『おさるのジョージ』でハロウィンを楽しむ! ジョージは英語学習に最適

タカコ

執筆者

WEBライター。2013年にアメリカに渡る。現在はアメリカ人の夫と子ども2人でテキサスに在住。

10月31日はハロウィンですね。

日本でも最近では、仮装したりイベントのようなものがあったりと、少しずつ浸透してきています。

「でもやっぱりよくわからない」という方に、今回はハロウィーンを子どもさんと一緒に楽しめる『おさるのジョージ』のDVDを紹介します。

「おばけ伝説のなぞ」は1時間のスペシャル版

『おさるのジョージ』では、普段は30分くらいの番組の中で、2つの短編のエピソードを放送しています。

今回紹介するのは、1時間のスペシャル版で、タイトルは『おさるのジョージ おばけ伝説のなぞ』です。

毎年ハロウィンに起こるちょっと変わった事件の謎を解く、というお話です。

「おばけ伝説のなぞ」のオススメポイント

さて、このお話がなぜおすすめなのか、なのですが、単純に話がとてもおもしろいからです!! 大人から子どもまで、1時間存分に楽しめます。

音楽も軽快なものが多くていいです。

うちの娘は、1歳くらいになったころからしょっちゅう見ていますが(季節は完全に無視)、いつも体でリズムをとっています。

ストーリーも、ハロウィンだけに、怖いのでは? と思う方もいるかもしれませんが、怖さや不気味さに焦点を当てた場面は少なく、小さなお子さんでも楽しめると思います。

それに、アメリカでのハロウィンの楽しみ方が随所に見られます

ジョージからハロウィンの楽しみ方を学べる

パンプキンをくりぬいてランタンを作ったり、家を飾りつけしたり、仮装したり。

これを見て、私は「あぁ、深く考えずにハロウィンを楽しんでいいんだ」という気持ちになりました。

ハロウィンは、もともとはとても宗教色の濃い、ケルト人(アイルランド)のお祭りでした。

現在のアメリカでは、そういったことはほとんどなく、大人も子どもも楽しむイベントになっています。

そう、楽しめばいいんです!!

アメリカでも人気の「おさるのジョージ」

『おさるのジョージ』は、日本でもEテレで人気です。アメリカでももちろん人気があります。

オリジナルの英語版では『Curious George(知りたがり屋のジョージ)』というタイトルです。

その中の1つに子ども向けの番組を提供してくれるチャンネルがあり、そこで平日は1時間半(午前中30分、午後再放送を含め1時間)見ることができます。

早朝から夕方まで子ども向けの番組ばかりしていて、日本でいう「Eテレ」のような感じですが、たぶん、この『Curious George』が、1日のうちで一番長く放送されています。

それだけアメリカでも人気が高いんですね。

最初はそれほどでなくても、見ているうちに、大人でもジョージのかわいらしさに夢中になってしまいます。

まさに私がそうでした。

英語の勉強にもおすすめです

この「おさるのジョージ」ですが、英語の勉強にもおすすめします。

子ども向けの番組なので、誰でも楽しむことができます。

子どもには見せたくないような場面や、聞かせたくないような言葉はまったく出てこないので安心です。

失礼にあたる言葉も出てこないので、身につけた英語のフレーズや言い回しは、大人でも場面に関係なく使うことができます

それに、会話も長くないし、言葉もそんなに難しくありません。

英語音声と英語字幕で見るのがオススメ

DVDがあれば、慣れるまで英語音声と英語字幕にして見てみるのもいいですね。

字幕や音声を切り替えることによって、「あぁ、英語ではそう言うんだ」とわかることもあります。

英語が苦手な方でも、少しでも何を言っているのか聞き取れたら、うれしいと思いますよ。

特に大人になってからの英語の勉強って、そういうものだと思います。「おぉ! やった! 聞き取れた!!」「わかった!!」のような喜びがあるから、続けられます。

私は、英語版で大まかなストーリーを理解していました。

でも改めて字幕で見てみると、ちょこっとしたところで韻を踏んでいるのがわかったりして、もっと深く楽しめました。

参考: 私が『おさるのジョージ』を安心して子どもに見せられる理由 | ヨッセンス

英語版ジョージはナレーターが男性

英語から日本語の翻訳は、かなり忠実に訳されています

英語版であろうと日本語版であろうと、そんなに違いはないと思うかもしれませんが、違う部分もあります。

まず、通常の放送でもそうですが、日本語版では、ナレーターが女性なんですね!!

実は、これに私は一番びっくりしました。

しかも声が歌手の岩崎良美さんなんですね。聞き覚えのある声だと思ったら、アニメ『タッチ』の歌を歌っていた方です。豪華なキャスティングです!!

でも、英語版では男性なんです。男性のナレーターに聞き慣れていたので、初めて見たときは、「えぇー!!」と。

固定観念ってすごいですね。

ちなみに、岩崎さんは、通常放送されている日本語版の歌も歌われていますが、英語版では男性が歌っています

それがどうした? と思われる方もいるかもしれませんが、男性か女性かだけでも、雰囲気がぜんぜん違いますよ。

ジョージの声は吹き替えなし

それから、登場人物の発話は、もちろん吹き替えられているのですが、ジョージだけはそのままです。吹き替えられていません

ジョージは聞き取れる言葉をしゃべらず、黄色い帽子のおじさんなど、ほかの登場人物が、その(よくわからない)言葉を理解することが多いです。

日本語で聞いていると、頭が日本語のチャンネルなので、なかなかわかりません。

でも、英語で聞いていると、ジョージが英語で「それらしい」言葉を言っていることがあるのがわかります(いつも英語に聞こえるわけではありません)。

たとえば、「Bye~」や「See you~」などのちょっとした言葉や表現です。

それから、日本語で「困ったな」「しまった」というときに使う「あーあー」と言う言葉、英語では「オッオー」という音で表します。

この「オッオー」も、ジョージの声は吹き替えられていないので、日本語版でも「オッオー」です。日本語にはない表現なんですけどね。

こんな感じで、日本語版だとさらっと流されがちですが、英語版だと「あ、今しゃべった!!」とわかって、より楽しめると思います。

ピスゲッティはイタリア語なまりの英語

あと、よく登場するイタリア料理店のシェフのピスゲッティさんも、英語版ではイタリア語なまりの英語を話します

時々簡単なイタリア語も混じるくらいです。

実際、アメリカにはいろんな人種の人たちがいて、それぞれなまりを持っています。

ご近所さんが数人集まると、こんな感じで、いろんななまりが飛び交うんです!

まとめ

いかがでしたか?

コミカルでかわいらしい「おさるのジョージ」のハロウィンのストーリー、子どもさんと一緒に楽しんで、今年のハロウィンをすごしませんか?

私も、今年は娘が初めて「Trick or treat(トリック・オア・トリート)」をするので、仮装のコスチュームを急いで制作中です。

ということで、「HAPPY HALLOWEEN」!!

ちなみに、Amazonプライムに登録すると年間で4,900円でジョージも見放題です(今回紹介した話は有料のようですが)。

いろんな映画やアニメが見られるので要チェックです。Amazonプライムについてはこちらをどうぞ!

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タカコ
アメリカ人の夫との結婚を機に渡米。現在は二児の母として英語に囲まれた環境の中で生活。日本語教育に携わっていたため言語への視点が鋭く、元・英会話教師の夫とのやりとりから生まれる記事が秀逸。
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