[英語]インスタやブログでお店の写真を使いたい! ときに聞く表現まとめ

ヨス

執筆者

アメリカ留学で言語に興味を持ち、日本語教師の資格をとる。メディアなど掲載多数。著書は2冊。一般的には学ばない「日本語の音声」を学ぶことで英語の発音を習得し、独自の英語の発音習得メソッドを持つ。→ ヨスについてはこちら

どこかに出かけたとき、SNSやブログで写真を投稿しまくりたいですよね。

とくに海外旅行レストランやお店に行ったときなんか、ドやりたいですし(笑)。

でも英語で「店内での写真を撮ってもいいですか?」のようにどうやって聞いたらいいかわかりません。

本記事では、海外のレストランに行ったときに、英語で許可を取ったり質問したりするときに使える便利な表現を紹介します。

こういう会話をすることで、現地の人とのコミュニケーションを取る機会が増えるのでオススメです♪

英語で「店内で撮影する許可」をとる表現

まずは基本中の基本である、「店内で写真を撮っていいですか?」と確認するときの表現です。

「店内で写真を撮ってもいい?」と聞く表現
「店内で写真を撮ってもいい?」と聞く表現

実際のところ、こっそり撮ってもほとんどのお店はブログやSNSの投稿を歓迎している場合が多いです。

でも許可を撮ってからのほうが、気持ち的にも堂々と撮影できるので、許可を取るのをオススメします。

店内で写真を撮ってもいいですか?

まずは、単刀直入に「店内での写真許可をとる」質問から紹介しましょう。

写真許可をとる表現

  1. Can I take a picture / some pictures ?
    (店内で写真撮影をしてもよいですか?)
  2. Do you mind if I take a picture ?
    (店内で写真撮影をしても問題ないでしょうか?)
  3. (※撮影するフリをしながら)Can I ?
    (いいですか?)

Can I take a picture ?

許可を求める「Can I 〜?」を使ってシンプルに次のように言いましょう。

Can I take a picture ?
(店内で写真撮影をしてもいいですか?)

店内なので「inside」と言いたいところですが、言わなくてもわかるし言わないのが自然です。

単数の「take a picture」に違和感を感じる場合は複数形で言ってもオッケー。

複数形で言ってもOK

Can I take some pictures ?
(店内で写真撮影をしてもいいですか?)

「some」を使うのもポイントですね。

Do you mind if I take a picture ?

あと、丁寧に言いたい場合はこちらの表現を。

Do you mind if I take a picture ?
(店内で写真撮影をしても問題ないでしょうか?)

Do you mind if〜」という表現を直訳すると「もし〜したら気にされますか?」という意味ですが、丁寧に許可を求めるときに使えます。

もちろん、こちらも「take some pictures」というふうに複数形にしても同じです。

Can I ?(撮影するフリをしながら)

パッと言葉が出てこない場合は「Can I ?」だけ覚えておきましょう。

※ 撮影するフリをしながら
Can I ?
(いいですか?)

書き言葉で「Can I ?」と書くと意味がわかりませんが、現実でのコミュニケーションだと動作で「Can I」のあとを補えばいいのです。

ちなみに、一眼レフのようなちゃんとしたカメラを見せると「おお!」と期待されますよ。

もちろん、許可をとっていてもほかのお客さんの邪魔になるほどの非常識なレベルで撮りまくるのはNGです。

ブログで写真を投稿しても大丈夫ですか?

写真の許可を撮ったら、ブログで写真を使ってもよいかを聞く表現を紹介します。

ブログへの投稿許可を聞く表現

  1. Can I put this in my blog ?
    (ブログで掲載してもいいですか?)
  2. Do you mind if I put this in my blog ?
    (ブログで掲載しても問題ないでしょうか?)

Can I put this in my blog ?

「ブログで」というときは「in」を使い「in my blog」のように言います。

Can I put this in my blog ?
(ブログで掲載してもいいですか?)

「写真を使う」という意味で「use」でも伝わりますが「掲載する」というニュアンスは「put」の方が伝わりますよ。

ここで「this」という抽象的な表現にしているのは、そもそも先ほどの「写真を撮ってもよいでしょうか」の質問をしてから聞くことだからです。

単数形で大丈夫ですが、先ほどと同じで複数形で言ってもオッケー。

Can I put these in my blog ?
(ブログで掲載してもよいですか?)

Do you mind if I put this in my blog ?

