バンクーバーの高級和食レストラン「Miku(ミク)」

今回は、バンクーバーの人気レストランの中でも「Miku(ミク)」に行ってきました。

Mikuはカナダで、高級日本食レストランとして知られる日本人経営のお店です。

日本人経営のお店でありながら、ほとんどのスタッフがローカルのカナダ人という、現地密着型です。

今回はバンクーバー・ダウンタウン内にある、「Miku」を取材してきました。

それでは実際のお店の様子や食事の内容をご紹介させていただきます。

「Miku Restaurant」の社長へインタビュー記事をこちらにまとめています。

「Miku」の詳細情報

実は、「Miku(ミク)」は、レストラングループの1つです。カナダで5店舗も展開しています。

カナダの店舗

  • Miku(バンクーバー店)
  • Minami(バンクーバー店)
  • GYOZA BAR(バンクーバー店)
  • Miku(トロント店)
  • TORA(トロント店)

それぞれご紹介していきます。

「Miku Vancouver」の詳細情報

「Miku vancouver」の詳細情報
店名 Miku
住所 70-200 Granville Street, Granville Square (Canada Place Way and Howe Street)
Vancouver, BC, Canada V6C 1S4
電話 604-568-3900
予約 電話予約
営業時間 [日〜水曜]
11:30~22:30
[木~土曜、祝日]
11:30~23:00
ランチ:11:30~
バー:15:00~17:00
ディナー:17:00~
定休日 Christmas Day と New Year’s Day
駐車場 専用駐車場なし(レストラン近くに公共駐車場あり)
クレジットカード 利用可能
喫煙状況 完全禁煙
(※ カナダの飲食店はすべて完全禁煙です
公式サイト https://mikurestaurant.com/

「Minami」の詳細情報

「Minami」の詳細情報
店名 Minami
住所 1118 Mainland Street, Vancouver, B.C. V6B 2T9
電話 604-685-8080
予約 HPより予約可能
営業時間 [日〜水曜]
11:30~22:00
[木~土曜、祝日]
11:30~22:30
ランチ:11:30~
バー:15:00~17:00
ディナー:17:00~
定休日 Christmas Day と New Year’s Day
駐車場 専用駐車場なし(レストラン近くに公共駐車場あり)
クレジットカード 利用可能
喫煙状況  完全禁煙
公式サイト https://minamirestaurant.com/

「GYOZA BAR」の詳細情報

「GYOZA BAR」の詳細情報
店名 GYOZA BAR
住所 622 West Pender Street, Vancouver, BC V6B 1V8
電話 604-336-5563
予約 電話予約
営業時間 [月〜火曜]
11:30~21:00
[水~金曜]
11:30~22:00
[土曜]
12:00~22:00
[日曜]
12:00~21:00
[祝日]
11:30-21:00
定休日 Christmas Day と New Year’s Day
駐車場 専用駐車場なし(レストラン近くに公共駐車場あり)
クレジットカード 利用可能
喫煙状況 完全禁煙
公式サイト https://gyozabar.ca/

「Miku Toronto」の詳細情報

「Miku toronto」の詳細情報
店名 Miku
住所 105-10 Bay Street (at Queen’s Quay), Toronto, ON M5J 2R8
電話 647-347-7347
予約 電話予約
営業時間 [日曜]
12:00~22:00
[月~木曜]
11:30~22:00
[金曜]
11:30~22:30
[土曜]
12:00~22:30
ランチ:11:30~(月~金曜)、12:00~(日、土曜)
バー:15:00~17:00
ディナー:17:00~
定休日 Christmas Day と New Year’s Day
駐車場 専用駐車場なし(レストラン近くに公共駐車場あり)
クレジットカード 利用可能
喫煙状況 完全禁煙
公式サイト https://mikutoronto.com/

「Tora」の詳細情報

「Tora」の詳細情報
店名 Tora
住所 Yorkdale Shopping Centre, Southwest Corner, Upper Level near Parking H & J
612B-3401 Dufferin Street Toronto, ON M6A 2T9
電話 なし(Emailアドレス [email protected]
予約 不可
営業時間 [月~土曜]
11:30~22:00
[日曜]
11:30~21:00
定休日 Christmas Day と New Year’s Day
駐車場 専用駐車場なし(Yorkdale Shopping Centre内に公共駐車場あり)
クレジットカード 利用可能
喫煙状況 完全禁煙
公式サイト https://www.aburitora.com/

