【アキラのカナダ留学体験談】〜2. 到着、ホームステイの生活編〜

ホームステイ生活と出発から到着までの流れについて。(荷物の用意など。)

出発になるその日まで僕は留学をする実感がいまいち湧かなかった。友達は送別会を開いてくれて、僕を送り出してくれたし、家族も空港まで僕を送ってくれた。それでも飛行機の座席について前の方にある大きなスクリーンに僕たちの小さな飛行機がゆっくりバンクーバーに近づいていく映像が流れていても、これから自分が一年間、カナダで生活するという実感はどうしてか湧かなかった。
出発までの荷物の用意でいうと、電子機器、パソコンや携帯はここ最近の製品だったら問題なくこちらで使える。僕の個人的な反省点は、カナダは服も靴もセールでよく半額になったりするし、クオリティーも高いので、もう少し持っていく服の量を減らしていっても良かったなぁと思っている。シアトルに行ったら絶対買い物したくなるだろうし。(シアトルはバンクーバーよりも更に服が安い。)ただ男性視点の話でいうと、下着がすごく高くて、トランクス一枚で35ドルとかするものもあるから下着は日本から一週間以上余裕を持って用意した方が良いと思う。女性の下着の値段についてはちょっと調べてないから分かりません。すみません。

あと授業は到着してすぐ始まるので、ノートやペンなど勉強道具はしっかり揃えてきた方がいいです。でもまぁ未開の大地に行くわけではないので、足りないものはあっちで買えばいいか、くらいの気持ちでそこまで悩まずに来れば良いと思います。来た人はみんな、増えた荷物をどう持ち帰るかで悩んでるくらいなので。

空港に着くと、日本人のドライバーの人が留学生を出迎えてくれて、一人ずつ滞在先の家まで届けてくれる。僕の家はダウンタウンから遠い所で、滞在先に辿り着いたのは一番最後だった。だから一人、また一人とバスから降りていく留学生の後ろ姿と、玄関先から出迎えるホームステイ先の家族の顔をそれぞれ見届けていった。なんかそれってディズニー映画「ダンボ」の冒頭シーンみたいな気持ちだった。分かる人いますかね……。アホウドリが動物の赤ちゃんたちをそれぞれの母親のところに送り届けるシーンなんですけど。好きなんです、あの映画の始まり方。

そんなこんなで僕もホームステイ先に無事送り届けられ、家のルールを一通り確認し、それからホームステイのファミリーが学校までの行き方を教えてくれた。一緒に実際に電車に乗って学校まで行ってみるのだ。切符の買い方やバスの乗り方も教えてもらった。だから学校の初日も問題はなかった。僕は「三食付いて月800ドル」というホームステイを最初に選んだ。
僕のホームステイ先のファミリーはフィリピン人の十代後半の娘と息子のいる四人家族だ。明るくにぎやかな家族で、到着した初日から近所の友達の家でボクシング観戦をするということでパーティーに出かけた。それで僕は三十人くらいいるフィリピンコミュニティーの真ん中でビールを一緒に飲みながら深夜までボクシング観戦をした。まぁ正直寝たかった。着いた初日だし。でもそういうこともあるんですね、バンクーバーでは。

学校で一緒になった友達との会話で一番最初、知り合ったときにするのが、住んでいる場所の環境だ。シェアハウス、ホームステイ。学校から近いか遠いか。バスで通うか、電車で通うか。みんな色々な環境で住んでいる。僕が一番耳にするホームステイでの問題はやっぱり食事だと思う。実際僕のホームステイ先の家族も全く野菜を食べない人たちなので、フライドチキンばかりの生活に僕も辟易した。でも僕は「野菜やフルーツが食べたい」と言って、トマトやブルーベリーを買ってきてもらうようにはなったけれど、やっぱり最後まで食事については悩むことが多かった。

シェアハウスでは、地下室に住むことが多くて日当りや風通しが良くなかったり、朝の時間に学生同士のシェアハウスだとトイレやシャワーの問題がある。僕のホームステイは学生が僕一人だし、バスルームもエントランスも自分専用だったので、そういう意味では干渉がなく住みやすかった。

よく英語環境がどうかを気にするということはあるかもしれないけれど、僕はワーキングホリデーでない学生留学なら滞在先は住み心地を優先すべきだと思う。僕もホームステイ先の息子、娘とは英語で話せて、時々勉強の分からない所や英語の疑問点について教えてもらったりしたけれど、年がら年中そういうことがあるわけでもない。一緒に生活する場所というのは、カフェやパブではない。時間が経てば、当然会話はある程度限られると思う。学校に行けば、一日八時間は必ず英語環境が保障されるし、会話相手の友達もできる。英語はそこで話せばいい。家は「宿題をやって休む場所」だと僕は思う。一つ重要なことがあるとするなら「テレビが見られるかどうか」だ。テレビは英語の勉強になる。僕の家にはテレビが自分用のものがなく、家族はいつもフィリピン語のドラマかバラエティーショウばかりを見ていた。そういうのって結構毎日続くと辛かったりする。フィリピンカルチャーについては随分詳しくなったりもするけれど。

やっぱりパーフェクトな環境で生活するのは相当運がないと難しいとは思う。ただそういう中で生活していくこともタフになっていくという面では日本ではできない経験かもしれない。

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