お買い物(家具・家電)

カナダの家具・家電

新しい住まいで生活開始。生活するための家具、家電がまず必要になってきます。

シェアの場合は、すでに最低限度家財道具がそろっている場合がほとんどです。その場合は、その部屋のオーナーもしくはメインの借主(本当のオーナーと契約している人)の持ち物であることがほとんどです。

もし、テイクオーバーで前の住人から引き継いでいた場合、家具・家財道具がそろっていることがほとんどです。
ですが、何年もいろいろな住人を引き継いでおり、メンテナンスもされておらず、状態があまりよくないことが多いです。また、新品でも低価格な家具を長年もつかいまわしをしているので、ダメージが大きいことがあります。新しく買い直していくのも多いかと思います。

また、友人と一緒にシェアで、新しくアパートやハウスの部屋を借りた場合、家財道具が全くない場合が多いです。

ここでは、ここバンクーバーで、それらをそろえるために、人気の店、方法をお知らせいたします。

新品を購入する場合

店名 取り扱い品物 特徴 価格相場
 IKEA 家具 / 家庭日用雑貨 / 食器 / スウェーデン食材  北欧デザインで低価格な家具、雑貨をグロバールで販売しております。日本でも『イケア』で有名ですが、こちらでも『アイケア』と呼ばれ、非常に人気のあるショップです。店舗は、迷路のようになっており、様々な商品を体感しながら、選ぶことが可能です。なれない方が入ると、3時間を平気で費やすことになるでしょう。バンクーバーには、コキットラムとリッチモンドに二店舗展開しています。
両方とも郊外に車がないと不便なところにあります。リッチモンドがまだバス停の目の前あり、アクセスしやすい方です。ですが、持って帰るには車が必要でしょう。知り合いにバンを持っていて、手伝ってくれる人がいれば、なお心強いでしょう。先に購入して、後日ピックアップにして預けてもらい、ピックアップの時に手伝ってくれるようにお願いをしましょう。先に言ったとおり、商品を選びは非常に時間がかかります。その間も、待ってもらってのは非常に酷です。

また、IKEAは、自宅への配送並びにその後の組み立ても行うサービス(有料)を受け付けています。これらも利用するのもよいでしょう。

 安い
London Drugs 薬局 / 日用品 / PC / 家電 / 雑貨 バンクーバー内随所にあるドラッグマートですが、薬局、日用品だけでなく、家電も扱っていることでも、有名です。テレビ、PC、カメラだけでなく、キッチン家電も豊富にそろえており、意外と手ごろな価格で販売されております。家具も、装飾系のを何点か取り扱っています。意外と近所にあることが多いので、気軽にアクセスして、すぐに商品を持って帰りやすいのがこのロンドンドラッグの良さです。  平均
Canadian Tire 雑貨 / 工具 / スポーツ用品 / 家電 / 家具 / キッチン用品 自動車用品のみならず、工具、DIY関連、洗剤、家庭日用品、文房具、家電、キッチン製品、家具まで、複合的に様々な商品を取り扱っております。価格も、意外と手頃。郊外のショッピングセンターに隣接されていることがほとんどですが、一店だけは、ダウンタウンと汗薬師安い、キャンビーとブロードウェイ近くにあります。取り扱っている家具、収納系がメイン。ほかの家具屋さんのと比べると安いですが、品質もそこそこです。一年ほどの滞在なら、十分耐えられます。店舗購入の場合、配達サービスがありません。(オンラインショップで購入の場合は、発送サービスがあります。) 安い
 Best Buy 家電  北米で最大の家電ショップです。日本の家電量販店とは違い、商品の品揃えはそこまでありません。最近は、店内にメーカーごとにブースを設置して、すこしプレミアム性をつけて、サンプルを見せています。在庫があれば、その場で購入できます。オンラインショップも充実しており、オンラインでしか購入できないものもあります。ダウンタウンに一店とオリンピックビレッジエリアに一店と非常に公共交通機関でアクセスしやすいところにあります。  平均
Costco 食料品 / 日用品 / 衣類 / 家電 /家具 / DIY用品 / オフィス用品 会員制スーパーマーケット。年会費CA$50。会員のお友達と一緒に中へ入る事も出来ます。食品だけではなく、電化製品から家具と様々なものを取り扱っています。価格は安いですが、少し高品質なのが安くなっていたりしています。値段優先で低品質でもよいというのであれば、他の店の方が安いことが多いです。もともとはビジネスで利用者をターゲットとしての品揃えですので、高品質な品揃えが多いというのも特徴でしょう。メンバー専用のオンラインショップもあり、そこでしか売られていない商品がたくさんあります。店舗で購入品の配送サービスはありませんが、オンラインショップでの注文は、配送してくれます。ちなみに、日本での会員カードが、そのままこちらの店舗で使えますので、実家がコストコ会員であれば、家族カードを作ってもらって、こちらへ持ってきましょう。
1年以上の長期滞在の場合は、こちらで作っておいた方がよいでしょう。