これも丁寧に言いたいときは「Do you mind if 〜?」がオススメです。

Do you mind if I put this in my blog ?
(ブログで掲載しても問題ないでしょうか?)

実際のところ、写真を撮る=掲載というふうに考えるお店の方が多いとは思いますが念のため。

SNSで写真を投稿しても大丈夫ですか?

今度は「SNS」で投稿する場合の例文です。

SNSへの投稿許可を聞く表現

  1. Can I use this on social media ?
    (SNSで写真を使ってもいいですか?)
  2. Do you mind if I use this on social media ?
    (SNSで写真を使用しても問題ないでしょうか?)

Can I use this on social media ?

英語では「SNS」ではなく「social media」と言います(ちなみに数えられないので冠詞「a」は不要)。

Can I use this on social media ?
(SNSで写真を使ってもいいですか?)

InstagramとかTwitter、Facebookのような具体的なSNS名を使って言ってもいいですよ。

SNSはブログではないので「put」ではなく「use」のほうが自然です。

Do you mind if I use this on social media ?

丁寧に言いたいときはお決まりの「Do you mind if 〜」ですね。

Do you mind if I use this on social media ?
(SNSで写真を使用しても問題ないでしょうか?)

on social media」ですが「for」を使って「for social media」と言ってもかまいません(参考:前置詞はイメージで覚える)。

おすすめのメニューを聞く

レストランに行って、美味しいものを食べたら、Instagramなどに投稿したいのは当然のこと。

オススメのメニューを店員さんに聞く
オススメのメニューを店員さんに聞く

どうせなら話題になっている料理人気のメニューを食べてそれを投稿したいですよねー。

そこで今度は、レストランの人に「おすすめのメニュー」を聞く英語表現を紹介します。

おすすめのメニューはなんですか?

まずはストレートに「おすすめのメニューは?」と聞く表現からです。

オススメのメニューはなに?
オススメのメニューはなに?

おすすめのメニューを聞く

  1. What’s popular ?
    (なにが人気ですか?)
  2. What do you recommend ?
    (なにをオススメしますか?)
  3. Do you have any recommendations ?
    (おすすめはありますか?)
  4. What’s your signature dish ?
    (このお店の名物メニューはなんですか?)
  5. What does the staff eat ?
    (スタッフが食べるものはなんですか?)

ちなみにこれらの質問で使われる「you」は目の前のスタッフ個人のことではなく「あなたのお店」のことです。

What’s popular ?

「なにが人気?」とストレートに聞く場合は形容詞の「popular(人気がある)」を使って次のように言いましょう。

What’s popular ?
(なにが人気ですか?)

「popular」は中学校で習う基本単語なので使いやすいですよね。

What do you recommend ?

今度は「recommend(おすすめする)」という動詞を使ったおすすめの聞き方です。

What do you recommend ?
(なにをおすすめしますか?)

Do you have any recommendations ?

上の例では「recommend(おすすめする)」という動詞を使っていますが、名詞の「recommendations(おすすめ)」を使ったこちらでも大丈夫です。

Do you have any recommendations ?
(おすすめはありますか?)

「recommendation」と単数形ではなく、複数形の「recommendations」で聞くのがポイントですね。

お気に入りは「ひとつ」とはかぎりませんから。

What’s your signature dish ?

「名物メニュー」という意味の「signature dish」を使った表現もあります。

What’s your signature dish ?
(このお店の名物メニューはなんですか?)

「signature」で「特徴的な」という意味なので、「名物メニュー」のような意味になります。

What does the staff eat ?

「スタッフが食べるものは?」という、「スタッフですら食べるオススメメニューは?」的な聞き方もあります。

What does the staff eat ?
(スタッフが食べるものはなんですか?)

写真映えするメニューはどれですか?

日本語でも「インスタ映え」という言葉が使われるようになりましたが、やっぱり写真的に「映える」ものを撮りたいですよね。

写真映えするメニューは?
写真映えするメニューは?

そんなときにはこんな英語で聞きましょう。

写真映えするメニューを聞く

  1. What’s the most delicious looking food on the menu ?
    (どれが一番美味しそうに見えるメニューですか?)
  2. What’s the best dish to use for a picture ?
    (どの料理が一番写真映えしますか?)

What’s the best dish to use for a picture ?

写真で使うときにベストな料理は?」という言い方で次のように聞けます。

What’s the best dish to use for a picture ?
(どの料理が一番、写真映えしますか?)

これがすこし唐突な質問のように感じる場合は、次のような流れで説明するといいかもしれません!

