【ワーホリ必見】カナダで効率よくお金を得る3つの方法

カナダでお金を得るのはどうしたらいいですか?

という質問、ワーホリで渡航して、半年くらいたった方からよく聞かれます。
それから〝ネットでこう書いてましたが本当ですか?”という質問に続く事が定番です。

そして、”いやいやいやいや、それは間違いです、信じないでください。”

と説明する羽目になることがとても多いんです。

そこで今回はとあるアフィリエイトサイトに記載している内容を吟味しながら、本当に効率よく稼ぐための方法についてお伝えしようと思います。

ワーホリでお金を得る3つの方法?

カナダで効率よくお金を得る方法として、とあるアフィリエイトサイトでは、カナダ留学のスペシャリスト直伝のカナダワーホリで稼ぐためにするべき3つの事と称して、下記の項目を上げていました。

1)暮らす都市を中小規模にする
2)価格が高いレストランではたらく
3)カナダに留学する前に英語力を高めておく

試しに周りにいる人4-5人に聞いてみましたが、この3つが高給に直結すると考える人は一人もいませんでした。データを調べるまでもなく、カナダに住んでさえいれば、普段の生活や日常生活の中で誰でもこの情報がおかしいと気づきます。
もしかしたらこのライターの方はカナダに住んだり、そもそも来たこともないのかもしれません。非常にたくさんの勘違いさせてしまう情報を含んでいるので、具体的にどこがおかしいのか見てゆきましょう。

暮らす都市を中小規模にすると稼げる?

このサイトによると、大都市よりも中小規模の都市のほうが物価が安く、また、日本人が少なくてフレンドリーな外国人が多くておすすめ、そのうえ、バンクーバーやトロントなどではなく、オタワ、ウィニペグ、エドモントンなどの中規模都市のほうがオススメとのこと。。。
フレンドリーな外国人が多いかどうかと稼げるかどうかは別次元の話なので無視するとして、実際にどのくらい求人に差があるのかはこのサイトから見てみたら一目瞭然です。

JPカナダ(バンクーバーの掲示板サイト)
e-Maple(トロントの掲示板サイト)

実際に2017年10月1日~30日までの一か月の求人数を数えてみました。

都市名JPカナダe-Maple合計
バンクーバー73920759
トロント6371377
オタワ0
エドモントン12
ウィニペグ000

調べてみるまでは、ここまで明確に違いが出るとは思ってもいませんでした。数字は残酷ですね。。バンクーバー、トロント以外の都市では、稼げる仕事自体ないようです。
もちろん日系以外にもローカル向けで英語で求人が出てはいますが、数としてはそれほど変わらない感じですし、そもそもワーホリの英語が十分できない留学生にはかなり難易度が高いので、考慮していません。

物価に関しても言及しているので、こちらも見てみましょう。

1位 トロント   169
2位 バンクーバー 167
5位 オタワ    155
6位 エドモントン 152
10位 ウィニペグ 141

※出典カナダ都市別物価指数

このサイト自体はプラハの住居コストを100として比較しているのでちょっとわかりにくいですが、一番高いトロントが169で、低いウィニペグが141、比率でいうと、17-8%くらいの違いのようですね。
例えばバンクーバーの生活費がひと月に$800として、ウィニペグが$700位。一方求人はバンクーバー759件に対してウィニペグ0件
物価が多少安くても、そもそもオタワとか、日本人留学生が仕事を探す事すらできない都市にわざわざ行くのはかなりのチャレンジャーだと思います。。

価格が高いレストランで働くと稼げる?

価格が高いレストラン=お客様が支払う額も大きいので、その分チップ収入も高い。
とこのサイトでは書いていました。

そのこと自体は事実ですね。

ただ、その仕事、果たしてワーホリの日本人にできますか?というと非常に難しいでしょう。ワーホリで稼ぐために飲食店がおすすめされるのはチップがいいから
お客様が食事をした際にそのトータルの金額に加えて、通常は15-25%位をチップとして支払います。それを従業員で分配するのが飲食店のシステムです。
この分配割合は店により異なりますが、カナダ人のよく行くカジュアルレストランの場合は、テーブルごとに担当が決まっていて、チップはすべてウェイトレスがもらう、というレストランもあります。
そういったところは、一晩、一日4時間で$500稼ぐことも出来るそうです。(オーナーから直接聞きました。)

参考:https://mikurestaurant.com/

では、こういったレストランでワーホリの日本人がウェイトレスとして働けるか、というと、ほぼほぼ不可能です。ウェイトレスは若い綺麗なカナディアンばかりで日本人は見たことありません。
もちろん、こういったレストランでも、皿洗いや、調理アシスタントとしては沢山の日本人が働いています。ただ、彼らはチップがほとんどもらえず、給料も他のレストランと変わらず最低賃金に近かったりします。
つまり、価格が高いレストランのメリットである高チップ収入は、そもそもが見込めないという事がわかります。逆に、それほど価格が高くない、日系の居酒屋のほうが、チップ収入で稼ぐという観点では正解だったりします。

