カナダの国民性

カナダには一体どんな国民性があると思いますか?

実は、お隣アメリカとは似ているようで、違いが色々ですし、日本人とも共通する国民性もあったりして、面白いですよ。

お気楽で、のんびり屋

まず、最初に言えるのが、カナダ人はお気楽で、のんびり、マイペース。

公的な機関、例えば自動改札機の導入も、テストがまだ時間がかかるなどで、設置から実際の運用開始まで予定よりも半年以上遅れることもありました。

日本だと大問題になりそうですが、カナダ人の反応はというと

「まあそんなもんだよね」

対応に不満を持ったり、騒ぎ立てるような人はまずいません。

日本で電車が20秒早く出発したことで、鉄道会社が謝罪を表明した際は、世界各地でちょっとしたニュースになりましたが、カナダでも話題になっていました。

→参考リンク: Apology after Japanese train departs 20 seconds early

自分自身ものんびりなだけでなく、周りに対してものんびりなカナダ人です。

大雑把で、いい加減

カナダ人は「のんびり屋」である反面、大雑把でいい加減だとも言えます。

先日、先方企業にクレームの電話を入れることがあったのですが、電話の途中にもかかわらず、

「わたしの仕事は5時までだから、後のクレームは明日聞くわ」

そう言って、電話を切られてしまったことも。

このような対応は、企業だけに限ったことではありません。

電気、水道、電話などの公共サービス、銀行、そして政府機関でさえ、やっぱりいい加減。サービスの遅延や間違いは日常茶飯事です。

以前、銀行のサービスで、小切手を写真に撮って送るだけで入金してくれるサービスが導入された当初、間違った金額が入金される問題が発生していました。

例えば、$105.23というような金額だったのに、実際には$105しか入金されないのです。これに対して、クレームを言うと、

「細かいお金はどっちでもいいでしょ」

こんな驚きの回答が返ってくるのです。

私自身、システムエンジニアの経験があっただけに、こういった数字周りの検証がなされていないことに衝撃を受けました。しかも、数字に厳格であるはずの銀行ですら、です。

また、カナダに留学する人にとって困るのが、ビザ申請の処理の遅れ

ビザの発行処理が遅れることも多いですし、「ワーホリ申請は8月10日より抽選です」と掲載されていたにも関わらず、当日の午後になって、なんのアナウンスもなく勝手にウェブサイトが書き換えられ、8月15日からになったこともありました。

いずれも、日本ではありえない対応ですが、それが許されてしまうのがカナダの特徴なのかもしれません。これからカナダに来る留学生も、カナダのファジーさを覚悟しておいてくださいね。

でも、その分、おおらかで、ストレスの少ない社会ですよ!

フレンドリーで優しい

カナダ人は非常にフレンドリーで、優しい人が多いのも特徴です。

カナダのカルチャーショックの記事でもご紹介しましたが、見知らぬ人同士も、気さくに会話を楽しんでいますし、お店の店員さんも笑顔でとてもフレンドリーに接してくれます。

次の人のためにドアを開けておくのは当たり前。道路を渡ろうとしている人がいたら、たいてい止まってくれますし、ドライバー同士も譲り合いの精神で運転しています。

混雑している電車やバスでベビーカーに乗り込んでも、白い目で見る人もいません。むしろ、子供に笑顔で話しかけているくらい。

また、困っている人がいたら、助けずにはいられない人ばかり。

道に迷っていると、周りが声をかけてくれたり、車が止まって動けずにいると、周りの見知らぬ人たちが駆け寄ってくれたり。

このようなカナダ人の優しさは、アメリカをはじめ、他国の人たちもカナダに来て非常に驚くことの一つなんですよ。カナダに留学すると、人の優しさ、暖かさに触れることができ、きっと『カナダに来てよかったなぁ』と思ってもらえるはずです。

よく謝る

欧米ではとても珍しいくらい、カナダ人はよく謝ります。

例えば──

  • 人がぶつかってきても、なぜか自分から「Sorry」。もちろん相手も「Sorry」
  • 人に道を尋ねられて、その道が分からなかったら「Sorry」
  • お店で注文する時も、「Sorry, can I have…」
  • 落とし物をした人に声をかける時も、「Sorry, you dropped…」

このように、「Excuse me」と言うべきシチュエーションでさえ、カナダ人はつい「Sorry」と言ってしまうのです。この点は、他の英語圏の国の人からも、笑いのネタにされてしまうほど。

カナダ人たちは、相手を思いやる言葉として、礼儀として、そして、人間関係の潤滑油として、「Sorry」を多用してしまうそうですが、これって、まるで日本人みたいですよね!

「Sorry」と挨拶言葉のように使ってしまう我々日本人ですが、カナダなら違和感なく馴染めてしまいますよ。

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