日本では『コストコ』と呼ばれていますが、こちらでは、『コスコ』です。(日本では、『コスコ』と商標を他の会社が持っていなく、病む得なく『コストコ』と名乗っているそうです。)

スタジアム・チャイナタウン駅を降りて直ぐ横にあります。コスコのお得なフードコート内では会員カードが無くとも購入できます。

 高品質が安い
 Walmart 食材 / 日用品 / 家電 / 雑貨 北米最大のスーパーマーケットチェーンですが、最近は食材、日用品以外の製品のシェアが高くなっております。家電、キッチン家電のみならず、ガーデニング、車用品、工具、DIY、オフィス器具など、様々な商品を置いております。お値段も他の店と比べて、低め。郊外に店舗を構えていることが多いです。Logheed Mallがもっともスカイトレインからアクセスしやすいところにあります。ですので、学生・ワーキングホリデーの方々には不便なところがありますが、最近のWalmartの強みは、オンラインショップです。オンラインショップにしかない商品も多く、その中には家具、ベッドマットレスも、多彩にそろえており、利用価値が高いです。  安い
Amazon.ca 書籍 / 家電 日本でもご存じ、オンライン書店から世界最大のオンラインショップへ遂げたアマゾンです。アマゾン・カナダ(Amazon.ca)は、日本のAmazon.co.jpと比べて、品揃えは少ないですが、それでも、カナダ国内では、最大のオンラインショップです。Amazon.caの直売のみならず、数々の小売業者がAmazon.caのシステムを使って販売しております。その中には日本からの販売している人もおります。

家電のみならず、キッチン家電、日用生活雑貨、文房具が購入できます。また、Canada Postに局留めサービスもありますので、一番利用しやすいCanada Postへ配送してもらうことが可能です。

 比較的に安い。

オンラインショップを利用の注意点

上記でも述べたとおり、オンラインショップを利用して、生活用品、電化製品を購入するのも、一つの賢い手です。最近の店舗では、オンラインショップでしか在庫がない商品が増えております。

オンラインショップを使うに当たって、以下の点が注意が必要です。

支払い

クレジットカード支払いがほとんどです。

日本のように、着払い、コンビニエンスストア払いのような商品受け取り時に支払うシステムはありません。

VISA debitが付いている銀行カードでしたら、一部のメジャーオンラインショップ(Amazon.ca、Bestbuy、Walmart)で使えます。

Amazon.ca、Best Buy、一部オンラインショップは、日本でのクレジットカード払いを受け付けてくれますが、高級ブランド、有名ブランドの直営オンラインショップになりますと、カナダ国外で発行されたクレジットカードを受け付けてくれません。

カナダの銀行は、学生用、ワーキングホリデービザ保有者向けにクレジットカードを発行しております。保有している銀行口座の窓口に是非問い合わせをしてみてください。

一つカナダ国内での発行クレジットカードをもっておくと、何かしらで便利なことが多々あります。

配送
日本のように配達時間を指定することができません。

昼間外出が多い場合、受け取れずじまいになる可能性が非常に高いです。
基本的に、再配達はありませんので、最寄りのその運送会社の配送センターまで取りに行かないといけないことになります。

