オーストラリア出身の俳優・女優などの有名人18人!

ハリウッド俳優や世界で活躍するミュージシャンなどの多くが、アメリカ出身です。しかし中にはオーストラリアから世界へと羽ばたき、大活躍をする人もいます。

この記事ではオーストラリアで活躍する有名人を18人、ご紹介します。オーストラリア滞在中の方やオーストラリアへの渡航を予定している方はぜひチェックし、オーストラリアをもっと好きになるきっかけにしてください。

ヒュー・ジャックマン

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ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)はニューサウスウェールズ州シドニー出身です。X-MENシリーズのウルヴァリンを演じていることで知られている人物です。

じつはヒューは、歌って踊れる俳優としても知られています。2012年に出演した「レ・ミゼラブル」ではダンスセンスを発揮。

そのほかにもマイクを向けられたら華麗な生歌を披露したり2009年のアカデミー賞授賞式ではステージ上でダンスをしたりしました。

また、彼といえば「いい人」であることも有名です。撮影現場ではいつでも周りを気遣い、自分のことは後回しにしがちだそう。

自然体のジェントルマンである彼の魅力は、世界中の老若男女を虜にします。

ニコール・キッドマン

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ニコール・キッドマン(Nicole Mary Kidman)は、アメリカとオーストラリアの二重国籍を持つ女優です。「めぐりあう時間たち」や「ムーラン・ルージュ」が代表作にあたります。

天才女優として名高いニコールは、じつはIQ132を誇る才女。頭の回転がとてつもなく速く、演じるべき役柄のイメージもすぐに把握できることから、「名監督」として名高い監督勢からのオファーも多いのだとか。

また、彼女はチャリティーや慈善活動にも献身的です。日本でも2011年の東日本大震災の際、チャリティーTシャツのデザインをおこなった経歴があります。

実子・養子・代理母出産の子どもを抱えていることから、子どもへの慈善活動にも精力的です。

名優トムクルーズと離婚をした経歴を持ちますが、じつは彼女が世間から強い関心を浴びるようになったのは離婚後。現在はキース・アーバンと結婚をしており、おしどり夫婦として有名です。

彼の存在にニコールは大きく支えられながら、女優業に真摯に取り組んでいます。

クリス・ヘムズワース

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クリス・ヘムズワース(Christopher Hemsworth)は、オーストラリアのビクトリア州出身です。新生「ゴーストバスターズ」のポンコツ受付をはじめ、さまざまな映画に出演する俳優です。

190cmの長身に甘いマスクの彼は、じつは性格も楽しくて親しみやすい俳優だそう。家族思いな一面も彼の女性人気が高い理由であり、家族を守るためにパパラッチと距離を置けるオーストラリアに住居を構えたという逸話もあります。

当然、彼の仕事場はハリウッド。家に常駐はできないでしょうが、自分を優先しないその姿勢に、世界中の女性たちのハートが掴まれました。

また、彼には弟と兄がいて、3兄弟とも俳優として活躍しています。(弟のリアム・ヘムズワースは次の項でご紹介します。)

2018年には「ハリウッドで最も稼いだ俳優ランキング」で4位を取得した経歴もあり、彼の人気ぶりが伺える結果に。見た目にも優れ演技力も高く、性格も良いとなれば、今後も彼へのオファーが途切れることはなさそうです。

リアム・ヘムズワース

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リアム・ヘムズワース(Liam Hemsworth)はビクトリア州出身であり、クリス・ヘムズワースの弟です。俳優である兄たちの後を追うようにして、俳優の世界に足を踏み入れたそう。

代表作は「ハンガーゲーム」「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」などが挙げられます。

兄と同じく、長身イケメンである彼は、まだ33歳と若い俳優です。恋の噂も絶えないのかと思いきや、じつは恋愛関係の話題はそれほど多くありません。

彼のハリウッドでの最初の恋人は、マイリー・サイラスです。1度は結婚もした2人ですが、2023年現在は離婚をしています。

別居生活中に、リアムは女優のマディソン・ブラウンとの交際が噂されたりモデルのガブリエアラ・ブルックスとの恋愛がパパラッチされたりしていました。

マイリーとリアムは10年以上の付き合いがあります。お互いがキャリアに集中するための別れだったようですが、マイリーにとっては未だに振り返ることが多い別れだそう。

しかしマイリーの評価では、満点だったリアム。女性を夢中にさせる魅力を育て、今後は恋に仕事にと、離婚をバネにしてさらに世界へと羽ばたいていってほしいですね。

ケイト・ブランシェット

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「かっこいいオーストラリア人女性」といえばこの人、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)です。ケイトはビクトリア州メルボルン出身で、ハリウッドはもちろん世界中の多くの女性が憧れるハンサム・ウーマンといえます。

