【アキラのカナダ留学体験談】〜3. 語学学校、LOW INTERMEDIATEの日々〜

僕が通っているEC Vancouverという語学学校はヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東、アジアと世界各国から学生たちが集まる語学学校だ。日本人は比較的少ない学校だと思う。勿論学校の中では英語しか話せないし、学校の外に出ても日本人同士で英語を話すという習慣が出来ていた。多国籍の友人グループで街に出かけているのに二人か三人で母国語を話してしまうのも不自然なことだし、場合によってはちょっと感じが悪いというか、英語を話すのが普通になる。
初日にレベル分けのテストがあり、そこで自分の入るクラスが決まる。リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングと四技能全てをテストする。そのレベル分けテストはそれからも月に一回ごとに行われていくシステムだった。
僕は初め、「Low Intermediate」というクラスから始まった。日本人留学生からすると、いたって平均的なスタートだったと思う。
僕のクラスは初め十三人のクラス、僕以外に日本人がもう一人、それに韓国人三人、台湾人一人、スイス一人、ブラジル人二人、サウジアラビア人一人、ドイツ人一人、イタリア人一人、コロンビア人二人と、思いっきりグローバルな環境でのスタートだった。
一週間目はまだ緊張していてうまくしゃべれなくて友達はできないし、英語オンリーの授業はついていくのに必死ですごく頭が疲れるしで、結構心細い思いもしたけれど、気づくとみんなと仲良くなって本当にあっという間の一ヶ月だった。こういう環境で授業をすると、食にしてもスポーツにしてもとにかくこれだけ文化が違うと普通なことが普通に面白い。何時に起きるのか、食事は何を食べるのか。全てが知らないことばかりだ。
僕が授業の中で一番好きだったのは「リーディングサークル」だ。これは週に一編、短編小説を読んで、その後みんなでその話についてディスカッションをするというものだ。
みんな読む際にそれぞれの役割を与えられる。ディスカッションの肝となる「ディスカッションリーダー」はディスカッションする話題、質問を考えて当日にリーダーをやるし、物語に出てくる単語の意味を全てカバーする「ワードマスター」、物語の要約をみんなに説明しなければいけない「サマライザー」など色々な役割がある。この活動の良い所は、ただ読書がリーディング能力のための訓練になるということだけでなく、スピーキング、リスニング、ライティング、ボキャブラリー、英語で物事を考える力など英語を使う全ての能力を自分の力で鍛え上げていく実感が持てる所だ。
先生はグループを振り分ける際にもアジア圏、中東圏、ラテンアメリカ圏、ヨーロッパ圏の生徒たちが一つのグループに偏らないように気をつかってくれていたし、ディスカッションは本当に楽しいひとときだった。
でも僕がこの一ヶ月目を通して痛感したことは、「もっと日本で準備できること、勉強しておけることはいっぱいあったな。」ということだった。自分の力が足りないということでせっかく来た留学の一ヶ月目がもったいなく過ぎてしまったというのが本音の一つだ。

ここで僕が日本でやっておける準備で今思いつくものを挙げてみる。
⑴TED Talksを聞く。
これは様々な分野におけるエキスパートが一つの話題についてプレゼンテーションをやるというものだ。リスニングがすごく良い台湾人の友達にどうしてそんなに聞き取れるのかと聞いたら「TEDを聞いてきたからだ」と教えてくれた。You Tubeで手軽に聞けるし、字幕も一応つけられる。(この字幕の機能はかなりの優れものだと思うけど、結構音声解釈を間違えたりもするからそれはそれで勉強になるし、飽きない。)一日一つでも良いから聞いていけば必ず力になると思う。
⑵英語の本を読む。
原書を読む、というのは僕の一つの夢だったけれど、なかなか手が届かないものだと思っていた。でもIBCパブリッシングの本や、オックスフォードから出ている多読本のシリーズはちゃんとレベル別に英語が読めるようになっているので、中学生からでも英語の本を読み始められる。
これは今カナダに来ていても、僕のルーティンワークの一つになっているし、僕はここに来る前に大体二年くらいかけて原書を読むというのが趣味になっていたことが今の僕にすごく活きていると思う。今僕はカート・ヴォネガットJrやJ.Dサリンジャーやレイモンド・カーヴァーをこっちの本屋で買って読んでいる。表紙は可愛いし、ペーパーバックの匂いもなんかグッとくるものがある。スタンレーパークのベンチに座って七時が過ぎても、まだ明るくて夕日が沈む中、小説が読める。それってかなり気持ちがいいものだったりする。もし二年間やっていなかったらこれは一ヶ月目にしてできなかったなと思う。本を読むことは文法的ではない英語的な言い回しやボキャブラリーを増やす上ですごく大切なことだと思う。

この二つはきっと勉強という感じもせず気軽に電車の中でできるものだし、楽しく英語の実力が上がっていくのではないのかな?と僕は思うよ!!

ECについてはこちらから

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