I’m going to use this on social media.
(SNSで使いたいのですが)

I want to give your restaurant good PR.
(このレストランをアピールしたいんですよ)

What’s the best dish to use for a picture ?
(どの料理が一番、写真映えしますか?)

What’s the most delicious looking food on the menu ?

「美味しそうに見える」という表現として「delicious looking」を使った表現はこちら。

What’s the most delicious looking food on the menu ?
(どれが一番美味しそうに見えるメニューですか?)

(写真のために)明るい席と変えてもらってもいいです?

レストランできれいな写真を撮るために大切なことってなんだと思いますか?

それは「どこに座るか」です。

もっと光の当たる席がいい
もっと光の当たる席がいい

スマホの写真はどんどん進化していますが、それでも暗いところは苦手です。

できるかぎり明るい席、できれば外の光がよく当たる席に座りましょう。

I need better lighting.
(もっと光の当たる場所がいいです)

Can I change the seats for better seat ?
(もっとよい席に変えてもらってもいいですか?)

「change the seat」ではなく「change the seats」と複数形になるのもポイントです。

「交換する前の席」と「交換後の席」の2つがないと交換が成り立たないので複数形になります。

これもいきなり切り出すのではなく、先ほどのような「文脈」があったほうがいいですね。

I’m going to use this on social media. I want to give your restaurant good PR.
(SNSで使いたいのですが。このレストランをアピールしたいんですよ)

こういう文脈を伝えたあと、さきほどの質問をすればバッチリでしょう。

お店について聞く

ブログで発信したいときは、どうせなら内容の濃い記事にしたいですよね。

そこでいろいろとお店の人に料理やお店について質問するのがオススメです。

何時から何時まで開いていますか?

まずは「何時から何時まで開いていますか?」という情報です。

何時から何時まで開いている?
何時から何時まで開いている?

ネット上の公式ページにある場合はそちらを見れば問題ないですが、掲載されていない場合はぜひ質問したいですよね。

営業時間を聞く表現

  1. When are you open ?
    (何時から何時まで開いていますか?)
  2. What are your hours ?
    (何時から何時まで開いていますか?)

When are you open ?

まずは「open」を使った表現です。

When are you open ?
(何時から何時まで開いていますか?)

これ、注意が必要なのですが、「do you open」ではなく「are you open」になります。

この場合の「open」は動詞「開く」ではなく形容詞の「(お店などを)あけている」という意味です。

What are your hours ?

次のような表現でも同じ意味になります。

What are your hours ?
(何時から何時まで開いていますか?)

直訳で「あなたの時間は?」ですが、お店が開いている時間を聞く表現ですよー。

このお店はいつオープンしましたか?

「お店がオープンしたのはいつか?」というポピュラーな質問はどう聞くのでしょうか?

いつオープンしましたか?
いつオープンしましたか?

  1. When did you start this restaurant ?
    (このお店はいつオープンしましたか?)
  2. When did you first open this store ?
    (最初にお店を開いたのはいつですか?)

When did you start this restaurant ?

「オープンする」は「start」を使って次のように言います。

When did you start this restaurant ?
(このお店はいつオープンしましたか?)

レストランじゃなくて雑貨屋などの「お店」の場合は、「store」に変えたらオッケーですね。

When did you first open this store ?

「firest(最初に)」というフレーズを使うのもいいですね。

When did you first open this store ?
(最初にお店を開いたのはいつですか?)

定休日はいつですか?

「定休日はいつですか?」という質問の仕方はどうやるのでしょうか?

次のように言いますよ。

When are you closed ?
(定休日はいつですか?)

ここは受動態(受身形)の「you are closed(お店が閉められている)」という表現ですね。

「いつお店が閉められている? = いつが定休日?」という質問になります。これも「you = お店」のことですね。

祝日はおやすみですか?

お次は「祝日」がお休みかどうか聞く表現です。

Are you open on public holidays ?
(祝日は開いていますか?)

「祝日」は「public holiday」です。祝日は1日ではないので、「holidays」というふうに複数形にしましょう。

なぜお店をはじめましたか?

オーナーの方にちょっと踏み込んで「なぜお店をはじめましたか?」と聞くときのフレーズです。

Why did you decide to start this shop ?
(なぜここにお店をはじめましたか?)