彼女はカメレオン女優としても知られており、映画「エリザベス」では悲劇の女王エリザベス1世を華やかに、厳かに演じきりました。最後の白塗りで現れたシーンは、私たちのよく知る絵画のエリザベス1世にそっくりでしたね。

また、別の映画「アイム・ノット・ゼア」では、6人の俳優たちがそれぞれボブ・ディランを演じていますが、ケイトは男装をしてボブ役に挑戦しています。

日本の「かっこいい女優」の代名詞でもある天海祐希さんも、憧れの女優として名指ししており、キャラクターやイメージが似ている2人は吹き替えで共演することも少なくありません。

言動やファッションが男性的でかっこいい、というよりは芯が通った彼女の仕事への姿勢や、ありのままの飾らない姿で「かっこいい」と感じさせるケイト。これからも世の女性たちを虜にするかっこよさで、世界を魅了することでしょう。

サイモン・ベイカー

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THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル」の主役を演じた俳優、サイモン・ベイカー(Simon Baker)は、タスマニア州出身です。

垂れ目とくりくりのパーマヘアが特徴のサイモン。『THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル』では、皮肉っぽい独特な言い回しのキャラクターを演じたことからクールな印象がありますが、じつは家族思いで優しい人物だそう!

家族で移動をすることが多くパパラッチされるシーンはほとんどいつも家族連れ。奥さんとイチャイチャするシーンも、カメラに撮られています。撮影が朝の5時まで長引いても、8時には息子のサッカーの試合を見に行くのだとか。

家族思いの一面はハリウッドでも高く評価されており、共演する女優はこぞってサイモンのことを「優しくてセクシーな男性」と称します。

そんな家族思いのハンサムというキャラクターが根付いていたサイモンですが、2021年に29年連れ添った奥さんと離婚をしたそう……。奥さんが反ワクチン派であったことが理由の1つとされていますが、真実は2人にしかわかりません。

子どもたちは3人ともすでに成人しており、両親それぞれの人生を尊重しているようです。

今後は夫婦ではなく親しい友人として関係を築いていくそうですので、新しい2人の道を応援しましょう。

レベル・ウィルソン

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ふくよかな体型が魅力のレベル・ウィルソン(Rebel Wilson)は、シドニー出身のコメディ女優です。映画「ナイトミュージアム3」では、女性警備員のティリーを演じていました。

ビッグサイズが特徴のレベルですが、近年、35kgのダイエットに成功しています。自分の体型は気に入っている、と公言していた彼女がダイエットに踏み切ったのは、「健康を意識して」とのこと。

ビッグサイズの女優はコメディ界で重宝されることから、自分の体型はポジティブに受け止めていたレベル。ダイエットの理由も前向きで明るい点が、彼女らしいですね。

また、レベルは同性愛者としても知られた存在です。2021年にはパートナーでありデザイナーのラモーナ・アグルマとの間に、代理出産で第一子を授かっています。

大きな体に同性愛者とマイノリティな点が多いレベルですが、彼女を思い浮かべると見えてくる顔は、いつでも明るく笑っているシーンです。

太陽のように人々を照らすレベルの前向きな姿勢に、今後も多くの人々が勇気をもらうことでしょう。

ミランダ・カー

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ビクトリアズ・シークレットのモデルとして人気のミランダ・カー(Miranda Kerr)はシドニー出身です。

ミランダといえば日本でも大人気の海外モデルの1人。175cmの長身ボディと愛らしいベビーフェイスが特徴で、日本のテレビCMにもたくさん出演していました。

ミランダを語る上で無視できないのが、俳優オーランド・ブルームの存在です。オーランド・ブルームはミランダの元夫にあたります。

美男美女の夫婦として知られていたミランダとオーランドですが、結婚後3年で離婚。現在は親しい友人関係を保っており、オーランドの新しい奥さんであるケイティとも、オーランド以上に仲良くして過ごしているそう。