「Miku」への行き方(アクセス)・地図

Mikuはバンクーバー・ダウンタウンの中の、Waterfront Station(ウォーターフロント駅)の出口横にあります。

ウォーターフロント駅は日本でいう東京駅と同じで、全ての電車のラインのスタート駅となります。

バンクーバーは合計3本の電車(エキスポライン、カナダライン、ミレニアムライン)が走っていて、全てのスタートがこのウォーターフロント駅です。

Mikuはダウンタウン外に住んでいても、アクセスしやすい好立地となります。

駅からのアクセス

こちらが、Mikuのすぐ横にある、ウォーターフロント駅の出口です。

ウォーターフロント駅は、バンクーバーで一番大きい駅で、出口がたくさんあります。

間違えて出てしまうと、全然違うところに出てしまいますので、要注意です!

もし出口に迷った場合は、駅員さんに「Canada Place(カナダプレイス)、もしくはHowe Street(ハウストリート)がある出口」を聞いてみてください。

お店はこの出口をでた、すぐ右手にあります。

「Miku」の混雑状況

Mikuはバンクーバーでも有名なお店で、必ず予約が必要です。

私は一番空いていそうな、平日月曜日の夜に伺いましたが、その時はすでにほぼ満員でした。

さすがMikuですね!

予約をしていましたので、すぐに通していただけましたが、待っている人もいらっしゃいました。

土日は確実に混んでいますので、もし少しでも空いている時間をご希望の方は、平日の早めの時間帯をお勧めします。

「Miku」の外観

今度はMikuの建物や雰囲気を紹介しますね。

こちらがMikuの外観の様子です。

階段をあがると、入り口が見えてきます。

そこまで看板は大きくありませんので、少し見つけ難いですが、大きな建物の中にあり、存在感はすごくあります。

また、レストラン全体がガラス張りになっていて、開放感が溢れています。

外からは、中があまり見えないようにはなっていますので、そこの配慮もしっかりされています。

「Miku」の駐車場

Miku(バンクーバー店)には駐車場がありません。

しかし、近くに一般向けのパーキングエリアや、道路に停車できる、駐車場もありますので、便利です。

「Miku」の入り口付近の様子

Mikuの入り口付近の様子です。

「高級感レストラン」の雰囲気漂う入り口ですね。

Mikuは「Aburi Restaurant」という系列店の中にあり、会社の看板には「炙(あぶり)」の文字があります。

Mikuといえば「炙り料理」というように、和食の炙り料理を味わうことができます。

日本食がたくさんあるバンクーバーでも、高い評価を受けているレストランです。

では、実際に中に入っていきます。

「Miku」の店内の様子

では、Mikuの中に入りましょう。

まず、扉を開けすぐ目に入るのが、こちらのオシャレなワインオブジェです。

Mikuでは、お酒も充実しており、食事に合うワインやカクテルなどをオーダーすることができます。

また、入り口左手には、「受付」があります。

常時4名くらいの方が対応していらっしゃり、笑顔で迎え入れてくれます。

ちなみに、Mikuは日本人経営のお店になりますが、受付やオーダーをとるウェイターの方は全てローカルのカナダ人になります。

お客様の層も、ほぼカナダ人という、日本人経営でありながら、「インターナショナルなレストラン」になります。

では、実際に奥に進んでいきます。

まず、受付のすぐ奥には「バーカウンター」があります。

平日夜に行きましたが、すでに満席でした。

このように、バーテンダーを囲むようにお客様のバーテーブルがあります。

友達やご夫婦で話しながら、美味しいお酒と食事を堪能することができますね。

また、その先には4人が座れるテーブル席があります。

このように、Mikuでは開放的なスペースが広がっています。

私が驚いたことが、中にいるスタッフの数です。

常に、数名がテーブルの横をゆっくり歩いていて、すぐに話しかけることができるような環境になっています。

さすが高級なレストランということもあり、スタッフの教育も行き届いていました。

Mikuの中には、別で寿司カウンターもあります。

カウンターの前で寿司職人の方が握った寿司を、すぐに食べれるようになっています。

カップルやご夫婦にはピッタリですね。