もし、すぐに受け取りが必要な場合は、職場に配達してもらうのがよいでしょう。

当社のメンバーの方は無料で荷物を受け取り一時お預かりしております。こういったサービスをご利用するのも、私どものメンバーになられた方の特典です。

日本のように、土日休日配達はありませんし、配送中でもその期間は動いていないことが多いです。

運送時間

多くのオンラインショップの倉庫は、カナダ東部オンタリオ州にあります。

商品のほとんどが、そこから発送されます。
通常発送(Regular Shipment)をえらんだばあい、それは陸送ですので、オンタリオ州からバンクーバーまで、発送から到着まで4日~7日ほどかかるとみてください。それだけ、カナダは広いと言うことです。
速達(Express Shipment)を選んだ場合、航空小包ですので、翌営業日から3営業日で届きます。ほとんどの場合は、有料です。

販売店によっては、まれに、バンクーバーもしくはその郊外から発送がありますが、この場合は陸送でも発送後翌営業日には届くでしょう。

配達業者は、荷物を手厚く扱ってくれません。

いくら『Fragile(壊れやすい)』とステッカーが貼っても、ほとんど無視されます。
届いた商品が破損していた、不良品の場合は、すぐに販売店に連絡をする方がよいでしょう。特売品でない限りは、返品の99%引き受けてくれます。大手のオンラインショップは、その返品送料の負担がありません。ブランド品の場合は、届いた商品の中に、すでに返品用の発送ラベルが同梱されていることが多いです。商品が届いても、同梱されている書類をすぐに捨てずに、しばらく手元に保管することをおすすめいたします。
Amazon.caの場合は、カナダポストへ持ち込みだけですむ返品用の発送ラベルをEメールにて発行してくれます。

また、留守だったら、玄関に置きっぱなしと言うことがあります。
まだ届かないとか、配達人が置きっぱなしをしたと言うことが発覚しましたら、すぐに販売側に連絡をしてください。
運送、配送中のクレームは、発送側が運送会社に行うのが基本です。受け取り側が運送会社にクレームをしても聞き入れてくれないことが多いです。かならず、発送側(販売側)に連絡をしましょう。

中古でそろえる場合

新品を購入するほど予算がない方は、中古を集めてそろえる手があります。

カナダでは、個人売買で中古のやりとりが行われています。最近は、ほぼネットでの掲示板にてコンタクトを取り合って、売買が盛んです。

こちらに、最も利用されている掲示板サイトをご紹介していきます。

JP Canada バンクーバー日本語コミュニティーの中では最大の掲示板。留学生やワーキングホリデーの方々が帰国されるときに家具や雑貨など帰国処分で売りさばくことで利用されております。日本語でやりとりですので、カナダに来たばかりの方々にも大変重宝されております。ほとんどの商品が低価格でやりとりされていますが、利用者のほとんどが学生やワーキングホリデーの方ですので、元々の新品の状態でも低価格品だったというのが、いっぱい見受けられます。
中には、駐在の方、移民の方も出品していることあり、まれに質が高いのがお買い得価格で売られていることがあります。
Craigslist クレッグスリスト。世界最大のオンライン掲示板サイトで、バンクーバー内でも最大の流通量を誇っております。カテゴリー分けも細かく分かれており、雑貨、家具、スポーツ用品、アンティーク、車、家までの売買がこの掲示板で行われています。車、家に関しては、業者さんの投稿が見られますが、中古家具、雑貨に関してはほぼ個人です。(*新品に関しては、雑貨でも業者さんの投稿の可能性があります。まれに、偽物とか有名ブランド品によく似ているがどこか違う新品とかも見られますので、気をつけてください。)とりあえず、商品の多彩さと品質のピンからキリまで、いろいろあります。

