カナダについて

カナダと言えば、冬のオリンピックの記憶からか、とても寒い国であるという印象を持つ方が多いと思います。

カナディアンロッキーや秋に見える綺麗な紅葉、オーロラ、メープルシロップやマツタケ、そして新鮮な鮭!などが思い浮かぶ方もいるでしょうね。

今回はカナダの基本的な情報についてまとめてみました。

カナダ基本データ

ではカナダの基本的な情報をまとめます。

 カナダの国土面積

カナダの国土面積は約998万km2で、ロシアに続いて世界第2位の大きさです。

なんと日本の国土面積の約26倍です。

 カナダの人口

広い国土を誇るカナダですが、人口になると一転して少ないです。

カナダの人口は約3,516万人なので1.2億人を超える日本の人口の1/3以下!

それだけで広々とした生活が思い浮かびますね。

人口密度にすると、1平方キロメートルに3.4人! 日本は340.8人なので、いかに国土に比べ人口が少ないのかが分かります。

ちなみに、カナダにいる日本人の数・割合に関してはこちらの記事を。

 カナダの公用語

カナダの公用語は英語とフランス語の2つです。

くわしくはカナダの公用語をご覧ください。

 カナダの首都

カナダの首都は、オンタリオとケベック州の州境にあるオタワです。

国内最大の都市はトロントなので、トロントが首都と思われがちですが、実はオタワなんですね。

オタワの特徴として、英語とフランス語の両方が話されていることです。

オタワを首都にした理由は、2つの言語を公用語として持つ国として、両者に公平であるための措置です。

 カナダと日本の時差

カナダと日本の時差ですが「16時間だよ!」と一言では言えません。

なぜなら、全部で6つの時間帯が存在するからです。

たとえば、西の端にあるビクトリアが朝の8:00のとき、東の端の町セントジョーンズだとお昼の12:30です。

国内で最大4.5時間の差があります。詳しくはこちらのカナダの時差をご覧ください。

カナダの気候・天候

カナダは国土が広いため、地域によってぜんぜん気候が違います。天候の傾向も違います。

くわしくは、カナダの気候・天候についての記事をご覧ください。

カナダの国としての特徴

カナダの文化は、ファースト・ネーションと呼ばれる先住民とヨーロッパからの移民の文化に加え、近年増えているアジア系やその他の移民の影響を受け、多様な文化が入り混じって形成されています。

カナダ全土の人種の割合としては、大半を占めるヨーロッパ系白人が約75%、近年増加傾向にあるアジア系が約10%、先住民が5%、黒人が3%ですが、バンクーバーやトロントなどの大都市部では移民の割合が高くなっています。

カナダの大都市=日本人が多いと誤解をする方がいまだに多いですが、トロントもバンクーバーも全住人のうち日本人の占める割合は1%もないくらいです。

土地が広いので場所によっても風習や食文化が異なり、気候や気温の変化も激しいです。年中防寒具が必要な北の方のエリアもれば、年中半そででも(頑張れば)生活出来るバンクーバーのような都市もあります。

カナダ人の国民性

国民性としては、全体的におおらかで心優しい人が多く、移民に寛大な国であるため人種差別がほとんどありません。

人種、肌の色、宗教、使う言語、性的指向(ゲイかどうか)などで差別されることは非常に少なく、留学生にとっても住みやすく居心地の良い国なのです。

カナダの州

カナダは10の州と3つの準州により成り立っています。

カナダの州と準州

  • オンタリオ州(Ontario)
  • ブリティッシュコロンビア州(British Columbia)
  • アルバータ州(Alberta)
  • ケベック州(Quebec)
  • サスカチュワン州(Saskatchewan)
  • マニトバ州(Manitoba)
  • ノバスコシア州(Nova Scotia)
  • ニューブランズウィック州(New Brunswick)
  • プリンスエドワードアイランド州(Prince Edward Island)
  • ニューファンドランド・ラブラドール州(Newfoundland and Labrador)
  • ノースウエスト準州(Northwest Territories)
  • ユーコン準州(Yukon)
  • ヌナブト準州(Nunavut)