こちらとある日系居酒屋の例ですが、
http://www.jinzaicanada.com/specialad/guu.html

こちらの居酒屋の場合、比較的安価ですが地元で人気のため、開店から閉店までひっきりなしにカナダ人のお客様が訪れるそうです。
その為、テーブルの回転も速く、結果的にかなりの金額の売上があるそうです。
実はこの居酒屋のオーナーとも知り合いなのですが、雇用条件は

・英語が片言でもOK
・働けるビザが長ければ大歓迎
・楽しんで働ける人優遇

とのことで、いわゆるワーホリの日本人向けの職場としては非常にハードルが低いです。
そのうえ、フルタイムで就労すると、一日だけでもチップが$50程度にもなるそうです。
サーバーの場合は最低賃金$11.40ですが、一日8時間働くと$80.80プラスチップが$50で合計$141.20、一時間当たりの時給換算では$17.65と、かなり稼げることが分かると思います。さらに、2021年までに、最低賃金が$15.20まで引き上げられることが決まっています。
2017年11月現在、バンクーバーに限っては日本人の労働者が少ないので、上記のような居酒屋をはじめ、沢山の飲食店が、最低賃金以上の給料で求人をしています。
最近はトロントに日本人留学生が流れてしまっているようで、求人の需要と供給のバランスが崩れ、求職者にとっては仕事を選び放題となっています。

カナダに留学する前に英語力が高めておくと稼げる?

“給料がいい仕事は英語力が高い仕事=英語力が低いと給料が低い仕事しかない”

とこのサイトには書いてありますが、一般論としてそれが事実であるのは間違いではないです。ただ、論点の認識が微妙にずれています。

ワーホリで渡航した留学生は、そもそも飲食店、販売業などの仕事以外の高度な英語力が求められるオフィスワークのような仕事を見つけること自体が不可能です。たとえ英語力が高くても、そもそもそういった仕事はありません。
企業側にしてみれば当然で、1年しか滞在許可のない外国人のスタッフを雇うリスクを負わなくても、カナダ人の求職者から探せば十分。
そのような中で沢山のリスクを抱える外国人を雇う理由を探す方が困難なのです。

具体的な例として、こちらの情報掲示板を見てみましょう。

※参考 JPカナダ求人掲示板

ご覧のように、飲食店や販売業、あとは、技術系の美容院、ネイリストやマッサージセラピストなどの仕事があります。
一方、オフィス系では唯一日系企業が短期データ入力スタッフを募集しているくらいです。
ココだけご覧いただいても、オフィスワークを探すことが難しそうなことは分かるでしょう。

ちなみに、弊社でも年間数回、オフィススタッフの募集をしたりしますが、たとえ給料の条件が低くても、とてもたくさんの応募があります。
大学院卒で移民で長期滞在可能、英語はバイリンガルレベルで社会人経験10年、そんな候補者も普通にいます。こういった候補者たちの中で、ワーホリで残り滞在期間が半年、英語力は日常会話レベルで大学卒業したばかりといった候補者が採用される可能性は、限りなく少ないという事は理解できるでしょう。

カナダで本当に効率よくお金を得る3つの方法

では本当に収入を上げるためにはどうしたらいいでしょうか?

それは、ここまで見てきた情報をまとめることで見えてくると思います。

つまり、

・仕事はバンクーバーで探す
・求人は現地日系掲示板で探す
・チップの多くもらえる、繁盛している飲食店で働く

これだけです。
求人需要の多いカナダ、バンクーバーに留学して、現地の日系掲示板等で仕事をチェックして気になる会社にメールや電話で連絡を取り、チップを多くもらえ、かつシフトが沢山貰える日本食レストランや居酒屋でしっかり働く。
これだけで例えば以前ブログで紹介したAさんのケースですと、

以前ブログで紹介したAさんのケース

  • 業種 …… 飲食業(某有名チェーンレストラン)
  • 勤務時間 …… 8時間/日 × 週5日
  • 時給 …… $11.40
Aさんが1ヶ月に稼いだ金額
1ヶ月の給料
(合計勤務時間)
$2,006.40
(176時間)
バケーションペイ(有給) $80.26
税金(所得税) −$236.76
EI(保険) −$35.52
CPP(年金) −$95.30
チップで得た金額 +$1000.00
(1日平均$50 × 20日)
総合計 $2,719.08
(日本円で約23万円)

カナダのレストランでアルバイトとして働き、稼いだ月あたりの給料はこちらです。

$2,719.08(日本円で約23万円

これだけお金が手に入れば留学中は十分だと思いますが、これだけでは不安という方向けに、次の記事ではカナダで生活する際の節約方法等をご案内いたします。
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