こんにちは!
元留学アドバイザーの めぐみ です。
イギリス留学に行きたくても、お金が足りなければできません。
そこで今回は、イギリス留学の費用がいくらかかるかを解説します。
費用をしっかり理解し、資金計画を立てましょう!
あまりお金をかけずに留学したい人に向け、費用をおさえるコツも紹介するので、参考にしてくださいね。
イギリス留学にかかる費用はいくら?
イギリス留学にかかる費用はいくらか発表します。語学学校に通った場合の費用を試算しました。
(1ポンド=164円で計算)
結論からいうと、かかる費用は1か月で約37万円〜、1年で約255万円〜です。
内訳には以下の金額が含まれています。
項目 | 1か月 | 1年 |
---|---|---|
学費(語学学校) | 7万円〜17万円 | 84万円〜204万円 |
航空券代(往復) | 10万円〜20万円 | |
保険代 | 8,000円〜2万円 | 10万円〜24万円 |
ビザ(学生ビザ) | 約6万円 | |
パスポート発行 | 11,000円〜16,000円 | |
滞在費 | 7万円〜18万円 | 84万円〜216万円 |
生活費 | 5万円〜8万円 | 60万円〜96万円 |
これから、各項目について詳しく説明しますね。
学費
語学学校の学費は、1週間で約100ポンド〜260ポンドかかります。
通常は、通学期間が長い方が、週あたりの授業料が安くなります。
※入学金や教材費は別途かかる
大学の学費相場は以下のとおりです。
大学の学費相場(年間・学士プログラムの場合)
- 約11,400ポンド(約187万円)〜 32,081 ポンド(約526万円)
航空券代
航空券の相場は、往復で10万円〜20万円ほどです。
※渡航時期や購入のタイミングにより、金額は変動します。2月や6月は航空券が安い傾向あります。
保険代
保険は日本の海外旅行保険か現地の保険の2種類に分けられます。
一般的には、日本の方が保険料が高いですが、補償は充実しているというメリットがあります。
現地の保険にはNHS(National Health Service)というものがあります。
この保険に入れるのは、学生ビザやワーキングホリデーで6か月以上滞在する人です。
現地保険は保険料が安いものの、補償は医療などに限定されており、盗難や飛行機遅延などの補償は対象にならないので、気をつけてください。
ビザ
6か月以上滞在する場合は、事前にビザの申請が必要になります。費用は以下のとおり。
主なビザ取得にかかる費用
- 観光ビザ(6か月):100ポンド(約16,000円)
- 短期学生ビザ(11か月):200ポンド(約33,000円)
- 学生ビザ:363ポンド(約6万円)
- YMS(ワーキングホリデービザ):259ポンド(約42,000円)
パスポート
パスポートを持っていない場合は、新規に発行する費用もかかります。
金額は、パスポートの有効期限によって異なります。
パスポートの発行費用
- 有効期限が5年の場合:11,000円
- 有効期限が10年の場合:16,000円
この他に、パスポート用の写真撮影代や戸籍謄本などの取得の費用もかかりますよ。
(参考:パスポートの申請から受領まで)
滞在費
費用は、暮らす家・部屋のタイプにより変わります。安くおさえるならシェアハウスがおすすめです。
水道光熱費やインターネット利用料は、家賃に含まれている場合とそうでない場合があるので、事前に確認しましょう。
家賃の相場は以下のとおりです。
家賃の相場
- ホームステイ:月12万円〜15万円
- シェアハウス:月7万円〜10万円
- 学生寮:月13万円〜18万円
また、ホームステイや学生寮の場合、部屋を手配する手数料もかかります(約1万円〜3万円)。
生活費
生活費には、食費、消耗品費、携帯代、交通費などが含まれています。
イギリスは日本より物価が高めで、とりわけ外食中心だと食費がかかります。
通信費(携帯料金)は月額で4,000円〜6,000円くらい。
交通費は、オイスターカードと呼ばれる、交通系ICカードが利用可能で、月額で約150ポンド(25,000円)ほどかかると見積もっておきましょう。
イギリス留学で費用をおさえるコツ
次に、イギリス留学で費用をおさえるコツも解説します。
留学エージェントの割引を使う
語学学校などに留学エージェントを通して学校に申し込むと、通常価格よりも授業料が安くなる場合があります。
詳しくは、イギリスの留学を扱うエージェントに問い合わせてみましょう。
奨学金に申し込む
学校に通うことを計画している人は、日本や海外政府・教育機関などが提供している奨学金に申し込むのも一手。
以下は、イギリス留学で使える主な奨学金です。
イギリス留学で使える主な奨学金
- IELTS Study UK 奨学金
- 公益財団法人柳井正財団 海外留学奨学金(※アメリカの大学も対象)
- 日本学生支援機構
- トビタテ!留学JAPAN
日本学生支援機構の「海外留学奨学金検索サイト」を活用して奨学金を探すのもおすすめです!
格安航空券や乗り継ぎ便を利用する
飛行機は格安航空券や乗り継ぎ便を利用すれば、渡航の費用が節約できます。
航空券の値段比較サイトで検索したり、格安航空券を手配してくれる旅行会社や留学エージェントを探すなどして、お得な航空券をゲットしましょう。
ただし、乗り継ぎ時間がとても短いものや、乗り継ぎ回数が多い航空券もあることに注意してください。
特に乗り継ぎ回数が多いと、総移動時間は20時間を超えることも珍しくないです。
できるだけ自炊をする
イギリスは、外食費用が日本と比べて1.5倍〜2倍ほど高くなっています。
一方で、食品は日本と同じくらいか安いものも見つけられるので、できるだけ自炊をすると節約できますよ。
学割を活用する
イギリスでは、学割が使えるお店やサービスなどがあるので、うまく使えば節約になります。
学割を利用するには学生証や学校のメールアドレスを求められるケースが多いので、準備しておきましょう。
以下に、学割が使えるお店を紹介した記事を載せておきます。
現地でアルバイトをする
現地でアルバイトをするのも、生活費をカバーするのに有効な方法です。
日本よりも最低賃金が高い(23歳以上の場合9.5ポンド:約1,600円)ので、余裕がある人はぜひ挑戦してみましょう!
まとめ
今回はイギリス留学の費用をおさえるコツについて解説しました。
最後に費用を確認しておきましょう。
語学留学の費用(1ポンド=164円で計算)
- 1か月:約37万円〜
- 1年:約255万円〜
お金が足りそうな場合は、イギリス留学を扱うエージェントに具体的な留学相談をしてみましょう。
まだお金が足りないな……という人は、日本でお金を貯めながら、英語学習をして留学準備を進めましょう。
日本で英語力を身につけていれば、語学学校に通う期間が少なくて済み、結果的に留学費用も安くおさえられますよ。
英語学習におすすめの書籍は、本サイトの「英語勉強の書籍」のカテゴリに載せているのでチェックしてみてくださいね!