国土が広いので、同じ国内と言っても州によって文化も気候も違えば時差もあるのがカナダです。

詳しくはカナダの州についての記事をどうぞ。

生活情報

暮らしやすい国として知られるカナダの物価は、都市にもよりますが、総合して日本と同じくらいです。野菜や果物など基本の食品は日本より安いですが、日用品は少し高いです。
消費税は州によって異なり、オンタリオ州は13%、アルバータ州は5%とかなり差があります。野菜やパン、牛乳、穀物などの食料品や、医療サービス、チャイルドケアには税金がかかりません。
医療の質も高く、市民はメディケアと呼ばれる国民保険で無料で医者に掛かることができます。残念ながら留学生は加入することができませんが、慢性的に医者不足なので予約をしても1時間待ちということもあります。予約を入れるのに一ヶ月以上待たなければならない、なんてことも珍しくないのが問題となっています。

カナダ留学におすすめの都市

カナダの留学スタイルやビザの種類が分かってきたところで今度は、カナダのおすすめ都市の特徴と違いを見ていきましょう。
広いカナダでは同じ国でも都市によって生活や物価、気候にかなり違いがあります。せっかくカナダで生活するのですから、自分にあった環境を見つけたいですね。

トロント

オンタリオ州の州都であるトロントは、カナダ最大の都市でもあり、260万人強の人々が暮らしています。

日本との時差は-14時間です。人、ビジネス、娯楽の数はどれをとってもカナダ一。仕事の数も多いので、ワーキングホリデーや留学中の仕事探しには困りません。
カナダでのエンターテイメントの中心でもあるので、定期的に変更されるアートギャラリー訪問や演劇鑑賞など、文化的な催しに興味がある人には嬉しい街です。
夏場は湿気があり30度くらいまで気温が上がることもありますが、冬は氷点下以下まで下がることも珍しくないトロントは、10月後半から4月上旬ころまで雪が降ることがあります。それでもカナダの中ではそこまで寒い土地ではありません。

大都市でありながらバンクーバーほど日本人を含むアジア人で溢れていないので、外国で生活している感を感じられるのも嬉しいですね。

主な大学は、トロント大学、ヨーク大学、オンタリオ美術デザイン大学、ライアソン大学などがあります。カプランもトロントのダウンタウンの中心部にトロント語学学校を有しています。

見所

トロントといえばCNタワーです。高さ553.33mのタワーは、2007年にドバイのブルジュ・ハリファに抜かれるまで世界一の高さを誇っていました。4つある展望台は、観光客にも非常に人気です。
また、カナダで一番有名なお城、カサ・ロマもトロントに来たら是非行ってみてください。

注意する点

トロントでは野外での飲酒は全面的に禁止されています。留学中やワーキングホリデー中に、友達とピクニックやバーベキューは付きものですが、野外でのお酒はNGです。どうしても飲みたい場合は、誰かのアパートで集まりましょう。

また、レストランやパブでも深夜2時以降のアルコールの提供は禁止されています。

トロントについて、もっと詳しくはこちら

バンクーバー

世界で一番住みやすい都市の常連であるバンクーバーは、人口60万人ほどで、周辺の地域も合わせると約210万人が暮らしています。各国からの移民も多いので外国人に対する住民の理解も深く、安心して生活できるので留学生にも人気があり、海外生活初心者にもおすすめです。
カラッとした夏場は20度前後と涼しくて過ごしやすく、かといって冬場も平均5度前後でそこまで冷え込むわけではありません。唯一の欠点は冬場に雨の日が多いことくらいで、非常に過ごしやすい気候も魅力的です。
日本との時差は-17時間(サマータイム時は-16時間)。日本のお昼ごろがバンクーバーでは前日の19~20時頃なので、家族と電話をするにはこの頃がベストです。
主な大学は、ブリティッシュコロンビア大学、サイモンフレーザー大学、ブリティッシュコロンビア工科大学 などがあります。更に、カプランのバンクーバー語学学校も、バンクーバー市内でショッピング通りとして有名なRobson通りから数分の立地的にも最高の場所にあります。

見所

大都市でありながら自然が豊かなバンクーバーで見逃せないのは、405ヘクタールの広大な土地に手付かずの自然が残っているスタンレーパーク。なんと東京ドーム86個分の大きさです!写真にあるトーテムポールが見られるのもスタンレーパークです。
また、白クジラが見られるバンクーバー水族館はカナダ最大規模。子供連れの家族はもちろん、観光客にも人気のスポットです。

注意する点

バンクバーのバスドライバーは親切ですが運転が粗め。狭い道を大型のバスで走っていくので、歩行中は歩道を歩いている時でもバスとのすれ違いに注意しましょう。
また、公園の中や道端で、ビックリするくらい頻繁にリスやアライグマに遭遇します。可愛らしいので餌付けしたくなりますが、予防接種を受けていない野生動物に噛まれたり引っ掻かれたりすると危険な病原菌をもらってしまう可能性があるので、手渡しでの餌付けは絶対に止めましょう。

