみやすさを感じる点や、過去に苦労をした経験がつくる彼の優しさなども、世界中の老若男女を虜にするイドリスの魅力です。
ゲイリー・オールドマン(Gary Leonard Oldman)
Embed from Getty Imagesイギリスの有名人といえば、彼を語らずにはいられない名役者です。ゲイリー・オールドマン(Gary Leonard Oldman)はロンドン出身であり、数多くのハリウッド映画に出演しています。
日本でよく知られた彼の役柄といえば、映画「レオン」の悪役刑事ノーマン・スタンスフィールドではないでしょうか。映画を見た人は、作中のゲイリーのカーテンの開け方を、のれんをくぐるたびに真似したはず。また、彼が薬を飲むシーンを真似する人も、多くいたことでしょう。
ゲイリーはレオン以外にも悪役のオファーが多く、そのどれもが彼の演技によって「悪のカリスマ」といえるほど、魅力の溢れたキャラクターに仕上がっていました。
しかしゲイリー自身は悪役を演じることに、心を傷めていた時期もあるそうです。本来の性格が子煩悩で優しいからこそ、子どもに見せられない自分の役柄に悩んでいたのだとか。
現在では悪役以外のオファーも多く、ゲイリーが持つ穏やかで優しい魅力が活きるキャラクターを盛んに演じています。ジョニー・デップやブラッド・ピットなどゲイリーに憧れる役者もハリウッドには多く、今後のさらなる活躍に世界中が期待の目を向けています。
エマ・トンプソン(Dame Emma Thompson)
Embed from Getty Imagesエマ・トンプソン(Dame Emma Thompson)はロンドンの特別区シティオブウェストミンスター南西部の街、パディントン出身です。
1995年の「いつか晴れた日に」が彼女の代表作であり、この映画でアカデミー脚色賞を受賞しています。同作では主演と脚本を兼任していました。その後、映画「ハリー・ポッターシリーズ」ではシビル・トレローニー役を、「クルエラ」ではバロネス・フォン・ヘルマン夫人を演じています。
つくることと演じることの両方に長けた彼女ですが、演劇活動以外にも精を出しているものがあります。それが、チャリティ活動です。
エマはアフリカの難民を支援する「Muryango」という団体を立ち上げ、2003年にはルワンダ人の子どもを養子として迎え入れています。そのほかにも乳がんやHIV患者を救うための活動にも参加しており、世の人々を助けるために世界中を飛び回っているそう。
現在は60歳を超えた、エマ・トンプソン。「人生は30年を周期としている」という彼女の考えによれば、エマの人生は終幕ステージに入っています。しかし「ここから何が起こるのか、今から楽しみ」とインタビューで答えており、明るく前向きな笑顔で、多くの人々に加齢に対する勇気を与えました。
演技に創作にチャリティーに、彼女の最後の30年は今後も忙しく、それでいて豊かに巡っていきそうです。
ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)
Embed from Getty Imagesイングランドのチェシャー州出身の俳優、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)は映画「007」の第6代目のジェームズ・ボンド役を演じたことで知られています。
「007」は世界中にファンがいる、長寿の名作です。そのためダニエルが主役に抜擢された際、同作にこだわりを持つ多くのファンから「イメージと違いすぎる」という批判が殺到したそう。
普通であれば心が折れてしまいそうな事態ですが、そこはさすがの秘密情報部のエージェントを演じた役者!「完璧に演じることでしか、アンチを鎮める方法はない」と考えたと、のちに公言しています。
その結果、ダニエルのジェームズ・ボンドは高い評価を得て、反対派の鎮圧に成功。シリーズ最高記録の興行収入を達成する偉業を成し遂げました。
2012年、ロンドンオリンピック開会式で、エリザベス2世をエスコートしたシーンも彼の存在を世界に知らしめたものの1つ。エリザベス2世は、ジェームズ・ボンド扮するダニエルにエスコートされ、会場入りを果たしています。
その映像が開会式で流れた際、オリンピック会場はもちろん、映像をテレビで見ていた世界中の人々が、大興奮に包まれました。
ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)
Embed from Getty Imagesイングランドのバークシャー州出身のケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)は、映画「タイタニック」でヒロインのローズを演じた女優です。
美しい容姿に気品あふれる所作、それでいて無邪気で天真爛漫な雰囲気を持つローズに、映画を見た人は男女問わず心を奪われたことでしょう。
