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現在のコロナ禍のため、空港や機内はもちろんのこと、出国までの流れも通常とは少し異なる点があります。
渡航先の入国のみならず、日本からの出国もどうなっているのかと不安になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際にコロナ禍の11月末に日本から出国した私の経験をふまえ、下記5つに分けて日本出国までの流れや空港の様子をお伝えしていきます。
- 羽田空港(国際線ターミナル)
- チェックインカウンター
- 出国~搭乗ゲート
- 搭乗
- 機内
それでは、それぞれを見ていきましょう!
注意点
今回は、「羽田空港国際線ターミナル発、ANA便(羽田→バンクーバーの直行便)」を利用したため、こちらの情報に基づきお話しします。
他の空港や航空会社によってはこの限りではないこともあるのでご了承ください。
このページの目次
羽田空港(国際線ターミナル)
まずは、羽田空港(国際線ターミナル)の様子ついてお話しします。
場所ごとに詳しく説明してきますね!
- 到着ロビー
- 出国ロビー
- チェックインカウンター
- 飲食店やその他お店
- 駐車場
到着ロビー
コロナ禍の空港で、一番人がいる場所が、到着ロビーです。
家族の迎えなどを待っている人がちらほらベンチに座っているような状態です。
出発ロビー
続いて出発ロビーですが、こちらはほとんど人がいません。
「未だかつてこんな空港があっただろうか……」と思うほど、音もしないくらい静かな場所でしたし、歩いているのは空港警察官くらいなもので、スタッフすら見当たりません。
何か尋ねたいことがあっても尋ねられる人がいないので、少し不便を感じました。
出発ロビーの状況まとめ
- ほぼ無人
- 歩いているのは空港警察官くらい
- Informationセンターもスタッフがいない
- 尋ねたいことがあっても尋ねる人がいない
- エレベーターやエスカレーターも一部停止中
チェックインカウンター
チェックインカウンターですが、こちらも基本的に無人です。
羽田空港国際線ターミナルでは、現在ほとんどの便が欠航中のため稼働しているのはANAとJAL含め数便程度です。
そのため、ほとんどのチェックインカウンターは開いておらず、スタッフもいません。
さらに、チェックイン時間になるまではスタッフが一人も来ないので、空港到着時間も注意が必要です。
(運行している航空会であってもわずかな便のみ稼働しているため、常時スタッフがつけることはしていないため)
当たり前ですが、利用者もかなり少数のため、チェックインカウンターは稼働中でもかなり空いています。
ちなみに私の場合、21:55発の便で、チェックインカウンターが開いたのは19:25でした。
チェックインカウンターの状況まとめ
- チェックイン時間までスタッフは来ない
- スタッフがいる時間は限られた時間のみ
- 利用者はごく少数のため、チェックインカウンターに行列はできない
飲食店やその他お店
飲食店やお店は一部営業していますが、半分以上が閉鎖中で19時に締まるお店もあります。
一部の店舗のみ営業していますが、利用者は空港職員くらいで、吉野家や一部のカフェなどが営業しているような状態です。
そのため、特に出国前に空港で食事をしようと考えている方は、お店の営業状況や時間に注意してください。
飲食店やその他のお店の状況まとめ
- 一部の店舗のみ営業中(時短営業)
- 利用者は空港職員くらい
- Wi-Fiレンタル業者なども閉鎖中
注意点
羽田空港国際線ターミナルの公式ホームページを見ても営業時間しか書かれていないため、「営業しているのかな?」と行ってみても、閉鎖中のところが多くあります。
実際の営業とホームページ情報が異なるケースがあるようなので注意が必要です。
駐車場
今回空港までは、車で行きました。
国際線ターミナル直結の駐車場に停めたのですが、駐車場はガラガラでした。
通常は事前に駐車場の予約ができるのですが、利用者が少ないせいか予約制度自体が運休のようで、今回は予約なしでも駐車できました!
チェックインカウンター
コロナ禍の中で、通常と少し異なるのが、チェックインカウンターでの手続きでした。
通常の流れに追加で必要なやりとりが4つが発生します。
通常 |
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追加で必要なやりとり |
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追加で必要なやりとりをそれぞれ説明していきます。
カウンター前で検温
まずカウンター前で検温をされ、平熱と変わりないか尋ねられます。
チェックインカウンターでeチケット(または搭乗券)とパスポートを見せる
現在、事前に自動機械やオンラインでチェックインができるため、あらかじめ搭乗券を発行しておくことができます。
しかし、たとえ搭乗券を事前に取得していたとしても、「出国できるかどうかの書類確認」があるため、この手続きは必要になります。
入国許可証があるかの確認
パスポートやeチケットを見せた後に、入国許可証があるかの確認をされます。
例えば下記などの書類を提示します。
- ワーキングホリデーの許可証
- 学生ビザの許可証
求められる書類を、提出すれば大丈夫です。
まだ日本ですし、もちろん日本語での応対なので流れに任せましょう!
