カナダ Switch Health COVID-19自己検査キットの使い方

現在、COVID-19の流行により、海外からカナダに到着した旅行者は、14日間の自己隔離を求められています。

その自己隔離に加え、到着時と滞在10日目にコロナ検査を受けることが義務付けられています。

この滞在10日目の検査は、空港で渡されるコロナ自己検査キットを使って行います。

検体採取をする具体的な日にちについては、空港で指示があるようなのできちんと確認してください。

この記事では、カナダ到着後の自己隔離期間の10日目に行う、自己検査キットを使ったCOVID-19検査の方法をステップ・バイ・ステップで解説します。

こちらの Switch Health 公式サイトに、検査手順の動画もありますので参考にしてください。

注意点

定期的に情報が更新されることも予想されます。

この記事は2021年3月31日現在のものですので、申請時期によっては内容がこの限りではないこともあるのでご了承ください。

自己隔離期間中のコロナ検査

ごく一部の例外を除く海外からカナダに入国する旅行者は、到着後14日間の自己隔離が義務付けられています。

さらに、この自己隔離期間中に2回のCOVID-19検査を受けることも義務になっています。

1回目のコロナ検査は入国後の空港で

1回目のCOVID-19検査は、カナダ到着直後に空港で行われます。

この入国時の検査の予約方法などについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

カナダ到着後、カナダ政府の指定するホテルに3日間滞在した後、ホームステイなどの滞在先に移動し、合計14日間自己隔離をします。

2回目のコロナ検査は自己検査キットで

2回目の検査は空港で渡される自己検査キットを使って行います。

検査キットは、Switch Healthという会社のものです。

検査はSwitch Healthの看護師さんとビデオ通話を繋いだ状態で行います。

自分で勝手に検査はしないようにしてください!

Switch Health COVID-19自己検査キットの使い方

それでは、COVID-19自己検査キットの使い方を解説します。

まずは、検査に必要なものを用意しましょう。

検査に必要なもの

  • 安定したインターネット回線
  • カメラのついたパソコン、タブレットまたはスマートフォン
  • 消毒液、または流水と石鹸で手が洗える場所
  • ティッシュペーパー
  • 政府発行の写真付きID(パスポートなど)
  • パソコンや検査キットを置けるテーブル
  • ビデオ通話の画面の前の作業スペース

アカウントの登録をすると、看護師さんの Web カメラに繋がるので、指示を受けたら検査を行います。

看護師さんによっては、取扱説明書に書かれている工程を省いたり、順番が変わることがありますので、ここに書かれている案内はあくまで参考程度にしましょう!

また、ビデオ通話中に手を消毒または洗う工程があり、ビデオ通話で看護師さんに見える場所に消毒液・洗面台などがある必要があります。

では、検査の手順を見ていきましょう!

検査キットが届く

基本的には、14日間の自己管理期間の10日目に検査を行うようです。

ただし、具体的な日にちについては、空港で指示があるようなのできちんと確認してください。

箱の中身はこのようになっています。

検査当日を待たずに、できるだけ早めに中身を確認しましょう。

万が一足りないものがあれば、新しいキットを送り直してもらう必要があります。

(小さなシール等も含まれているので、確認中に紛失しないようご注意ください!)

箱の中に入っているのは次のものです。

検査キットの内容物

  • 綿棒(スワブ)と試験管(チューブ)
  • 試験管ラベル(白色無地の長方形チューブラベル)
  • バイオハザード対応袋(バイオハザードバック)
  • 吸水シート
  • 返送用の箱(キットが入っていた青い箱)
  • 返送用封筒(Purolatorの赤い袋)
  • 返送用ラベル(住所等が印字された大きな黄色いラベルシール)
  • アルコール綿
  • 回収用BOXを留めるための丸シール(透明)

バイオハザード(生物危険物)のマークが書かれた袋が物々しいですね。

キットをアクティベートする

キットが届いて最初にするのは、キットをアクティベート(有効化)することです。

portal.switchhealth.caのウェブサイトにアクセスします。

※入力画面について※

Switch Health の工程は頻繁にアップデートされるので、画面の仕様や入力する順番がアップデートされることもあります。基本的には表示された通りに情報を入力すれば問題ありませんので、焦らず進めてください。

 

上の画面から、「Register(登録)」→「Border Crossing(国境通過)」→「Create Account(アカウント作成)」の順に進みます。

ユーザー登録画面に進みますので、氏名、Eメールアドレスを入力します。

続いて秘密の質問と答え、パスワードを設定します。

生年月日、性別、電話番号を入力します。

一番上に「Health Card(健康保険証)」の欄がありますが、ここは空欄のままで進めて大丈夫です。

カナダの住所(隔離先)を入力しましょう。

※住所入力の注意点※

通常の順で住所を入力しても正しく表示されないケースがあります。

例えば滞在先の住所が 1234 West 56th Avenue なら、今回は【1234  56th West】と試すなどいくつか入力方法をお試しください。必ず入力できる順番が見つかるはずです。予測変換ですぐに出てこなくても、同じ欄に打ち続けると突然選択タブが現れますこともあるようです。

