ビクトリア留学の失敗談と知っておくべきこと【必ずしも失敗とは限らない?!】

これからカナダ、ビクトリアへの留学を予定している方の中には、留学に対してこんな不安を感じている方もいると思います。

【セリフ】かえで(汗)
かえで

せっかくの留学を決めたのに、何も成し遂げずに終わってしまったらどうしよう?

 

以前から留学を決意している方でもいざ留学するとなると不安がない人はいないと思います

日本ではできないような経験をしたい思いがあるからこそ、ぜひ後悔のない留学生活を送ってもらいたいと思います。

今回は、ビクトリアに留学した場合のよくある失敗談と、知っておいた方がいいことを紹介します!

ビクトリア留学のよく耳にする失敗談

それではまずは、ビクトリアに留学した際に、よく耳にする失敗談を紹介します。

①小さい街で退屈さを感じた

ビクトリアに留学する理由を以下のように決められた方も中にはいるかもしれません。

例えば「ビクトリアという街並みが好きな感じだったから。」「旅行で行ってみて好きな雰囲気だったから。」「主要都市では日本人が多そうだから小さい街にしてみた。」などなど。もちろんこれらの理由が悪いわけではありません。

ただ、留学先を決めるのに、知らずに何となく決めてしまうと実際に来たときに「思っていたのと違った」と感じるかもしれません。

ビクトリアは、ブリティッシュコロンビア州の州都で、バンクーバー島という島にある中心都市です。「ガーデンシティ」という別称があるほど、街中は花で彩られています。年間を通じて比較的温暖な気候のためとても過ごしやすい都市でもあります。

とはいえ、ブリティッシュコロンビア州の州都と言えども、規模感で言うとバンクーバーやトロントのような大都市に比べるとかなり小さい街と言えるでしょう。

なので

  • 街が小さく、やりたいことが尽きてしまった
  • 街が小さい分、お店なども限られており職探しに苦労した
  • コミュニティが小さいため、多様性が少ないと感じた
  • 観光するところがすぐ尽きてしまい、見るところがなくなり飽きてしまった

など、といった感情から後悔をする例も少なくありません。

滞在先は、留学を過ごす上でとても大切になるので、必ず「目的」を持って都市選びをしましょう。

②語学学校が小規模すぎた

街が小さい分、バンクーバーやトロントのような大都市の学校と比較すると、やはりビクトリアの学校の規模も小さくなる傾向にあります。

もちろん、小さい規模の学校だからと言って失敗に直結するわけではありません。その小規模の学校が自分に合っているかそうではないかは、それぞれの感じ方によります。

しかし、もしあなたが「大人数のいるクラスで勉強したい」などと、小規模の学校より、大規模の学校を望んでいる場合は、そのような学校を選択できる都市に留学すべきですし、それで小規模の学校を選択した場合自分の意向と相反するものになってしまうでしょう。

③学校の選択肢が狭まる

こちらは前述の②と重複するかもしれませんが、小さい街ですと学校の数も限られてくるため、もちろん学校の選択肢は狭まってきます。

こちらは一例ですが、バンクーバーとビクトリアの語学学校の数の差です。

  • バンクーバー …… 40校
  • ビクトリア …… 6校

一目瞭然ですが、これだけみても語学学校の選択肢はかなり狭まることがわかります。

④意外と日本人が多いように感じた

トロントやバンクーバーのような有名な都市では日本人留学生で溢れかえっているのではないかと勘違いする人がたまにいます。たしかに、日本人が多く訪れるような有名都市は他の地域に比べたら日本人は集まりやすくなります。だとしても、決して「街に日本人が溢れている」というレベルにはなりません。

先ほど、③で挙げたバンクーバーとビクトリアの語学学校数の比較です。

  • バンクーバー …… 40校
  • ビクトリア …… 6校

同じ人数の日本人が、この2都市の語学学校に行こうとすると、ビクトリアの場合ではこの6校にその日本人が集中することになります。そうなるとクラスの日本人比率は高くなることもあり得るでしょう。