バンクーバーについて、もっと詳しくはこちら

ビクトリア

バンクーバーからフェリーで約1時間半の場所にあるビクトリアは、バンクーバー島の最南端に位置し、イギリス風のお洒落な街並みが美しい街です。カナダ人がいつか住みたい街の代表でもあります。

カナダの主要都市の中では目立って温暖で、真冬でも氷点下以下の日は珍しいくらいです。かといって夏が暑いわけではなく、冬場に雨がよく降る以外には年間を通して過ごしやすい気候も魅力です。
落ち着いた環境でゆったり生活したい人にはぴったりですが、街がそこまで大きいわけではないので、エンターテイメントや沢山の人との出会いなどの刺激がほしい人には、長期で滞在するには物足りないかもしれません。

バンクーバー同様、日本との時差は-17時間(サマータイム時は-16時間)。ビクトリア大学、カナダウェスト大学、ロイヤルローズ大学があります。

見所

ビクトリアのランドマークといえば19世紀直前に完成した州議事堂です。建物も非常に美しいですが、州の歴史を描いた絵画も一見の価値ありです。建物は夜になるとライトアップされるので、昼と夜と二度訪れたいですね。
「ガーデンシティ」と呼ばれるビクトリアを代表する花園、ブッチャート・ガーデンでは年間を通して季節の花を楽しむことが出来ます。

注意する点

バンクーバー同様、むやみに野生動物と触れ合うことは控えましょう。
トロント、バンクーバーほど大きな都市ではなく、ゆったりしていて綺麗な街並みに囲まれていると気を抜きがちですが、スリや強盗被害、車上荒しなどが他都市に比べて少ないわけではありません。日本ほど安全な場所はないことは肝に銘じておきましょう。

ビクトリアについて、もっと詳しくはこちら

カルガリー

1988年にオリンピックが開催された都市でもあるカルガリーは、石油産業でカナダの中でも急成長している都市です。全体的に人手不足なので、多少英語に自信がない留学生やワーキングホリデーで来た人でもローカルでの仕事を見つけやすいのが嬉しいですね。
カナダの消費税には大きく分けて二種類あり、カナダ国内共通であるGST(現在5%)に、州によって税率の違うPSTが加算されますが、カルガリーが属しているアルバータ州はPSTがないので他州に比べて節約することができます。ちなみにバンクーバーやビクトリアが属しているブリティッシュコロンビア州のPSTは7%。この差は結構大きいですよね!
カルガリーの夏は短く、日差しは強いけれど気温は平均23度前後と快適。冬場の温度は変化が激しく、冬の間に15度から氷点下40度を記録することも珍しくありません。
日本との時差は-16時間(サマータイム時は-15時間)で、有名な大学には、カルガリー大学、マウントロイヤル大学などがあります。

見所

前述にもありますが、1988年の冬季オリンピックの開催地でもあるカルガリー。カナダ・オリンピック公園はスキージャンプとリュージュの会場となった場所で、ボブスレーの疑似体験などができます。
ヘリテージパーク歴史村では、西部開拓時代の街並みや蒸気機関車、当時の服装に身を包んだスタッフなど、カナダの歴史を体験できます。

モントリオール

ケベック州の主要都市であり、トロントに続きカナダ第二の都市モントリオールは、住民の7割がフランス語を第一言語としています。なので街の至る所でフランス語の看板やフランス語のメニューなどを見かけます。街並みもフランス文化を色濃く反映していて、「北米のパリ」と呼ばれるのも納得の美しさです。
夏は30度近くまで上がる日もありますが、冬は氷点下20度まで冷え込むことも。しかし地下街が発達しているので、冬でも快適に暮らせるように工夫されています。
日本との時差は-14時間(サマータイム時は-13時間)。有名な大学には、英語で授業が行われるマギル大学、コンコルディア大学の他に、フランス語大学であるモントリオール大学などがあります。

見所

北米最大のカトリック聖堂であるモントリオール・ノートルダム聖堂は、セリーヌ・ディオンが結婚式を上げた場所としても有名です。建物の外観も素晴らしいですが、是非精巧に作られた内部も見てください。
秋には紅葉が楽しめるセントローレンス川沿いの散歩も素敵で、時期が合えば是非訪れてみてはいかがでしょうか。

モントリオールについて、詳しくはこちら

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