しかしタイタニック以外では、誰もが思い浮かべる代表作というものが存在しないケイト・ウィンスレット。それもそのはず、タイタニック出演後のケイトは、インディーズ映画をメインに仕事をこなしています。あえてインディーズ映画を選んだ理由は、演技力に磨きをかけるためだそう。
お金をかけた演出やセットにごまかされない、持てる実力だけで勝負をする人々の中に囲まれながら演技と向き合う。そうすることで、より洗練された演技力を身につけられると考えたのかもしれませんね。
男性顔負けのストイックな性格が魅力のケイトですが、タイタニックで共演をしたディカプリオとは、恋の噂などはなかったのか気になるところです。じつは2人は親友同士で、映画公開から25年以上たった今も、大の仲良しだそう。ケイトの結婚式のヴァージンロードは、ディカプリオがエスコートしたことで知られています。
恋仲よりも深い絆で結ばれ、いつでも互いを思い合う異性の友人。2人の関係は、この先も何十年と同じように変わらず続いて欲しいですね。
キーラ・ナイトレイ(keira Christina Knightley)
Embed from Getty Imagesキーラ・ナイトレイ(keira Christina Knightley)はロンドン出身の女優です。「パイレーツカリビアン」のヒロイン、エリザベス・スワンが彼女の代表作品といえます。
キーラの魅力は、なんといってもゴージャスで上品な美しさにあります。煌びやかなドレスも嫌味なく着こなし、カジュアルなファッションもセクシーに魅せる彼女は、シャネルやLUXなどファッションや美容アイテムのCMにも出演していました。
女性が憧れる女優として名前が挙がることも多く、自然と放たれる彼女の華やかさに、多くの人々が心を奪われます。
また、スキニーな体型もキーラを彩る魅力の1つです。ドレスを着たときに見える彼女のデコルテや肩は華奢で、繊細なイメージを放ちます。しかし一時期、キーラの痩せすぎを心配する声や拒食症を指摘する声も上がっていました。
ところが、キーラがこれを一蹴。痩せているのは単なる体質だそうで、拒食症や病気の心配はないそう。
繊細だけど芯の強い彼女らしい魅力は、キーラが歳を重ねても変わることはなさそうです。
トム・ヒドルストン(Tom Hiddleston)
Embed from Getty Imagesトム・ヒドルストン(Tom Hiddleston)はロンドン出身の役者です。
トムといえば、2019年の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を挙げる方が多いかと思います。同作では、「裏切り王子」の異名を持つ「ロキ」を演じ、つかみどころがないロキらしさを見事に演じ切りました。その繊細な演技は、ロキが何を考えているのか、どちらの味方につくのか予測させず、良い意味で不安を与えるほど。
トム・ヒドルストンの演技力の高さが発揮されるのは裏切り王子の役だけではなく、軍人・スパイ・チャラい医者・ドラキュラなど多種多様です。何をやらせても登場人物のイメージにぴったりあてはまる演技をこなすことから、トムの能力は同業者にも高く評価されています。
プライベートのトムは、飽きっぽい性格だそう。とくに人間関係の継続力が乏しく、恋人とも長続きはしません。過去には世界の歌姫テイラー・スウィフトと付き合っていましたが、たったの3ヶ月で破局を迎えています。
しかしサービス精神が旺盛で来るもの拒まずなのが、トムの魅力です。ユーモアに溢れ、少し話しただけで彼のことを好きになってしまう人は多いため、恋が長続きしないのかもしれません。
ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)
Embed from Getty Imagesユアン・マクレガー(Ewan McGregor)はスコットランド出身の俳優です。
彼は「オールラウンダー俳優」として知られており、主役から脇役まで、多彩な役をこなします。そのためたくさんの映画に出演しており、代表作として1本を挙げるのは簡単ではありません。
日本人にとっては、「プーと大人になった僕」にクリストファー・ロビン役で出演したことが、有名かもしれませんね。
オールラウンダーとしてどんな役でもこなす彼の演技の秘訣は、とにかく「演じることが大好きである」ことだそう。「演技が好きで好きでたまらない」と話すユアンは、脚本を読むと演じるキャラクターのアイデアが湧いて出てくるのだとか。キャラクターに自然に入り込むことで、作品にとってふさわしい演技を実現できているのでしょう。
また、明るく前向きなユアンの性格も、彼の魅力の1つです。あまり深く考えすぎず、常に人生を楽しむ姿勢は、ユアンの周りにたくさんの人を惹きつけます。
ウェントワース・ミラー(Wentworth Miller)
Embed from Getty Imagesウェントワース・ミラー(Wentworth Miller)は イングランド・オックスフォードシャー州出身です。
長編ドラマ「LOST」の主人公マイケル・スコフィールドを演じた俳優であり、日本で彼の名と顔を知っている人はとても多いといえます。
