こんにちは、英語の勉強マニアのサトです。
働いていると、なかなか本を読む時間を確保できませんよね。
そんな人に最近人気なのが、「オーディオブック」と呼ばれる、本を朗読してくれているサービスです。
今回は、オーディオブックサービスの1つである「audiobook.jp」を英語学習に使ってみたので、その感想をシェアします。
目次
「audiobook.jp」とは?
まず、「audiobook.jp」とは何か?をご説明します。
「audiobook.jp」は、オーディオブックが聞けるサービスです。

と張り切って言っても……

オーディオブックってなに?
……というお声が聞こえてきそうですね。
オーディオブックとは?
そもそも「オーディオブック」という言葉自体が聞き慣れないので、まずはこちらから紹介します。
「audiobook.jp」のサイトを見てみると、こんな説明があります。
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめます。
audiobook.jp公式サイトより引用しました。
公式サイトに書いている「聴く本」と言われてもピンとこないかもしれないのですが、こういうことです。
オーディオブック
= 本の内容を朗読して、それを録音した音声ファイル
「audiobook.jp」の特徴
「オーディオブック」について理解していただけたと思うので、今度はオーディオブックのサービスである「audiobook.jp」の特徴をご紹介します。
「audiobook.jp」は英語学習に最適
「audiobook.jp」では日本語だけの本を扱っているわけではありません。
というよりも「オーディオブック」という媒体自体が海外の方がはるかに普及しているため、「audiobook.jp」には英語のオーディオブックもたくさん用意されているんです。


英語のオーディオブックが多いということは、オーディオブックが英語教材として英語学習に使えるということを意味しますね。
「audiobook.jp」は定額の聴き放題サービス
オーディオブックが英語学習に良さそうだとわかっても、いろんなオーディオブックを買っていたら、かなりお金がかかってしまいそうですよね。
ところが、うれしいことに「audiobook.jp」は「オーディオブック聴き放題」の定額サービスなんです!

月額にたった750円を払うだけで気軽に色々な教材を試すことができます。
もちろん、オーディオブック全部が聴き放題、というわけではないのですが、audiobook.jpは無料で試せるので「どんなものかな?」と思ったら、試す価値がありますよ。
「audiobook.jp」で扱っているジャンルは幅広い
「audiobook.jp」で聴き放題になっている英語のオーディオブックは、幅広いジャンルをカバーしています。
つまり、飽きることなく学習できるということですね。
「audiobook.jp」にある英語教材のラインナップ
「audiobook.jp」の英語教材(聴き放題対象)は、小説・絵本などの中身を楽しむものから、英会話や受験対策までカバーしています。
一部をリストにしてみますが、その前に。
下のリストには、カッコ内に「全3単元」や「全22点」などと書いてあります。
例えば、『英単語ターゲット1400』は1冊の本ですが、「audiobook.jp」では3つの部分に分かれています。
なので、これは「全3単元」。
一方、『英語で聴く本 レベル1』はシリーズもので、『桃太郎』『ピーターパン』などのタイトルが全部で22あります。なので、こちらは「全22点」となっています。
では、見てみましょう。
小説・絵本系
- 読み聞かせ英語絵本 ジェイクシリーズ(全3点)
- 英語で聴く本 レベル1(全22点、『桃太郎』『 ピーターパン』など)
- 英語で聴く本 レベル2(全20点、『銀河鉄道の夜』『 ローマの休日』など)
- 英語で聴く本 レベル3(全13点、『松井秀喜バイオグラフィ』など)
- 英語で聴く本 レベル4(全11点、『坊っちゃん』『ギリシア神話』など)
- 英語で聴く本 レベル5(全9点、『バカの壁』など)
- 英語で聴く 名作小説(全3点)
- 三遊亭竜楽の7カ国語落語〜味噌豆編 英語版
英会話系
- デイビッド・セインのデイリースピーキング 買い物・レストラン・接客編(全12単元)
- デイビッド・セインのデイリースピーキング 日本紹介・異文化理解編(全12単元)
- デイビッド・セインのデイリースピーキング オフィス・海外出張・留学編(全12単元)
- デイリースピーキング 日常会話・トラブル編(全12単元)
- これで安心! 接客英会話(全3点)
- iPodでとにかく使えるビジネス英語
- iPodでとにかく使える英語 こども・学校編
- iPodでとにかく使える英語 基礎編
- iPodでとにかく使える英語 仕事・健康編
- iPodでとにかく使える英語 日常生活編
- iPodでとにかく使える英語 mini
受験対策系
- 英単語ターゲット1400 (全3単元)
- 英単語ターゲット1900 (全3単元)
- 英熟語ターゲット1000 (全3単元)
- TOEIC1日1分レッスン! (全2点)
- キクタン(全42点)
雑誌
- ENGLISH JOURNAL(全8点)
その他
- 奇跡の音 英語聴覚セラピー(全6単元)
他にもまだまだ盛りだくさんで、書ききれません……。
「audiobook.jp」の良い点・悪い点
では、私が実際に「audiobook.jp」を使ってみたので、良い点・悪い点をご紹介します。
「audiobook.jp」の良い点
まずは「audiobook.jp」の良い点から。
「ながら学習」ができる!
皿洗いをしながら、車を運転しながらなど、普通の本は読めないような状況でも、「ながら学習」ができます!
わたしは乗り物(とくに車)で本を読むと酔ってしまうのですが、聴くだけならもちろん大丈夫。
移動時間も英語に触れることができています。
いろいろな教材に触れられる!
聴き放題なので、いろいろな教材に気軽に手が出せるのも、「audiobook.jp」の魅力です。
個人的に気になったのは、「英語で聴く本」の『松井秀喜バイオグラフィ』(レベル3)や、『バカの壁』(レベル5)。

