
「語学学校」といっても、カナダにはたくさんの学校があります。
せっかく入学したのに、「思っていたのと違った」「なんか私には合わない」とならないようにしたいですよね?
実際に、学校のホームページなどを見てもイメージしづらいこともあったりします。例えば、こんなことです。
- どの語学学校が自分に合っているのか
- 実際の授業はどんな様子なのか
そこで、みなさんの学校選びの参考になるように、様々な学校の体験授業を受けてきました。
私が実際に授業を体験して感じたことなどをお伝えしますね!
このページの目次
SSLC/Sprott Shaw Language College
今回、体験授業に参加した学校は「SSLC/Sprott Shaw Language College(スプロットショウランゲージカレッジ)」です。
学校の情報は下記をご覧ください。
校内の様子
まずは校内の様子をご紹介します。
校舎は建物の2階と3階になります!
2階のエレベーターを降りるとこのような看板があります。
受付はこちらになります。
コロナ禍で現在は使用ができませんが、2階にはコンピュータールームもあります。
教室は主に3階にあります!
こちらも現在使用できませんが、3階にはラウンジなどもあります。
注意事項
写真は新型コロナウイルス禍のものになりますので一部使用できない設備もあります。
参加したコース・クラスについて
今回体験した授業はこちらです。
参加コース | ESLプログラム(Communicationスキルクラス) |
---|---|
クラスレベル | レベル3 |
授業形式 | 対面授業 |
「SSLC」のESLプログラムは、5技能のスキルごとの授業になっており、授業毎にレベルが分かれています。
今回は、「Communication」というスピーキングスキルに特化した授業のレベル3というクラスに参加しました。
本来はそれぞれ5段階にレベル分けされているのですが、現在はレベル1とレベル5の生徒さんがいないので3レベルのみの開講になっております。
クラスメイトについて
私が参加したクラスの様子を紹介します。
ちなみに現在、「SSLC」では対面授業を再開しています。
今日のクラスは人数が多いため、ディスタンスを確保すべくラウンジを教室にして広いスぺースで授業を行っていました。
クラスの雰囲気はこのような感じです。
大きな広い机で勉強できるのは良いですよね!
注意事項
学校のパンフレットなどで、国籍比率や年齢層など情報があるかもしれませんが、コロナウイルス拡大の関係で人数の変動や、国籍の偏りがある場合があるのでご了承ください。
写真は新型コロナウイルス流行禍のものになりますので、通常時と一部異なる部分もありますのでご了承ください。
人数と国籍バランス
続いて、私が参加したクラスの人数と国籍バランスは下記で、私含めて11人でした。
- 日本人:6人
- 韓国人:2人
- ベトナム人:1人
- トルコ人:1人
- エクアドル人:1人
生徒の様子
スピーキングに特化したカリキュラムなので、みなさん積極的に発言していました。
生徒同志もとてもフレンドリーで積極的にコミュニケーション取っており、休み時間も生徒同士でお話ししたりなどと、仲が良い雰囲気が感じられましたよ!
体験授業の様子について
次に体験授業の様子を3つの項目に分けてお話ししていきます。
- 授業の内容や進行
- わかりやすさ
- インプットとアウトプットの比重
それではそれぞれを見ていきましょう!
授業の内容や進行
今回は「Communication」といったスピーキングスキルに特化した授業でした。
月曜日ということもあり、新しいクラスメイトもいたので、自己紹介を兼ねて1分間スピーキングがメインの内容でした。
授業の進行としてはこのような感じです。
- 自己紹介を兼ねて他のクラスメイトに相手の名前を確認し合うところから始まる
- そして、2組で1分間スピーキングを行う
- 先生がお題を決めるのでそれに沿って、1分間の中で自分の意見を述べる
- 聞く側は、マスクをしていますがマスクの下でも笑顔で、相槌を打つように意識をするようにと先生からアドバイス/li>
- 合計5トピックス程、1分間スピーキングを実施
- 一通り終わると、各生徒の知っている情報を他の生徒が発表しシェア
- 最後は、ディベートとして先週習った表現を使い、テーマに対する賛否を理由を付けて話す/li>
生徒の名前をしっかり覚えることが出来るので、「ESL」ならではの途中からの参入でもクラスになじめるような計らいがとてもよかったです。
わかりやすさ
先生もフレンドリーで気さくな方でした。
話すスピードもはっきりと少しゆっくり話してくれるので聞き取りやすかったです。
スピーキングがメインでしたが、トピックス自体が取っかかりやすいものだったので自分の生活の中でアイデアが浮かびやすかったのもよかったですね。
さらに1分間スピーキングでは、1分間という決められた時間内で話し続けないといけないので「英語をしゃべろう」という意識がとてもつくと感じました。
さらにディベートでは先週習った表現を使用したので、時間が経ってからもアウトプットできる環境は良いと感じました。
特に意見に対しての「賛成」「反対」と、よく使われるフレーズだったのでとても実践的だと感じました。
インプットとアウトプットの比重
スピーキングがメインのカリキュラムなのでやはりアウトプットが多かったです。
しかし1日の最後の授業が「Communication」なので、それぞれのスキル別の授業で習ったことが、最後の「Communication」のクラスでしっかりアウトプットできるようになっている形がとてもいいスケジュールだと感じました。
テストや宿題について
テストや宿題については、あまりパンフレットにものっていないですよね?
学校を選ぶポイントとして、「宿題はしっかり出る学校が良い」とか「小テストをこまめにやってほしい」などそれぞれ思うことがあると思います。
ここでは、宿題やテストについて簡単にお話しします。
テストについて
4週間に1回テストがあり、その成績表が配られます。
内容は下記です。
- 出席率
- 各スキルごとの成績
- 小テストの結果
- プレゼンテーションの評価
もちろん先生からのコメントなども記載されています!
テキストは8週間ごとに1冊となっているので、通常は8~12週くらいでレベルアップしていくことが多いようです。
しかし、きちんと勉強してしっかりスコアを取らないとレベルは上がれませんので、ちゃんと学習が必要になります。
宿題について
それぞれのスキルのクラスから、宿題が出るので量としては少し多いかもしれません。
アクティビティなど楽しいこともありますが、勉強にフォーカスしたい学生向けの学校になるのでしっかり勉強できるシステムが作られています。
まとめ
今回は、「SSLC/Sprott Shaw Language College」という学校の授業を体験しました。
語学学校といっても十人十色です。
同じ「一般英語」でも、それぞれの学校によってテキストや授業の進め方など異なりますし、テストの頻度や宿題の量だって違います。
ぜひ、みなさんの学校選びの参考にしてみてくださいね!