お店の奥から、テーブルの様子を撮影すると、こんな感じです。

親子連れから、お友達同士、ビジネス仲間など、様々な方がいらっしゃいますね。

お客様の層は、ほぼローカルのカナダ人、またウェイターもローカルのカナダ人です。

お客様のテーブルからは、実際に食事を作っている「キッチン」も見えます。

実際に調理人の方が作っている姿や、キッチンの中を見ることができます。

キッチンは清潔さもあり、中まで見えることができて、安心感もあります。

実はMikuはここだけではなく、さらに奥にも続いています。

奥に進むと、このように落ち着いたテーブルが並んでいます。

最初にご案内した大きいスペースの方は、親子連れやバーなど、少しガヤガヤした雰囲気で、こちらの奥は静かに食事を楽しむスペースになります。

その時の用途に合わせて、場所を予約すれば良さそうですね。

また、こちらのスペースはなんと、絶景なんです!

オーシャンビュー」で、また有名なカナダプレイズも覗くことができます。

訪れた日は、あいにく曇りでしたが...

晴れの日に行けば、もっと明るく雰囲気も良いです。

こちらは晴れの日の、レストランからのオシャンビューです。

※参考 Miku公式ホームページより

この絶景がMiku一番の売りでもあります。

またMikuの特等席といえばこちら!テラスです。

オーシャンビューですので、晴れの日には絶景を覗くことができます。

夏の暖かいシーズンは、このテラスが一番オススメです。

最後に、ところどころで出てくるあの模様...気づきましたか?

そう、Miku系列のレストランでは、オーナーこだわりの「鯉」の絵が壁に描かれています。

実はこれ、全て手書きなんです!

他の系列店「Minami」でも、このように鯉が壁一面に描かれています。

鯉は日本を象徴する生き物ですし、「ザ・日本」というイメージも海外の人には湧きやすいですね。

では、実際にMikuのテーブルの様子をお伝えします。

「Miku」のテーブル

Mikuのテーブル席の様子はこちらです。

今回2人で行きましたが、テーブルは4人用のテーブルで、ゆっくりと座ることができます。

テーブルの上は上品ですごくシンプルです。

白を基調としたテーブルに、ワイングラス、また「お箸」があります。

どんなにローカルの方が多いとしても、和食レストランですので、お箸が置いてありました。

「Miku」のお客様の層

Mikuの客層は、「ローカルのカナダ人」です。

日本食の高級レストランということもあり、富裕層の方が多いのではと感じました。

見渡す限り、全員ローカルのカナダ人で、日本語が聞こえてくる環境は一切ありません。

スタッフもほとんどがローカルのカナダ人で、時々日本人のウェイターの方がいらっしゃいますが、英語はペラペラのネイティブレベルでした。

キッチンスタッフの中では、30%ほどは日本人だそうですが、それでも英語環境で働かれるそうです。

「Miku」のサービス

Mikuのサービスに付いてお伝えします。

まず、Mikuは高級レストランということもあり、サービスはどれもパーフェクトです。

またスタッフの中でもしっかり仕事がわかれていて、どんなに忙しくても、お客様を待たせないよう仕組みができていました。

スタッフの仕事分けはこちらです。

  • サーバー(ウェイトレス)
  • フードラン(料理を持ってくる人)
  • アシスタント(片付けやお皿を下げる人)
  • シェフ(料理を作る人)
  • キッチンアシスタント(シェフのお手伝い)

完全にスタッフの中で分かれていて、分業化されています。

ここまできっちり分かれている理由は、主に下記3つが挙げられます。

  • 作業の効率化
  • 各ポジションの質の向上
  • スタッフの働く意欲の向上

実際に接客の様子をお見せしながら、実際のサービスの感想をお伝えします。

まず、レストランに入ると受付担当がテーブルまで案内してくれます。

テーブルで待っていると、すぐに各テーブルにつく担当サーバーが来てくれます。

まずは挨拶から始まり、その後メニューを渡してもらいます。

サーバーの身なりや服装もすごくきっちりしていて、さすが高級レストランという感じでした。

食事やドリンクのオススメメニューなどを伺ったところ、丁寧にいろいろ教えてくださいました。

こちらがMikuのオススメポイント!