柳のように幹は強く、流れに任せながら自分を保ちたい」と語った経緯があるミランダらしい柔軟なこの姿勢は、多くの女性たちから指示されています。

イアン・ソープ

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イアン・ソープ(Ian Thorpe)はシドニー生まれの元オリンピック水泳選手です。過去にはオリンピックで5つのメダルを勝ち取り、輝かしい戦歴を残しています。

「魚雷」の異名を持っていたイアンですが、彼が注目を浴びたのはオリンピックでの輝かしい受賞歴だけではありません。じつはイアンは、2014年に同性愛者であることをカミングアウト。

保守的なスポーツ界では珍しいことであり、彼の告白に多くの同性愛者が勇気をもらいました。

しかしイアンはカミングアウトに、とても悩みを抱えていたそう。「オーストラリアの人々が、同性愛者がメダルを獲得することを喜ぶとは思えない」と考えて、ストレートを演じていた過去も明かしています。

若くして引退したこともあり、世間からバッシングの標的にされる経験もあったイアン。カミングアウト後の生活の変化に、怯えていたのかもしれません。

現在のイアンはスポーツ界から引退し、メディア露出も控えています。大切な恋人・パートナーと、心穏やかに暮らしていると良いですね。

メル・ギブソン

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マッド・マックス」や「リーサル・ウェポン」で知られるメル・ギブソン(Mel Gibson)は俳優であり監督業も営む人物です。出身地はニューサウスウェールズ州です。

「優しいパパ」というイメージが強いメルですが、私生活は荒れている時期がありました。彼を調べるとまず出てくるのが、DV疑惑の過去です。

メルが別れた恋人に暴言を吐いたとされるテープが、過去に流出しています。その内容は聞くに耐えないものですが、メルの元奥さんがDVを否定。

一件落着かと思いきや、元奥さんがメルに脅されてDVを否定している可能性が浮上したことから、問題の解決は長引きました。

その後、飲酒運転をして警察官に差別的な発言をしたことや、子役が泣くまで罵倒したことなどが明らかになり、メルのイメージは急降下。

現在は深く反省をし、自らを変える努力に労力を惜しんでいないそうです。「お酒を飲んだらしゃべらない。公的な場に相応しい、穏やかな喋り方も学んでいる」と話すメル。

せっかく良い演技をする名俳優であるため、失った世間の信用を早めに取り戻せるよう願っています。

ラッセル・クロウ

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ラッセル・クロウ(Russell Crowe)は、ニュージーランドの俳優です。しかし4歳のころからオーストラリアに移住し、オーストラリアの切手になったこともあり「オーストラリアが誇るもっとも偉大な輸出品」として称される人物でもあります。

ラッセルは国籍取得申請を2度したものの、2000〜2002年の間のほとんどの期間は仕事が詰まっており、オーストラリアで過ごすことができないでいました。そのせいで、国籍取得の許可が下りないとされています。

この記事では、ラッセルの心境や状況を顧みて、オーストラリア出身の俳優として彼をご紹介します。

ラッセル・クロウは「グラディエイター」や「ビューティフル・マインド」で知られる名俳優です。しかしプライベートの彼はとても短気で、怒りっぽい人物だそう。

俳優のデニス・クエイドはラッセルを「俳優としては尊敬できるが人間としてクズ」と称したという逸話もあります。

デニスは気に入らないことがあるとすぐに口に出し、自慢の筋肉で物事を解決しようとするタイプです。過去には脚本に文句をつけて、撮影を中止させた黒歴史も存在します。

しかし演技をやらせればやはりピカイチ。2015年公開の「パパが遺した物語」では、穏やかで優しいパパを演じ切り、世界中を涙で溢れさせました。彼自身、この脚本を読んだときに涙を流し、我が子の姿と重ね合わせ胸がいっぱいになったそう。

強面で悪い噂が多い彼ですが、演技の実力はたしかです。そして親子愛を描く良作に涙を流す父性や優しい気持ちも持ち合わせています。

面倒な人物であるはずですがオファーが来るのは、彼の持つ内なる魅力に多くの監督勢が気づいているためでしょう。

また、こぼれ話ですが、ラッセルはとてもキュートなスマホカバーを使っていることでも知られています。ワイルドすぎる彼のかわいい一面を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

マーゴット・ロビー

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マーゴット・ロビー(Margot Robbie)は、クイーンズランド州のゴールド・コースト出身です。