「ArriveCAN」の登録が済んでいるかの確認
カナダの渡航の際には、現在新型コロナウイルスの流行に伴い「ArriveCAN」というカナダ政府のアプリの申請が義務付けられています。
「ArriveCAN(アライブキャン)」とは?
カナダ政府独自のコロナ追跡アプリで、入国の際に必ず提出が必要となります。
カナダ到着前48時間前から申請可能なので、渡航前までにアプリをダウンロードし、情報を入力しておいてください。
そのため、チェックインカウンターで「ArriveCAN」への申請が済んでいるかの確認をされますので、必ずチェックイン前までに登録をすませておいてください
出国~搭乗ゲート
チェックインカウンターでの手続きが終了したら、出国ゲートに向かいます。
出国する人もほとんどいないため、保安検査場や出国審査含めてガラガラです。
普段の流れは下記です。
出国~搭乗ゲートまでの流れ
- 出国ゲートまで行き、まず係員にパスポートと搭乗券を見せ、保安検査場にて手荷物検査を受ける。
- その後は、出国審査に行き手続きする。(現在は機械で自動で実施)
- 出国後、自分の便の搭乗ゲートまで向かう。
大まかな流れは変わりませんが、保安検査場の係員に「出国の目的」を聞かれましたが、日本語で聞かれるので、普通に答えれば問題ありません。
【補足情報】搭乗ゲート周辺のお店の様子
国際線に乗る時の楽しみの一つが、免税店ではないでしょうか?
ですが、搭乗ゲート周辺のお店は、出国審査目の前にある「TIAT DUTY FREE」以外はほとんど閉鎖しています……。
買い物したいと思っていても、お店がやっていない場合があるので注意してください!
ちなみに、「TIAT DUTY FREE」に入店してみましたが、テスターなどの使用ができなかったり、商品のほとんどにビニールがしてあり触れにくいようになっていました。
搭乗
搭乗ゲートに着いたら、いよいよ飛行機に搭乗していきます。
搭乗までの流れは下記となります。
通常の場合 |
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今回の場合 |
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通常と大きな違いは、「搭乗する直前にも検温をし、シールを貼られる」ということです。
搭乗券にシールを貼るのは、利用した航空会社特有のルールかもしれませんが、検温など感染対策を徹底している様子が伺えました。
機内
機内には、ほとんど人が乗っていませんし、隣はもちろん、前後左右全く人がいませんでした。
機内の様子は以下の点に分けてお伝えしていきます。
- 機内アナウンス
- 機内食やドリンクサービス
- その他のサービス
注意点
今回は、「羽田空港国際線ターミナル発、ANA便(羽田→バンクーバーの直行便)」を利用したため、こちらの情報に基づきお話しします。
他の空港や航空会社によってはこの限りではないこともあるのでご了承ください。
機内アナウンス
まず機内アナウンスが、通常とは異なる感染予防対策のアナウンスが流れていたり、コロナ禍の状況に合わせたアナウンスになっていました。
通常とは異なるアナウンス
- 緊急時の酸素マスク着用の際には「マスク」を外して装着すること
- この機体は空気循環の設備があり、約3分ほどで機体全体の空気が入れ替わりますのでご安心ください
- 客室乗務員は感染予防対策のため、手袋マスクのほか、食事提供の際にはフェイスシールドの着用を致します
機内食やドリンクサービス
航空会社によっては、感染予防対策の観点より機内食やドリンクサービスを一部廃止しているところもあるようですが、私が利用した際は、機内食やドリンクサービスは提供されていました。
しかし状況によって変更される可能性があるので、機内食やドリンクサービスについてはあらかじめチェックインカウンターなどで確認しておくことをオススメします。
その他のサービス
離陸直前に、下記が配られました。
- アルコールシート
- ビニール袋(ごみ捨て用?)
ちなみに今回利用したANAでは、機内での免税商品の販売を中止していました。
まとめ
今回は、日本出国までの流れや空港の様子をお伝えしました。
不安もあるかと思いますが、日本語での対応となるので、しっかりと準備をしておけば大きな問題にはなりません!
注意点
今回は、「羽田空港国際線ターミナル発、ANA便(羽田→バンクーバーの直行便)」を利用したため、こちらの情報に基づきお話しします。
他の空港や航空会社によってはこの限りではないこともあるのでご了承ください。
ぜひ日本出国時の参考にして見てください。
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