【アキラのカナダ留学体験談】〜6. KGIBC入学 TESOL資格取得に向けて 〜

語学学校が三ヶ月終わり、次の週から僕はKGIBCのTESOLコースに入ることになった。ここでTESOL資格を取得するということが今回の僕のカナダ留学の大きな目的だ。
TESOLとはTeachers of English to Speaker of Other Languages、「英語を母国語としない人に英語で教える」という英語教授法のことだ。日本では英語教育が、授業中に日本語を使わないで教えるオールイングリッシュの授業へと変わろうとしている。「英語を英語で教える」だけでなく、「他の教科を英語で教える」ということもやる。海外留学するなら語学力アップと共に何か新しい経験を積みたいと思い、このコースに進むことを選んだ。

TESOL コースはまずTESOL BASICというコースを取り、その後For Adult, middle school, childrenと選べるようになる。僕はBASICの後、Middle schoolに進み、その後一ヶ月の実習を積むというコースを選んだ。
学校が始まってまず初めに思ったのはアジア人の多さだった。僕のクラスは十二人クラスで全員日本人と韓国人だった。けれど英語教授法というクラスなのでみんなそこそこ英語がしゃべれるし、学校の外でも英語で話すという習慣がついている日本人たちだった。授業を何度か受けていくうちに自然と打ち解けていって最後はすごく仲良くなったし良いクラスだった。
担任の先生がとにかく素晴らしく、授業を進めるときに教員は何をポイントに進めていくべきか、どこに気を使い、どこに気を使わなくていいのか、一から丁寧に僕たちも一生懸命自分たちなりに考えながら、授業とは何かということを学んでいくというスタイルだ。そこには僕が教員時代に善かれと思っていたことが、実は生徒のためにも教師のためにもなっていなかったことがあったり、国語科という他教科を教えていたとはいえ、TESOLは英語ではない教科を教えることも視野に入れているので、「教える」ということそのものを見つめている。だからあぁ自分でもこういうやり方で国語を教えたかったなとか色々思うことがある。

TESOLという教授法の根底にある考え方に、教員は生徒に「Tell」、「Show」することで物事を教えるのではなく、常に「Ask」し、考えさせることで自分の力で発見させる。発見したことはそうそう簡単には忘れない、というやり方だ。
僕たちの先生はまさにこのやり方で、僕たちのクラスでTESOLという教授法を教えてくれた。僕たちは常にTESOLとは何か、どういった狙いからどうやって教えるのか、常に自分たちで考えていかなければいけなかった。結局そうやって考えた後、自分なりのTESOLを見つけていくものなのだと思う。
最初の一週間が過ぎると、後は生徒同士で授業を受け持ち合い、実際にクラスの仲間同士で教え合うというプログラムになっている。僕もその前の三ヶ月のESL語学学校で面白かったアクティヴィティを実際に自分が教師としてやってみたり、最後の一週間では自分なりのTESOL教授法を一から考えて作ってみて文法のレッスンを実践してみたりした。それはすごくクリエイティブな作業だったし、毎日毎日大変でTESOL以外は本当に何もできないという感じだったけれど、あっという間の充実した一ヶ月だった。
この一ヶ月を通して一緒にいる仲間がどんどん教員としてのスキルを上げて成長していく姿も真近に見れた。良い緊張感があった。十二人の生徒の中の四人はすでに教職経験があるというクラスメイトだったので、週末にみんなでご飯を食べにいったときには韓国の教育事情や、授業のやり方についてなど、話し合えたり、みんなそれぞれ教員になりたいという夢を持った仲間が集まって勉強するというのは、ESL語学学校とまた違った友人関係を築けたと思う。
そして何より、一ヶ月後の卒業式は、こんな服を着させてもらい、ちょっと海外の大学卒業気分が味わえたりした!

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