ハンサムな容姿はもちろん、人柄についても定評があり、穏やかで優しい人物が明らかになる逸話が多いウェントワース。魅力的な彼に女性の影がないことを不思議に思う人は少なくありませんでした。
じつはウェントワースは同性愛者であり、2013年にサンクトペテルブルク国際映画祭の出席を辞退した際に、ゲイであることを告白しています。告白に至った理由は「同じ同性愛者への良心が胸を傷ませたため」と考えられます。
サンクトペテルブルク国際映画祭が開催される都市、ロシアのサンクトペテルブルクは、当時、同性愛に否定的な街でした。「ロシアにも自分と同じようにアイデンティティを隠し、過ごさなくてはならない人がいるかもしれない」と考えたことから、ウェントワースは同イベントに欠席し、カミングアウトをしたのだとされています。
自分のためでなく、誰かのために行動を起こすウェントワースの芯の強さと優しさは、彼のアイデンティティに関わらず輝き続けるもの。今後もウェントワースらしさを損なわず、彼ならではの活動を続けてほしいですね。
ジュード・ロウ(Jude Law)
Embed from Getty Imagesジュード・ロウ(Jude Law) はロンドン出身の俳優です。「セクシーな男」といえば彼の名前を挙げる方も、少なくないでしょう。
一挙一動にフェロモンを感じられる彼ですが、じつは外見や見た目には無頓着だそう。「生まれ持ったものだから、別にどうでもいい」というスタイルを確立しており、彼のセクシーな振る舞いは狙って放たれているわけではないようです。
しかしその自然な装いが逆に魅力的で、気取らないかっこ良さを生みます。
また、ジュード・ロウの代表作は「ピーター・パン&ウェンディ」のフック船長や「ファンタスティック・ビースト」のアルバス・ダンブルドアなど、海外の人気タイトルが豊富です。しかしじつは日本の北野武監督の大ファンであり、来日時には直接「あなたの作品に出演させてくれ」と手紙を送ったのだそう。
ハリウッドで大活躍のジュード・ロウが日本の監督、北野武の作品に出演したら、きっと世界中で話題になるでしょう。いつか来るかもしれないそんな日が、今から待ち遠しいですね。
ヒュー・グラント(Hugh Grant)
Embed from Getty Images「ノッティングヒルの恋人」や「ブリジット・ジョーンズの日記」など、ロマンティック・コメディの名俳優であるヒュー・グラント。彼はロンドン出身です。
ラブロマンスの映画に多く出演しているヒューですが、実生活の恋愛事情も豊かです。過去にはさまざまな恋の噂があがり、現在は元交際相手との間に産まれた2人の子と、現妻の間に産まれた3人の子どものパパとして暮らしています。
優しく垂れた目と笑うとくしゃっとなる表情が特徴のヒューですが、性格も人なつっこくて憎めない人だそう。とくに子どもへの愛情が深く、離れて生活している間はどこにいても思い出しては、子どもたちへの想いを募らせて泣いているのだとか。
かっこいいのに穏やかで、どこか憎めない性格は、まさに彼が出演したラブロマンスの役柄そのもの。
「人を楽しませること」を心情として掲げる彼が、次はどのように人々を笑顔にさせるヒーローを演じるのか、期待に胸がはずみます。
クリスチャン・ベール(Christian Bale)
Embed from Getty Imagesイングランド出身のクリスチャン・ベール(Christian Bale)は、映画「バットマン ビギンズ」でバットマンを演じました。クールでかっこいい印象を放つ彼ですが、イメージそのままな性格なのだそう。
クリスチャンの人柄がわかる経歴の1つが、チャリティー活動です。彼はさまざまなチャリティー活動に精力的に参加しています。動物愛護運動をしたり反捕鯨団体のスポンサーであったりと、動物の保護にも勤めています。
彼がおこなったチャリティー活動の1つで大きく話題を呼んだのが、2012年のこと。バットマンファンの白血病の少年をディズニーランドに招待し、世間を感動で賑わせました。
そんな優しい性格のクリスチャンですが、2008年には彼の黒歴史が話題になった過去もあります。当時「ターミネーター4」を撮影中だったクリスチャン・ベール。プロデューサーが撮影セットに入り込んだことで、彼は怒号を挙げて怒鳴りつけます。その音声が世間に流出してしまったことで、クリスチャンのイメージは下降気味に……。
しかし多くの俳優や現場スタッフが彼の状態や性格を理解していたことで「あれは怒鳴ってもしかたない」とサポート。クリスチャン自体も謝罪をし、プロデューサーとも和解をしたことから、大事には至らなかったとされています。
イギリス出身のハリウッドスターまとめ
イギリスには日本人もよく知るハリウッドスターが多く存在します。中には、イギリス出身だったことを知らない役者も、含まれていたのではないでしょうか。
イギリスといえば音楽を思い浮かべる方も多いかと思いますが、音楽以外の芸術に携わる人も少なくありません。
ぜひ役者をはじめとするイギリス出身の芸術家をチェックし、イギリスへの理解を深めてみてくださいね。