もちろんすべて英語で、英語でのやりとりです。

ですが、低品質低価格商品ばかりでは何か物足りないって方は、ここで自分の好みの家具や雑貨を探し出すのも手です。

これ以外にも、フリーペーパー、学校の掲示板、すんでいるアパートの掲示板でも、家具処分の個人広告を見受けられることもあります。

中古売買のポイント

友人を連れて投稿者と会うこと

実際に投稿者とコンタクトをとって、その商品の下見・取引にいくとなった場合、
一人で行かず必ず友人と一緒に出向いてください。

当たり前ですが、個人売買は、現在の所有者と面会をしないと取引できません。

治安がよく、親切な人が多いバンクーバーではありますが、すべてではありません。知らない人の家に行くわけですから、用心して出向くにはこしたことはありません。

また、友人を連れて行くことによって、その取引に関して第三者の意見・アドバイスを聞くことができます。

しっかりと見定めること

取引されているのは、ほとんど使用中のものか、もしくは一度使用されたことがあるものばかりです。持って帰ったら、すぐに壊れることもまれにあります。

  • どのくらい使用されたのか?
  • なぜ、手放すのか?
  • 破損、汚れがないか?
  • 特徴、機能をしっかりと聞く。
  • 動作確認をする。

持ち主としっかりを話しをして、商品を見定めてください。投稿に表示されている情報を元にして、オリジナルの商品の特徴を事前につかむことをおすすめします。

運送手段を押さえておくこと

ほとんどの取引が、商品は購入者がピックアップするが基本です。ほとんどの場合、販売者側は運んでくれません。

雑貨、小型家電なら、バスや電車で運べますが、家具や中型以上の家電を運ぶとなった場合さすがに無理があります。ネットでその売ります投稿をみて、その商品を見定めるときに、運ぶ方法もしっかりと考えておきましょう。

車やトラックを持っている友人・知人も頼ったり、自分でレンタカーを押さえてとりにいったり、大きめのタクシーを手配したり、引っ越し業者をたよったりするのもよいでしょう。

値段交渉

こちらでは、個人売買では値段交渉は当たり前です。ぜひ挑戦してください。

値段交渉の入る前に、しっかりと販売者側とはなしをして、以下のことを確認してください。

  • 商品の状態と機能
  • いつ頃、引き取りが可能なのか?その場で持って帰れるのか?
  • もしくは、配達をしてくれるのか?(この場合、値段が上がる可能性があります。)
  • 支払い方法、支払いタイミング

もし、販売者が大きな家具をすぐにでも処分したいということであれば、この場で持って帰ると主張すれば、値引きが大きくなる可能性があります。

また、所有者が月末まで使用したいので引き渡し日が限られていた場合、その日に合わせるから値引きを要求することも可能です。

家電でもある機能が動かないとか、リモコンがオリジナルではないとか、修理近々必要なるかもしれない、汚れがはげしいとかがあった場合、こっちでなんとかするから値引きしてくれと要求するのもありです。

販売者は、理由なしの値引きを嫌います。販売者側に値引きすべき納得する理由を与えてあげられるかどうかが、値段交渉のこつです。

補足ポイント

弊社のスタッフの中に、バンクーバーでいろいろ中古売買をしてきた人間に言うには、

中古ベッド・ソファの取引は、できる限り避けた方がいいとのことです。
また、これらを帰国処分するときも、リサイクルへもしくは廃棄処分することを、おすすめするとのことです。

中古ベッド・ソファの善し悪しを見定めるにも、それをその場から運び出すにも、また部屋に入れ込むにも、かなりの経験が必要になるからです。

どうぞ、よりよいカナダライフをお過ごしください。

執筆者 執筆者
Anna

新卒で金融機関に就職、ウェブ担当者として、ホームページのリニューアル・運営を一任される。以来10年以上、SEO・ウェブマーケティングはもちろん、デザイン・コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で活躍。留学を機に、現在はカナダ在住4年目、ウェブサイトの改善・運営・SNS運用など、様々なプロジェクトに携わっています。

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