料理を一気にオーダーしたとしても、まとめて持ってこないように調整されています。

日本のコースのように、前菜からサイドメニュー、メイン料理のように、順番に運ばれてくるように調整しているそうです。

日本では当たり前なことと思いがちですが、海外に来ると、料理が全部一気に運ばれてきたり、またメインが一番最初に来たりと、よくあります。

Mikuではそういうことがないよう、サーバーの方が調整されていらっしゃいました。

サーバーの方は、最初のオーダーから、途中で食事に問題ないか聞いてくれたり、主に「お客様とのコミュニケーション」を中心に行います。

フードランの方は、出来上がった食事をテーブルに持ってきてくれます。

サーブ時には、食事の説明をしてくれ、メニューを熟知しているメンバーとなります。

アシスタントはそれ以外の業務として、お皿を下げたり、テーブルをきれいにしたりという仕事になります。

実際にお客様側が話すのは、ほとんどサーバーのみです。

何か追加で食事をオーダーする際も、わざわざ担当サーバーがテーブルまで来てくれ、メニューの説明をいろいろしてくれます。

カナダのレストランはチップがありますので、サーバーのコミュニケーション能力によって、チップが変わると言っても過言ではありません。

その分、サーバーはお給料も高いですし、責任も増します。

Mikuでは、本当に選ばれたスタッフのみがサーバーに選ばれる仕組みとなっています。

「Miku」のトイレ

レストランで忘れてはいけないのが、「トイレ」です。

特に女性は、トイレの清潔さ、気になりますよね。

ご安心ください。Mikuはトイレも綺麗でオシャレでした!

まず、トイレは受付の横にある通路を進みます。

看板がこちら!

「M」と「W」という、なんともオシャレな表記です。笑

こちらが男性。

こちらが女性です。

ちゃんと、お子様や車椅子の方用のトイレもあります。

さて、女子トイレの中はこんな感じです。

木を基調とした、落ち着いた雰囲気です。

手を拭く紙も箱に入っていて、まるで日本のレストランにいるような気分になりました。

「Miku」の料理

ではMikuの料理を紹介します。

「Miku」のメニュー

こちらはMikuのメニューです。

【ドリンクメニュー】

【フードメニュー】

表には「炙(あぶり)」と書かれた文字だけで、黒で統一され、高級感が漂っていました。

「Miku」のドリンクメニュー

こちらがドリンクメニューです。

まずは、一般的なビールやソフトドリンクメニューです。

瓶ビールが$7~$10、ジョッキのビールだと$8~$8.5ほどです。

さすが、Mikuともあって、値段は結構張りますね。

また、ノンアルコールのカクテルもあり、お酒が飲めない人でも、オシャレ気分を味わうことができます。

また、他にも様々なお酒が充実しています。

こちらが飲み物の一覧です。

  • 日本酒
  • カクテル
  • スパークリングワイン
  • 赤ワイン
  • 白ワイン
  • ローズワイン
  • ウィスキー
  • ウォッカ
  • ジン
  • ラム
  • 梅酒
  • 焼酎
  • ビール
  • ノンアルコールカクテル

【日本酒 28種類 $10~】

【カクテル 19種類 $17~】

【白ワイン 32種類 $13~】

【スパークリングワイン 8種類 $14~】

【赤ワイン 26種類 $13~】

【ローズワイン 7種類 $13~】

【ウォッカ 9種類 $11~】

【ジン 19種類 $8~】

【ラム 15種類 $9~】

【ウィスキー 51種類 $9~】

【ブランディ 6種類 $9~】

【テキーラ 11種類 $9~】

【食後酒 18種類 $7~】

【梅酒 5種類 $6~】

【焼酎 5種類 $6~】

【ビール 14種類 $7~】

【ノンアルコールカクテル 6種類 $5~】

ここまでの種類が揃っているレストランは、バンクーバーの中にはないです!