美しい容姿と抜群なプロポーションを持つ彼女は、セクシーな役柄が多いことで有名です。「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」では、派手でありながらキュートな雰囲気もある、ハーレイ・クインを演じています。

かわいくて陽気で極悪なハーレイの役柄は、マーゴットの魅力と絶妙にマッチしていました。

そんなマーゴット・ロビー、じつはとてもストイックな人物で「かわいいだけの女優は嫌」という旨の言葉を残しています。演技の実力でハリウッドの世界を駆け上がりたいと考える彼女は、お芝居との向き合い方も真摯です。

演技で勝負ができる役柄に積極的に挑戦をし、オーディションにも数多く参加しています。

また、マーゴットはアウトドア派の女優としても知られています。休日は夫と2人でランニングにカヌーにサーフィンにと、忙しく過ごしているのだとか。

アイスホッケーが好きで、アマチュアチームに加入し選手としても活躍している側面も持つほど、体を動かすことが大好きだそうです。

今後も彼女らしいアクティブな姿勢で、さまざまな役柄にチャレンジすることでしょう。

カイリー・ミノーグ

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カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue )は、ビクトリア州メルボルン出身の女優であり、シンガーソングライターです。

I Should Be So Lucky」や「Confide In Me 」などの名曲が有名なカイリー・ミノーグはドラマや映画の出演経験もあり、香水のプロデュース、慈善活動などさまざまな業界に舵を取る女性です。

55歳を迎えたカイリーですが、現在もその声量が衰えることはなく、忙しく世界中を駆け回っています。若いころと変わらない美貌とスタイルを維持していることも、カイリーの魅力の1つです。

カイリーのその美しさは多くの女性の憧れだけでなく、もちろん男性も惹きつけます。しかしカイリーは現在も独身であり、結婚の経験もありません。

過去には17歳年下の恋人との熱愛報道もありましたが、結婚まではいかず。カイリー自身も引きずる別れとなってしまいました。

しかし2021年、婚約の噂が持ち上がったカイリー。世間はついにカイリーの花嫁姿が見られるのかと期待しましたが、こちらも誤報だった様子です。

いつまで経っても誰のものにもならないカイリーだからこそ、たくさんの恋を経験して、胸に響く曲作りや演技に磨きをかけているのかもしれません。

ナオミ・ワッツ

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ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)はイギリスとオーストラリアの二重国籍を持つ女優です。

ナオミは努力を続けその名を世界に広めた人物です。14歳のころから演劇学校に通い、数々のオーディションに果敢にチャレンジしています。15歳のころ、オーディションで出会ったニコール・キッドマンとは、現在も親友だそう。

その後、女優の下積み時代はテレビコマーシャルやテレビドラマなどへの出演をして食いついないでいきます。

また、モデルの勉強をするために日本に来たこともあったそうです。しかし日本企業が求めるモデルの条件に足りていないことから、まったく関心のない販売促進の部門へと配属されたそう。

当時の彼女は日本での勉強期間を「最悪の時代」と振り返ります。日本嫌いの噂のあるナオミ・ワッツですが、下積み時代に日本でたくさんのつらい思いをしたのかもしれません。

その後は映画「マルホランド・ドライブ」に出演し脚光を浴びるようになり、「ザ・リング」や「キングコング」などの有名作品の主演を果たします。

努力を続ければ実ることを知っている彼女は、今後もさまざまな役柄に意欲的に取り組んでいくでしょう。

ミランダ・オットー

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ミランダ・オットー(Miranda Otto)はクィーンズランド州ブリスベンの女優です。

映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのエオウィン役で出演していることで、知られています。

彼女の魅力は、穏やかで優しい笑顔にあります。現在55歳のミランダですが、きれいというよりは「かわいい」魅力でいっぱいの女性です。優しく垂れた目元は彼女の人柄を表すようで、上品で朗らかな雰囲気に溢れています。

そんなミランダですが、現在は加齢による魅力も評価されてか、美魔女を演じる機会が増えているそう。ドラマ「サブリナ」では、厳しい叔母であるヒルダ役として大抜擢。誇り高く信心深い魔女の役を、見事に演じ切っています。

年齢を重ねるごとに魅力が増す彼女に、今後どのような仕事のオファーが来るのか、多くの人々が期待を寄せています。

シーア

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シーア(SIA)は南オーストラリア州出身の歌手です。顔を一切見せることがない「顔のない歌手」として知られています。