『バカの壁』は一番むずかしいレベルなので、「言葉の壁」自体もありそうですが……。
やさしめの教材を聞いてから、挑戦してみたいと思います。
「audiobook.jp」の悪い点
「audiobook.jp」を英語学習に使うとなると、悪い点は、「文字が確認できない」の1点につきます。
まあ、オーディオブックはそういうものだと言われればそれまでなのですが……。
日本語でオーディオブックを聴くのならまだしも、英語学習だと、文字も確認したいと個人的には思ってしまいます。
それができないのはかなりイタイ。

わたしの英語力では『英語で聴く本 レベル5』なんかは、かなり厳しかったりします。
英語学習が目的なら、Kindleか何かで音声ファイルがダウンロードできるものを使ったほうが、個人的にはしっくり来ます。
実際、わたしは「Kindle Unlimited」にお世話になっているのですが、音声ファイルつきのものもたくさんあります。
また、聴き放題対象の中にアルクという出版社の『ENGLISH JOURNAL』という雑誌があるのですが、説明書きの部分にこんなことが書いてあります。
一部の音声が本誌なしでは理解しづらい場合は、Kindle版または雑誌をお買い求めください。
この雑誌、Kindle Unlimited対象だし、音声も無料でダウンロードできます。

なので、わざわざオーディオブックで音声だけでがんばる必要もありませんよね……。
ただ、もう一度書きますが、これはオーディオブックの特性上、しかたのないことです。
例えば、純粋に英語のストーリーを耳で楽しみたい、という方には「audiobook.jp」がぴったりですし。
ご参考までに、月額(税込)は、「audiobook.jp」が750円、「Kindle Unlimitedが980円です。
まとめ
そんなわけで、「audiobook.jp」は、こんな方にオススメです。
チェックポイント
- ながら学習で英語をたくさん聞きたい!(文字はいらない)
- 日本語のオーディオブックを楽しみつつ、ついでに英語に触れてみたい!
自分に合うかどうかわからない、という方は、一度試してみるのもアリです。1か月無料ですので!
「audiobook.jp」のアプリもあるので、こちらもどうぞ。