いろいろなお酒の好みがあっても、それぞれ満足するはずです。

フードメニュー

こちらがフードメニューです。

英語表記のみですので、英語初心者の方には、少し分かりづらいかもしれません。

ただし、食材の表記が全てありますので、安心ですね。

メニューの種類は下記です。

  • 前菜8品($7~$24)
  • 海鮮4品($21~$120)
  • 主菜3品($28~$45)
  • 懐石2品($110~$150)
  • 炙り寿司8品($16~$58)
  • 握り寿司12品($4~$23)
  • コース料理($110)

合計37品もありました。

お値段を見ると、なかなかの相場となっています。

1回の食事で、2人でだいたい$150~$200ほどかかります。

なかなか頻度は多く行くことはできませんが、家族やカップル、友達との特別な日に是非行きたいですね!

「Miku」のデザートメニュー

デザートメニューもどれも美味しそうでした。

デザートは4品のみです。

  • デザートプレート
  • 抹茶ケーキ
  • ゆず、マンゴーのシブースト
  • ジャスミンティームース

どれもすごくオシャレな、手の凝ったデザートです。

「Miku」のドリンク

まずは飲み物からです。

Ibuki($12)

こちらはノンアルコールカクテルの中でもオススメのものをいただきました。

柑橘系のオレンジ味で、少し酸っぱくあっさりしていて、甘みは一切ありません。

甘くないカクテルが好きな人には、ピッタリです!

Shiso Nojito($6)

こちらはシソが入った、レモン味のカクテルです。

日本でいう、モヒートのような感じです。

こちらもさっぱりしていますので、シーフードやお肉にも相性が良さそうです。

今回は頼んでいませんが、Mikuはたくさんワインが用意されていて、料理に合わせて選ぶことができます。

是非様々なお酒を堪能してみてください!

「Miku」のオススメ料理

それでは、実際にサーバーの方ににおススメ人気料理を伺って、注文しました。

Nutrigreens Farm Tofu Salad~豆腐サラダ~($16)

こちらが前菜でオーダーした、豆腐のサラダです。

サラダの中にも様々な食材が入っており、とても手の凝った一品です。

サラダにはMiku特性の「Umamiソース」がかかっています。

味としては、高級な手作り胡麻ダレソースで、本当に美味しかったです。

サラダの中身もたくさんの具材が入っており、「大根、レタス、トマト、豆腐、きゅうり、りんご」など盛りだくさんです。

一番印象に残っているのが、揚げられた「Tempeh(テンペイ)」が入っていることです。

テンペイは大豆を発酵させて固めて作ったもので、健康食品のビーガン食として人気です。

サラダの中にも具材がゴロゴロ入っていて、これだけでもお腹がいっぱいになるボリュームで、大満足でした!

Calamari($18)~イカの天ぷら~

こちらはイカの天ぷらで、海外では「カラマリ」とよく呼ばれています。

通常日本で言う天ぷらは塩か天つゆでいただきますが、海外ではソースが主流です。

こちらの黒いソースは醤油とビネガーが混ざった、特性ソースとなります。

イカとの相性はバッチリでした!

外はサクサク、中はコリっとしたイカの食感が楽しめ、ビールのお供には絶品の料理です。

お店でもローカルのカナダ人に人気のメニューだそうです。

Salmon Oshi Sushi($18)~サーモンの炙り寿司~

炙りMikuの一番の定番料理といえばこちらです!

サーモンの押し寿司に、特性の濃厚ソースを上にかけ、火で炙った特製の寿司です。

もともと少しピリ辛な味付けになっていますので、醤油などはいらず、そのままいただきました。

サーモンは生というよりかは、少しスモークに近い状態です。

口の中に入れると、サーモンのトロっとした脂身が口中に広がり、絶品でした!