さらにビクトリアは街自体も小さいので、日本人に出会う確率はさらに上がるかもしれません。そういう意味では、「日本人によく会う」=「日本人が多い」という感じ方になるかもしれませんね。

⑤英語の勉強は現地についてから始めようと思っていた

これはビクトリアに限らずの話ではあります。留学に来る人の中には、たまに「留学すれば英語力が上がるので、勉強せずに行けばいい」と勘違いしている人がいます。

ですが、留学経験者が後悔や失敗に感じる部分が「英語」なのです。「留学すれば英語環境に強制的に身を置ける」「現地に行ってからちゃんと勉強始めよう」「海外に住むんだから英語力は上がること間違いなし」などど理想を掲げてしまいます。

ですが実際は、現地で勉強するのはもちろんですが、その勉強した英語を実生活の中で使うから英語が伸びます。現地で英語を勉強する最適な方法は語学学校(ESL)に通うことですが、ESLでも初心者から英語を学ぶことは不可能ではないです。

しかし、現地で0からスタートすると、自分の目標にする英語力までには、時間とお金がとてもかかります。学校によって決まりはそれぞれですが「8-12週間の1タームのカリキュラム受講で自動的にクラスアップ」できるような学校もあれば、ボーダースコアが厳密に決められていてそのスコアに満たないとクラスアップが出来ないようなところもあります。現地で0から英語力を上げていくのには時間とお金がかかるという所以はここにあります。

留学には時間とお金を費やすつもりできているかもしれませんが、それでもどちらも有限です。日本で少しでも勉強してきて後悔はしないはずです。

⑥短い期間でもワーホリ中に語学学校に行くべきだった

ワーキングホリデー(ワーホリ)で渡航したいと考えている人の中には、「せっかく働けるビザだから語学学校に行くなんて勿体無い」と思っている方もいるかもしれません。

ですが、「渡航して現地に来たら自然と友達ができるだろう」と思っていても、どこかのコミュニティに属していない限り、友達ができるというのは難しい話です。その点、学校というのは「同じ志を持った仲間が集う1つのコミュニティ」として、友達ができやすい環境です。

友達ができれば、一緒に英語で話したり、休日を一緒に過ごしたり、留学生活も充実すること間違いありません。

また、友達など話す相手がいないと、英語を話す機会というのは海外に住んでいるだけでは意外とないのです。考えてみてください。最近では、オンラインショップや無人レジもありますし、ほぼ会話をせずに買い物もできてしまいます。さらにカフェやレストランに入ったとしても、使う英語には限りがありますよね。

そういう点では、学校に行かなかったことで失敗につながるケースはよくあると考えられます。

失敗にしないために知っておくこと

これまで、ビクトリア留学でよく耳にする失敗談をお話ししました。しかしこれが全てあなたに当てはまるわけではありませんし、この失敗談が全てあなたにとっての失敗とも限りません。

なぜなら、留学の目的は人ぞれぞれだからです。

何に重きを置いて、何を大切にしていくのかということを大事にしてほしいです。

では、失敗にならないためにはどうすればいいのでしょうか?

①ビクトリアという街をちゃんと調べておく

滞在都市は何となく決てしまっても、その街にすぐ馴染めて充実した留学生活を送れていると感じているなら良いでしょう。

しかしきちんとその都市を知っておかないと自分の描いていた留学生活と違ったなんてことは容易に派生します。

きちんと滞在先の情報を知っておくことで、「その街が自分の留学プランと合っている場所なのか」「その街での留学生活は自分の目標や目的と合致しているのか」「自分の価値観のあった生活ができそうなのか」など、あらかじめ考察しておけるでしょう。

