
正直動機はどうでも良かった。やるかやらないかが重要だと思った!
バンクーバーへおかえりなさい。約半年間の就労経験はどうでしたか?
行って本当に良かったと思います。 実際に働いている時はそう思えない時もあったけど今は本当にそう思います。 それと久しぶりのバンクーバーは楽しくて仕方無いですね(笑)
匠さんはどうしてバンクーバーを離れてホテルで働いてみようと思うようになったんですか?
学校のDirectorであり尊敬するSammyさんに行って来いって言われたからです(笑) それに、誰も知っている人がいないところでチャレンジして見たかったというか・・・ でも正直動機はどうでも良くて、やるかやらないかが重要だと思ったから、厳しいことをやってみようと決めました。

5分で終わったValemountの街案内
インターン期間中の生活はどうでした? いろんな困難もあったと思いますが。
そうですね。
まず、僕は生まれも育ちもずっと都会だったので、Valemountの田舎具合は衝撃的でした。 これが駅!?っていうような場所で降りて、街を案内するねって言われて5分で終わりましたから。 そこで、「うわーやってしまったー」と思いましたね。 Valemountでの2か月なんて信号を見てないです。 町の人は全員顔見知りだし。 やることがなさすぎて、仕事の休みの日はHomestay先の庭仕事を手伝ったり、川に散歩に行ってました。 とにかく夏の繁忙期で、Housekeepingの仕事も忙しくて、大変でした。 ただ、カナディアンの同僚やHost familyと話す機会はたくさんあったと思います。 しばらく忙しい時期を乗り越えた頃に、Edmontonのホテルへ、今度はPrep cookの仕事をしに移動したんです。

House KeepingからPrep Cookの仕事へ
Prep cookの仕事はどんなことをやっていたんですか?
ひたすらカニの足をもいだり、レタスを刻んだりしました。 ひたすら。 コレもかなり大変でしたけど、同僚のインド人やスリランカ、フィリピン人と一緒に働けたことは楽しかったです。 インド人に本場のインドカレーを作ってもらったり。
でも、やっぱりネイティブスピーカーじゃない人の英語を聞き取るのは難しかったですね。 僕もそうだと思いますが、国によってアクセントが違うので。 ただ、いろんな国の人の英語を聞き取れないと、本当の国際人とは言えないですし。
モチベーションを保つの大変だったんじゃないですか?どうやって保っていましたか?
そうですね、どうやって・・・ 確かに自分の英語力においては、学校にいた時みたいにテストがあるわけでもないし、間違った英語を使っても先生みたいに直してもらえるわけじゃないので、 自分がどのくらい英語が上達しているのか判断基準がなかったから、何しに来たんだろーと正直思う時もありました。 でも僕が最初の日本人インターンシップだったので、自分がやめたら次に来る日本人留学生が来れなくなると思ったし、日本人代表として爪痕を残してやろうって思いましたね。 高校までずっと野球をやってたから、そういう苦しい状況を経験してきたし、あの頃に比べれば楽だって思いながら頑張りました。
最後に必ずHappyなことがある。そして経験は自信にもなるんです。
今後は学校に戻って4週間の就学の後にオフィスインターンシップをしてから帰国の予定ですね。 英語力の上達は感じられてますか? またこの経験は今後に活かせると思いますか?
はい、学校に戻ってからは一番上のクラスで勉強してます。
英語力の上達は、やっぱりわかりますね。 先生が話している内容ももう100%理解できるし、友達が話している文法が違った時も、それが違うってすぐに気づきます。 だからこそ自分が正しい文法で話せてない時もあれって思いますけど。
今回誰も知っている人がいない場所でのホテル就労を経験して、こういう風に自分の英語力を実感できたり、 普通ではできない経験をしたり、本当に大変な経験の最後には必ず楽しいことが2倍も3倍もあるんだと改めて実感しました。
大変だった分Happyにもなるし、その経験が今度は自信にもなると思うからです。
本当にいろんな人達に感謝しています。

カウンセラーからひとこと
匠さんの成長ぶりにはびっくりしました。
人間的にもひとまわりもふたまわりも大きくなってると思うし、最初にカナダに来てくれた時よりも今は堂々と話しをしてくれてます。
英語力も、会話の中の語彙力が圧倒的に増えていて、学校でもインターンシップでも本当に大変ながらも頑張ったのだなーというのが手に取るようにわかりました。
他の誰とも同じではなく、匠さんだけのオリジナルな留学経験ができたこと、担当カウンセラーとして私も本当に嬉しいです!