なかなか、日本では想像もつかないような味で、日本食とカナダを融合させた一品となっています。

Kyoto Saikyo Miso Baked Sablefish($42)~タラの西京焼き~

まさか、京都の有名料理である、「西京焼き」がバンクーバーで食べれるとは思ってもいませんでした。

最初にお皿が出て来た時、思わず「わ~!」っと言ってしまいました!

それくらい、料理自体が洗練されており、良い意味でイメージとは全然違いました。

これぞまさに日本食とカナダとの融合という感じです。

お味はと言いますと、白味噌とタラがよく馴染み、また一緒についてくる野菜もどれも美味しかったです。

タラがフワッフワで、このようなクオリティの魚がここで食べれるとは思ってもいませんでした。

タラの上にはスーパーフードとして有名な、キヌアも添えられています。

ザ・日本食という味よりかは、フレンチのような感じもし、ローカルのカナダ人にも口に合うように作られていました。

少しお値段は張りますが、是非試していただきたい一品です。

Ice Cream($8)~アイスクリーム~

最後は締めのデザートです。

今回はお腹がいっぱいということもあり、アイスクリームのみを2つ頼みました。

アイスクリームは「抹茶、バニラ、ホワイトコーヒー」から選べます。

私が頼んだのは、バニラとホワイトコーヒーです!

初めてホワイトコーヒーという名前を聞きましたが、見た目は白色ですが、しっかりのコーヒーの味がしました。

アイスを頼んでも、このようにフルーツやクッキーも添えられています。

アイスは濃厚で、添えられたフルーツやクッキーも美味しく、最高のデザートとなりました!

「Miku」のスタッフにインタビュー

レストランで働くスタッフさんにインタビューさせていただきました。

今回は、バンクーバーダウンタウンにある、「Miku」と「Minami」のレストラン、両方でインタビューをさせていただきました。

 サーバーのJuanさん

ご対応くださったのは、Mikuのサーバーの「Juanさん」です。

Juanさんの経歴をまとめるとこのような感じです。

Juanさんの経歴
勤務年数 6年
ポジション Mikuのサーバー
現在のビザ 永住権

JuanさんはMikuのサーバーとして働かれており、気配りのプロフェッショナルでした。

どんなに忙しくとも、その様子を見せず、常に笑顔でお客様と話されていました。

Mikuで働くことになった経緯は?

もともと系列店のMinamiでもサーバーをずっとしていて、縁があり今はMikuでもサーバーをさせてもらっています。

Mikuで働くことはやりがいもあり楽しく、特に一緒に働く同僚に本当に恵まれています。

だからこうやって6年間も続けられています。

サーバーとして気をつけていることはなんですか?

サーバーという仕事は本当に大好きです。

お客様といろいろなお話しができ、Mikuの中でも特別な役割だと思っています。

常に気をつけていることは、「食事の提供時間」です。

気持ちよく食事をとっていただけるよう、食事を提供する時間やタイミングをしっかり見ています。

またMikuでは、サーバーは英語がネイティブレベルで話せること、また年齢もあまり若くないスタッフが配属されます。

サーバーはMikuの顔ですので、サーバーの質を保つためにこういったシステムになっています。

勤務時間は?

Mikuでは、週5で働いていて、休みは金、土の2日間あります。

勤務時間は4~5時スタートで、クローズの11時まで働いています。

ちなみに、昼間は実は学校に通っているんです!

休みもしっかりもらえ、残業も一切ないので、こういった学業との両立が簡単にできます。

 アシスタントのNatsumiさん

続いて、Mikuのアシスタント、Natsumiさんです。

Natsumiさんの経歴
カナダ滞在歴 2年
ポジション アシスタント
現在のビザ 学生ビザ(Co-opビザ)

カナダに来た経緯

日本で仕事をしていましたが、英語が勉強したいと決意し、単身でカナダに渡りました。

最初はワーホリで留学エージェントでアシスタントをしていましたが、カナダにもっと滞在したいという気持ちが強くなり、今は学校に行きながら働いています。

Mikuで働くことになった経緯は?