また、Apt / Unit 欄には6文字までしか入力できない場合があります。最後のページに留意を書く欄がありますので、ホテル名や長いアパート名などはそちらに入力しましょう。

住所を入力すると、下記のようにキットの回収時間が表示されます。

(※現在、ピックアップの時間指定に関する下記の表示は看護師との Web 通話後にのみ表示されるケースもあるようです。アカウント作成時には表示されないこともあります。万が一、今表示されなくても、焦らずそのままお進みください。)

Drop off(宅配業者への持ち込み)と pick up (集荷)時間が表示されます。

今は隔離中で直接持ち込みはできないので、Drop-off 一覧は無視して良いです。

Pick up times に表示された日時に自宅まで回収されるので、希望の日を選びます(時間通りに来るとは限らないので、念のためいちばん早い集荷時間を選びましょう)。

最後に同意にチェックをして進みましょう。

進むと登録完了します。

登録が完了したら次に、ログインをしてみましょう。

メールアドレスとパスワードを入力すると、登録した電話番号にセキュリティコードが送られてきます。

SMSで送られてくる6桁のセキュリティコードを入力します。

入力すると、マイページの画面に移ります。

左側のメニュー欄にある「At Home Test Kit」を選択してください。

「Continue」をクリックしてください。

バイオハザードバックの中のチューブに書かれている、9桁のシリアルナンバーを入力してください。

シリアルナンバーを確認する時は、かならず清潔な手で触れてください。

また、チューブは検査する時まで開けないでください!

看護師とのビデオ通話の準備

検査の登録ができると、看護師とのビデオ通話待機画面に移ります。

※注意※

2021年3月11日現在、看護師への待機時間が非常に長くなっています。日によっては受付可能時間が限られ、夜間は看護師と通話できないケースも出ています。

隔離10日目に予定通り検査をするために、当日はできるだけ早い時間帯にログインし、看護師待機リストに入っておきましょう。

看護師との通話は順番待ちです。検査待ちの人数が多ければ、待ち時間は長くなります。

多い時では500人~1,000人以上が検査に並んでいて、最大1~2時間待つことになります。

その場合は画面をつけたまま、しばらく様子を見ましょう。

待ち人数が少なければ5~10分ほどでつながります。

待ち人数が300人程度いても突然つながるケースも報告されているので、こまめに画面をチェックしてください。

オンライン予約に進む前に必要な点なことについて確認しておきましょう。

オンライン予約の前に必要なこと

  • あらかじめ検査したキット(検体)を取りに来る住所と時間を確認しておきましょう。(検体のピックアップ時間は、検査後48時間以内に設定します。)
  • 検査前にチューブを勝手に開封したり、自分で採取しないようにしてください。

待機中に、検査キット(青い箱)の中にあるチューブラベル(白色無地の長方形ラベル)に氏名と生年月日を書いておきましょう。

ラベルの書き方は、同封されているこちらのチューブラベル説明書を参考にしてください。

氏名はフルネーム、生年月日は「年/月/日」の順に書きます。

この時点ではラベルをチューブに貼らなくても良いです。

のちほど看護師さんから貼るタイミングについて指示があります。

検体採取の実施(看護師さんとビデオ通話)

看護師さんと通話できる準備が整ったら、看護師側のWeb カメラが自動で画面に表示されます。

ここからするべきことは、すべて看護師さんが指示してくれるのでご安心ください。

おおまかな検査の流れは以下になります(看護師によって内容が若干変わります)。

  1. 始まる前に、流水と石鹸でしっかり手を洗いましょう。(20秒ほど)
  2. キットの中からチューブを取り出します。(この時チューブはまだ開けないでください。)
  3. チューブラベル(先ほど氏名と生年月日を書いた長方形の白いラベル)をチューブに垂直に貼ります。ラベル自体が重ならないように貼ってください。(シリアルナンバーには重ならないようにしてください。貼り方やチューブラベルの扱いについてはチューブラベル説明書を参照ください。)
  4. 用意したティッシュで鼻をかんでください。(この時バイオハザードバックに入っている吸水性のシートで鼻をかまないでください。)
  5. 再度、手を消毒または流水と石鹸で手洗いをしっかり行いましょう。(20秒ほど)
  6. 次に、スワブ(綿棒)を取り出す指示があります。綿がない方(持ち手側)から開封し、取り出します。
  7. 鼻の穴に、スワブを優しく挿入しましょう。約1~2㎝、軽い抵抗があるくらいまでです。切れ目線より奥に挿入しないでください。
  8. 挿入したら優しく15秒ほどくるくると、スワブを回します。この時、指示があるまでスワブを抜かないでください。
  9. 指示があったら、スワブを抜いてください。そのまま同じ工程を、もう一方の鼻の穴でも行います。
  10. 検査したスワブは、直接チューブの中に入れてください。先端は必ずチューブの底にある液体につかるようにしてください。(液体はこぼさないようにしてください。)
  11. スワブは切り取り線で折り、チューブの中に残し、しっかりキャップを閉じてください。折れた持ち手の方は捨てます。
  12. チューブをバイオハザードバックの中に吸水シートと一緒に入れてください。