事前に滞在都市を調べ、自分の留学プランとすり合わせておくことは需要ですね。

②学校の特徴が自分の価値観と合うか

先ほど、小さい街では、学校の規模感も小さくなる傾向にあるという話題が出ました。

ですが、小規模校が悪いわけではありません。小規模校には小規模校なりのメリットがたくさんあるのです。

例えば

  • アットホームな雰囲気
  • 少人数なので、生徒同士話しかけやすい(生徒同士が仲良くなりやすい、友達が作りやすい、休みの日も集まりやすい)
  • 先生との距離も近くて話しかけやすい(質問もしやすい)
  • 少人数なので、指名されたり意見を言いやすく、授業に参加している感がある
  • 先生が生徒一人一人に向き合いやすい(大人数のクラスのように埋もれることがない)

小さい学校だからと言って、全てが失敗というわけではなく、要は個人の価値観によります。

③外のコミュニティに目を向ける

留学生活、異国の地で1人ぼっちでは生活はできません。やはり友達の存在はとても大きいでしょう。

前述と重なりますが、どこかのコミュニティに属していない限り、友達ができるというのは難しい話です。なのでせっかく海外に住んでいるので、外のコミュニティにも目を向けてみるのもいいのではないでしょうか。もちろん、まずは日本人の集まりでもいいと思います。

例えば、「異文化を体験できる機会を作る」「アクティビティやイベントなど人参加して交流する」などです。

ただ、中には日本人との交流を断とうとする人がいます。それが100%良いかとは限りません。日本人のいないコミュニティでは「英語を使って交流する挑戦ができる」「多国籍の友達ができる」などメリットもありますが、「本当に困ったときに日本語で相談できない」「本当に伝えたいことが伝えらない」というストレスもあります。留学生活には、楽しいことだけではなく苦しいこともあると思うので、日本語で頼れる相手を作るということは必要なことだと思います。

ですから、多国籍な文化を体験できるカナダで、日本人を含め色々な国の方々と交流を持ってみてくださいね。

④日本で英語はできるだけ勉強しておく

こちらは前述の失敗談と重複しますが、英語は日本でできるだけ勉強しておきましょう。

あなた決めた留学の目標によっては、達成までに時間とお金がかかる場合があります。少しでも日本でできることをしておくことで、カナダで費やす時間とお金を節約できるかもしれませんよ。

⑤語学学校を侮ってはいけない

前述しましたが、学校というのは「同じ志を持った仲間が集う1つのコミュニティ」として、友達ができやすい環境です。そして、留学中にできた交流は、その後のカナダ生活の人脈にも大きく関係してきます。

よく耳にする話だと友達の紹介で仕事が見つかったとか、友達の声かけでシェアハウスが決まったなどの「友達がきっかけ」ということがあります。「ワーホリで働きに来たから」とか「たかが語学学校だし」などと侮ってはいけないのが語学学校です。

失敗談はあなたにとっての「失敗」とは限らない

繰り返しにはなりますが、これらの失敗談が全てあなたに該当するわけでもありませんし、この失敗談があなたにとっての失敗になるとも限りません。

理由は、どういう目的と意志を持って留学するかという点が重要だからです。

最後に

留学に大切なことは、しっかりと目標を設定し、その目標に合わせてきちんと計画していくことが重要となります。

カナダ留学コンパスでは、ひとりひとりの事情に合わせて、スタートラインから段階を追って進めるようなオーダーメイドの留学プランを提供します。

留学だけでなく、留学後の就職、カナダ永住までトータルでお手伝いしますので心強いですよ!

まずはお気軽に、無料相談をお申し込みくださいね♪

執筆者 執筆者
Miki

夢は海外移住。日本の正看護師とwebデザイナーの二足の草鞋。企業の専属web担当やブログ運営もしています。

2020年4月からワーホリ予定がコロナで延期→11月からワーホリでカナダに渡航

「夢のために努力と継続と行動を絶やさない」がモットー
好きな言葉は『夢は空高く、努力は足元に』

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