顔を出さないで活動することの理由にはさまざまな憶測がありますが、シーア本人が「顔を出して活動をするのは性に合わない」と答えています。

一般的な生活を送りたいと考えるシーアは、一時期、音楽界の裏方に専念する時代もありました。当時は、ビヨンセやリアーナなど、世界的な歌手に楽曲提供をしていたそうです。

しかし彼女の手がけた曲は次々大ヒット! 自然と楽曲を提供したシーア自身にも世間の注目は集まるように。

シーア自身の独特なハスキーボイスも、彼女の魅力の1つです。叫ぶように歌った、彼女らしさがふんだんに詰まった楽曲「シャンデリア」は、世界中どこにいても耳にする大ヒット曲になりました。

裏方に専念しきれず、すっかり売れっ子歌手になったシーアですが、現在も顔出しはしていません。時おり顔を見せる機会もあるようですが、基本的にはトレードマークのボブのウィッグで顔を隠しています。

顔が見えないからこそ、彼女の歌声や楽曲の素晴らしさがより強調され、より注目を浴びてしまうのは何とも皮肉です。しかし胸を揺さぶる魂からの叫びを歌に乗せるシーアの楽曲は、どれだけ隠そうとしても隠せない、力強い魅力があります。

オリビア・ニュートン・ジョン

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オリビア・ニュートン=ジョン(Olivia Newton John)は、ビクトリア州出身の歌手です。爽やかで透明感があるハイトーンの歌声が美しく、彼女の楽曲「そよ風の誘惑」は日本でも人気が高い曲です。

オリビアは映画「グリース」でジョン・トラボルタと共演をした実績もあり、彼とは晩年まで親友でした。

43歳になるとオリビアに乳がんが発覚します。治療と再発を繰り返し、奮闘してきましたが、2017年に脊髄にがん細胞が転移していることが発覚。

2022年の8月8日の朝、オリビアが亡くなったことを、彼女のフェイスブックページに夫であるジョン・イースターリンが投稿し、発表されました。

オリビアは生前、自身の乳がんと闘いながら世界中のガン患者を助けるために「オリビア・ニュートン・ジョン財団基金」を立ち上げています。死後、オリビアの家族は花を彼女に送る代わりに財団への募金を募っているそう。

ガンの再発を繰り返し、何度も絶望の淵に立たされてきたであろうオリビアですが、メディアに出る姿はいつも明るく未来を見据えていました。そんな前向きな彼女の姿勢に励まされた人は、世界中に多くいることでしょう。

キース・アーバン

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キース・アーバン(Keith Urban)はオーストラリアのカブルチャー出身です。カントリー歌手として知られており、代表曲としては「 But for the Grace of God」「Somebody Like You」などが挙げられます。

キースはニコール・キッドマンの夫です。2人はとても仲が良く、ニコールの傍にはいつでもキースの姿があります。

キースは音楽界では著名な人物ですが、ニコールのほうが世界的な認知度が高いため、「ニコールの夫」という立ち位置で語られることが多い人物です。

しかし実はキースとニコールは、ニコールのほうが彼に一目惚れをしていたそう。

ニコールはキースに知人づてに電話番号を渡したものの、キースはそれを4か月知らんぷり……ニコールはひたすら電話がかかってくるのを待っていた、というエピソードがあります。

キースが4か月もニコールへの電話を放っておいたのは、彼女を「高嶺の花」と思っていたからなのだとか。しかし勇気を出して電話をしたキース。その後はトントン拍子に2人の関係が進展していきました。

現在も自然で嫌味のないラブラブっぷりで、2人は世間に幸せをばらまいています。カントリーミュージック界を牽引する存在でもあるキースは、ニコールへの愛を語るような、素敵な歌をこれからも作り続けるでしょう。

オーストラリア出身の有名人まとめ

カナダの国旗

オーストラリアには、たくさんの著名人が存在します。中には名前を知っている人物もいたのではないでしょうか。

滞在予定の国・滞在中の国の有名人を知ることで、その国についてさらに興味が湧いてきます。ぜひご紹介した内容を参考にして、オーストラリアへの理解や知見を深めてみてくださいね。

下記の記事では、カナダ・イギリス出身の有名人について紹介しています。興味のある方は、こちらも合わせてチェックしてみてください。

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執筆者 執筆者
カナダ留学コンパス 編集部E

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