失敗しない留学エージェントの選び方

留学エージェントに紹介される学校に偏りがあるからくりは?

留学会社、留学エージェントを利用して学校を紹介してもらうと、どの留学エージェントに依頼しても全く同じ学校を紹介されることが良くあります。特に日本の大手留学エージェントの場合、どの留学エージェントで相談してもだいたい同じ学校を紹介されるようです。実はこれにはきちんとした理由が存在します。

ここでは留学エージェントに紹介される学校に偏りがある理由をご案内し、皆様が留学エージェント選びに失敗しないよう為の情報をご案内します。

留学エージェントはなぜ同じ学校ばかり紹介するのか

なぜ留学エージェントに紹介される学校が、どこの留学エージェントも決まったようにA校、B校、C校しかないのか??

どうして大手留学会社から相談されるカナダの学校はどこも同じところばかりなのか?

複数件の留学相談をした方ならば、たくさん学校があるのに紹介される学校に偏りがあることに気づくはずです。

ここでは、その理由についてまとめてゆきます。

手続きが楽

たとえば毎月100人の留学希望者がいます。
その留学希望者が、それぞれ100校別々の学校に行く場合と、1つの学校に行く場合、学校手続きが楽なのはどちらでしょうか? 別々のフォーマットの申込書に記入して100か所に送付するより、おなじフォーマットの申込書に記入して1か所に送付したほうが手間暇がかかりません。

学校担当者と顔なじみ

カナダの学校も営利団体の為、営業担当=学校の日本人カウンセラーにもノルマがある場合があります。
ひと月に100名の日本人留学生を入学させるという指示があった場合、100か所の留学エージェントに営業して一人ひとり生徒を集めるのと、1か所の留学エージェントから100名送ってもらう場合、どちらの方が楽かは明白です。

そのためカナダの学校担当者は頻繁に日本に出張をし、送客が多数見込める留学エージェントに重点的に営業をしてゆきます。日本の留学エージェントのカウンセラーは実際にはカナダに行ったこともない、行ったとしてもワーホリや留学でせいぜい1年程度滞在していたにすぎないことが多いですが、そういったカウンセラーはパンフレットでしか知らない学校より、定期的に日本へ会いに来てくれるカナダの学校のカウンセラーがいる学校のほうに愛着がわき、送りやすく思うでしょう。とても自然な反応だと思います。面識があり、カナダの学校にもかかわらず日本語ですべて対応してくれて、困ったことがあればメールでも電話でも相談はすべて日本語で解決する、そういう学校に生徒を紹介したほうが確かに楽ですね。

カナダの学校側も営業が楽

カナダの学校には通常営業予算があり、それを使って営業活動をして留学生を集めますが、たくさん生徒を集めるために使える営業予算が100万円あるとすると、100か所の留学エージェントに1万円ずつ使うのと、1か所に100万円使うのではどちらの方が効率が良いでしょうか? もちろん1か所に100万円を使う営業担当のほうが圧倒的に多いでしょう。
ちなみに民間の留学エージェントの開催する留学フェアに学校の関係者が参加しているケースが多いですが、一ブース参加料で50万円程度かかるという話は普通に聞きます。留学生を集めるのにはお金がかかるのです。

コミッションが良い

カナダの学校担当者、とりわけ営業担当者は毎年たくさん生徒を送客する大手留学エージェントに対して、特別割引や、生徒紹介で特別な報酬を設けていることが多いです。例えば期間限定でいつまでに何週間の申し込みがあれば、通常以上に報酬を支払う、というオファーや、ウェブサイトやパンフレットに記載している通常料金とは別に、エージェント特別料金をつけている場合もあります。(通常料金と特別料金の差はそのまま留学エージェントの利益となります)
中には留学エージェントに高額の報酬を支払うため、あえて通常料金を高額に設定している学校もあります。

たとえば、今後3か月以内に200人の生徒を送客してもらうと、通常の紹介報酬600万円とは別に200万円プラスして支払う、という契約があったり、通常ウェブサイトに$1400で設定している授業料を、留学エージェントには$1200で販売しているなど、こういった事例があったりします。

海外送金費用がお得

学費は日本からカナダに送金されます。例えば今月50名の申し込みがとあるカナダの学校にあった場合、日本のエージェントではわざわざ50回に分けて送金などをしません。だいたい月に1回送金するだけです。

1名分の授業料を送金するのと、50名分の授業料を送金するのでは、どちらの送金手数料が安いのかは明白です。
目安として、日本からカナダに送金すると、海外送金手数料として5000円程度はかかります。 学校のお申し込み時にはこの手数料も負担させられることになります。

仮に50か所にそれぞれ送金する場合は、お客様が負担した5000円をそのまま使って送金をするので問題はないのですが、1箇所にしか送金しない場合は5000円で済んでしまいます。

失敗しない留学エージェントの選び方

これだけ考えれば、なぜ日本の大手留学会社の紹介する学校に偏りがあるように思えるのかが分かるでしょう。

このような事情を背景に、留学カウンセラーは目の前のお客様に、型にはまったようにいつも同じ学校を紹介し続ける傾向が強いのです。そしてそういった事情を知らない留学希望者は、目の前のカウンセラーがおすすめする背景にある本音を知らずに、見た目がきれいなパンフレット、小綺麗なウェブサイトで学校に関しての幻想を抱き、けれどもどの学校もよく思えて決められない。。。

その結果、目の前の留学カウンセラーの言葉を信じてで学校を決めてしまいがちです。

そして、このような流れで学校に通い始めた留学生は、カナダに到着してから理想と現実のギャップ、ほかの学校に通っている友達の声から、間違いに気づき、後悔することも多いようです。

弊社のようなカナダ現地の留学会社には、連日このようにして学校を長期間申し込み満足できない留学生が助けを求めに来ます。しかし残念ながら学費はほとんど返金されず、しぶしぶ学校に通い続けるというケースも実は結構よく発生しています。

こういった事象をきちんと認識したうえでしっかり情報を選別して、賢く失敗しないように留学エージェントを選んでくださいね。

※因みに、このような留学会社の総客する学校の偏りは、また一つの噂を生むことになります。

→ バンクーバーは日本人が多い??

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