もちろん、相手がオーナーじゃないとできない質問なので、使えるときはかぎられますけど。

ブログに書くときには、こういう質問(というかインタビューですね)があるとオリジナリティーあふれる良い記事になりますね。

店員さんと写真を撮る

いろいろ質問をしていると、店員さん、オーナーと仲良くなるかもしれません。

お店の人の写真
お店の人の写真

英語圏のお店の人にはフレンドリーな方が多いので、そうなる可能性が高いですね(笑)。

そこでもっと踏み込んでいっしょに写真を撮ってブログやSNSに写真を投稿するのもいいですね!

旅行の思い出としても、良質なブログ記事としても。

(あなたと)いっしょに写ってもらってもいいですか?

そのお店のオーナーなどといっしょに写真を撮ってブログやSNSに載せたいときの表現です。

いっしょに写真に写ってもらう

  1. Can I take a picture with you ?
    (いっしょに写真を撮ってもいいですか?)
  2. Do you mind if we take a picture together ?
    (いっしょに写真を撮っていただいてもよろしいですか?)

Can I take a picture with you ?

まずは基本の「Can I 〜 ?」を使った表現から。

Can I take a picture with you ?
(いっしょに写真を撮ってもいいですか?)

でもいきなり一緒に写真を撮りたいと言われたら「ええ?」となるので、こういうひと言を言ってからのほうがいいですね。

I’m going to use this in my blog.
(ブログで写真を使いたいです)

これを言った後「いっしょに写真を撮ってもらえますか?」と言いましょう!

Do you mind if we take a picture together ?

もっと丁寧に言うときは、いつもの「Do you mind if〜」を使います。

Do you mind if we take a picture together ?
(いっしょに写真を撮っていただいてもよろしいですか?)

「わたし」と「店員さん」の2人になるので、「we」になりますよ。

お店のスタッフの方の写真を投稿しても大丈夫ですか?

お店のスタッフの写真を投稿してもいいかという質問です。

スタッフの写真の投稿の許可をとる

  1. Can I take a picture of your staff for my blog ?
    (お店のスタッフの方の写真を投稿しても大丈夫ですか?)
  2. Can I use your staff’s picture in my blog ?
    (スタッフの方の写真を投稿してもよろしいですか?)

Can I take a picture of your staff for my blog ?

まずは「take a picture(写真を撮る)」を使った表現から。

Can I take a picture of your staff for my blog ?
(お店のスタッフの方の写真を投稿しても大丈夫ですか?)

Can I use your staff’s picture in my blog ?

すでに撮影したあとなら、こちらの質問。

Can I use your staff’s picture in my blog ?
(スタッフの方の写真を投稿してもよろしいですか?)

SNSの場合は「in my blog」が「on social media」になりますね。

人物の顔はモザイクをかけます

もし「スタッフの写真は使わないで」という事態になれば、覚えておきたい言葉があります。

それは「blur out(ボカす・モザイクをかける)」です。

モザイクをかけることを伝える

  1. I’m going to blur out your face.
    (あなたの顔はボカしておきますね)
  2. I’m going to blur out their faces.
    (みんなの顔はボカしておきますね)

I’m going to blur out your face.

「あなたの顔をボカしておきます」は次のように言います。

I’m going to blur out your face.
(あなたの顔はボカしておきますね)

I’m going to blur out their faces.

お客さんの顔をボカすのは、もはや常識になってきていますが、相手が複数形のときにはこう言いましょう。

I’m going to blur out their faces.
(みんなの顔はボカしておきますね)

わたしはカナダのサマースクールに行ったときにこの表現を使いました。

基本的には写真に映る人の顔はボカす
基本的には写真に映る人の顔はボカす

子どもの顔をネットで出すのは神経質になっておいたほうがいいですからね。

今回の英語表現は「シナジー英会話」のカリスマ教師 Tyler 先生に教えていただきました。ありがとうございます。

まとめ

さて、今回は海外のレストランで写真などの許可を取る表現を紹介しました。

おそらくほとんどのお店では写真を撮ってSNSやブログで投稿してもらうことは宣伝になるとポジティブにとってくれるはずです。

許可を取らずにバシャバシャ写真を撮るよりも、勇気を出して許可をもらってから堂々と撮るほうが気持ちがいいものですし。

お店の人との会話が弾むかもしれないので、ぜひ会話のきっかけとしても今回のフレーズを使ってみてください。

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ヨス
アメリカ留学で言語に興味を持ち日本語教師に。その後、自分が「音声学」に猛烈に惹かれることに気づく。一般的には学ばない「日本語の音声」を学ぶことで英語の発音を習得し、独自の英語の発音習得メソッドを持つ。>>ヨスについて詳しくはこちら
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