Co-opの学校では、ホスピタリティを専攻しており、接客業で何か仕事ができないかと探し、Mikuから採用していただきました。

Mikuは日本人経営の会社ということもあり、スタッフの教育制度が充実していたり、サービスの質が高いことで有名です。

その中でたくさん学ぶことができたらと思っています。

実際に働いてみて

Mikuはポジションによって、もらえるチップが変わってきます。

お客様からのテーブルチップのほとんどは、サーバーへ付きます。

サーバーは選ばれた人しかなれませんので、その分チップも高くなります。

私のポジションであるアシスタントは一番下のポジションになりますが、1日$40~$70ほどのチップはもらえます。

チップだけでも家賃がまかなえるので、大きい収入源です。

フードランというポジションに上がると、その分チップも大きくなりますので、今は昇格ができるよう毎日頑張っています!

 シェフのTomokazuさん

最後に、MinamiでシェフをしているTomokazuさんです。

Tomokazuさんの経歴
カナダ滞在歴 1年半
日本での経歴 6年間の営業職
現在のビザ 就労許可証(Work Permit)

カナダに来た経緯

もともと日本で働いていた時は、典型的な「日本の営業会社」に務めていました。

週の休みはあって1日、全くない週もありました。

また、深夜2時から会議がスタート...というようなこともありました。

毎日仕事しかしておらず、自分の人生を振り返った時にこれで良いのがずっと考えていました。

半年ほど悩んだ結果、やっと海外に出ることを決意しました!

最初はセブで半年間勉強し、その後はワーホリでオーストラリアに2年間滞在し、レストランで勤務していました。

その後、カナダへワーホリで渡航しました。

Mikuで働くことになった経緯は?

最初はバンクーバーの食品会社で働いていましたが、知り合いの伝手で、紹介してもらい雇っていただくことになりました。

実際に働いてみて

飲食店のシェフとして働かせてもらっているのにも関わらず、なんと勤務時間は平日9時~5時の8時間、残業は一切ありません!

終了時間になったら、強制的に帰らされます。笑

なんと有り難いことに、土日の週末休みをいただいているので、土日はプライベートを満喫することができます。

仕事とプライベートの両立が可能で、Mikuで働かせてもらっていることに、本当に感謝しきれないです。

「Miku」のチップ制度

最後に、チップ制度のご紹介をします。

通常飲食店で働く人には、「通常のお給料+チップ」が支給されます。

チップは通常、食事代全体のの15%~30%ほどで、お客さんの満足度によって変わります。

特にMikuのような高級レストランではチップの額も大きいです。

Mikuでは、ポジションやパフォーマンス力によって、スタッフがもらえるチップの金額は大きく変わります。

特にポジションでは、「サーバー」がダントツで高く、ほとんどのチップがサーバーへ還元されます。

シェフやキッチンアシスタントは基本的にチップの還元率は低くなります。

チップをたくさんもらえるようにするには、まずは「英語力」を高める必要があります。

同じポジションでも、英語力と経験値によって、チップの額も変わります。

Mikuの場合は、英語力と経験値を上げていくと、同時に「アシスタント→フードラン→サーバー」へポジションの昇格もしていきます。

実は、Mikuには日本人のサーバーが2名いらっしゃるんです。

英語もペラペラで、現地に長期で滞在されているスタッフの方で、日本人スタッフの憧れのポジションだそうです!

まとめ

実際に、Mikuの様子をお伝えしましたが、いかがでしたか?

食事はもちろんのこと、お店のサービスまで素晴らしかったです。

是非、みなさんもMikuに足を運んでみてください!

執筆者 執筆者
大西 なつみ

立命館大学を卒業後、日本で3年間営業として勤務、その後自身の留学経験を活かすためにフィリピンセブで2年半語学学校で勤務し、さらに仕事の幅を広げるためにカナダへ渡航。

学生時代はバンクーバーのUBC(University of British Columbia)で1年間交換留学として経済学を専攻、また他にもアメリカ、イギリス、フィリピンと様々な国での留学経験を持つ。

今までの留学経験から、目標の持ち方、英語の勉強の仕方、留学生活等、意義ある留学にするためのアドバイスを行っています。

留学は不安だらけだと思います。少しでも楽しく有意義な留学生活を送っていただけるよう、生徒様にに寄り添ったアドバイスやサポートをさせていただきます。

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