ここまでが検査の流れになります。

Switch Health 公式サイトにある検査手順の動画も参考にしてください。

続いて、検体回収の準備です(引き続き看護師さんから指示が出ます)。

検体の回収の準備

検査が終了したら、検査を回収してもらうための準備を行います。

  1. スワブ後、流水と石鹸で手洗いを20秒ほどしっかり行いましょう。
  2. バイオハザードバックを、支給された回収用BOX(キットが入っていた青い箱)の中に入れてください。
  3. 丸い透明シールで回収用BOXを留めてください。
  4. 回収用BOXを回収用封筒(赤いPurolatorの袋)に入れ、封をしてください。この時、封筒にあるラベルや文字が隠れないようにしてください。
  5. 宛名ラベル(黄色い大きいラベルシール)を、表面の空いたスペースに貼ります。この時、封筒にあるラベルや文字が隠れないようにしてください。
  6. 封筒は支給されたアルコール綿で消毒してください。この時、住所のラベルには触らないようにしてください(アルコールで文字が滲んでしまいます)。

回収準備の最終状態(黄色い宛名ラベルを横に貼る)

ここまで出来たら準備は完了です。

※検体の回収について※

金曜日に検体採取を行った場合の土日の集荷について看護師さんにご確認ください。

ピックアップまで日数が空いてしまう場合、それまでキットを冷蔵庫で保管する必要があります(冷蔵庫についても看護師さんに確認してください)。

検体を回収して終了

準備が出来たら、いよいよ検体回収です。

  1. 指示が出たら、検体の回収日時を迅速に選択してください(Web通話終了後)。
  2. 回収のためのルートは明確にしておいてください。(例えばアパートやコンドミニアムなどに住んでいる方は。部屋番号や部屋までの行き方など含めて)

Web 通話が終了したら、アカウントページに戻り、追跡番号(Purolator pin)を入力します。

「Patient Tests」ページに行き、「Schedule pickup」を選びます。

続いて、希望のピックアップ日時を選択します。選んだら「Confirm time」

そして、宛名シールに記載されてる追跡番号(Purolator pin)を入力します。(※この追跡番号は控えておきましょう!のちほど集荷状況を確認するのに役立ちます。)

 

入力を終えて「Confirm tracking」を押したら、追跡番号登録の完了です!

Pickup (回収)日時を確認し、これで終了です!

(※下記の画像には “leave your specimen outside your residence for pickup”(回収時間までにキットを外に置くこと)と書かれていますが、看護師さんによっては「室内に置く」と指示されることもあります。)

48時間以内に回収されたら終了になります。

万が一週末をはさむ関係で回収が48時間を超えてしまう場合は、検体を冷蔵庫で保管しておきましょう。また、念のためSwitch Health へ直接問い合わせて、48時間を超えてしまう旨を伝えてください。

!重要!

キットのピックアップに関連したトラブルが多数報告されています。

・時間通りに来なかった
・ドライバーがピックアップせずそのまま帰った
・ホストファミリーが間違えてキットを自宅に持って帰ってきてしまった
・強風でキットが飛ばされ、行方不明になった
・キットが雨に濡れ、宛名シールがぐちゃぐちゃになった

必ず追跡番号を使い、キットが無事回収されたかご確認ください!最終的に検査場まで到着するまでこまめに確認しましょう。

また、ホストファミリーともこまめに連絡を取り、必ずキットが回収されるように協力をしていただくようお願いします。

集荷予約、予約変更、集荷状況確認は直接業(purolator)までお問合せください。

電話番号: 1-888-744-7123
メール: custserv@purolator.com

※急ぎの場合は電話連絡をお選びください。

検査結果の確認方法

4日後ほどで検査結果が確認できるようになります。

検体採取日と結果確認スケジュール例

隔離10日目: 検体採取(看護師さんとビデオ通話で行う)
隔離11日目: 検体回収
隔離12日目: -
隔離13日目: 検査結果確認
隔離14日目: 隔離最終日

検査結果が出ると、登録していたメールアドレスおよびSMSに「Your Results Are Ready」という連絡が届きます。

アカウントにログインして、検査結果を確認しましょう。

陰性なら14日目で隔離は終了です!

!重要!

通常、キットが回収されてから1日~2日後に検査結果が送られてきます。

万が一結果が出ていなければ、早めに Switch Health へ問い合わせ、結果について確認してください。

検査結果が出ない限り14日間の自己隔離は終えられませんので、早めにご確認いただくようお願いします。

まとめ

今回は、カナダ到着後の自己隔離期間の10日目に行う、自己検査キットを使ったCOVID-19検査の方法日本語で解説しています。

慣れない検査で大変だと思いますが、独断では実施しないようにし、焦らず看護師さんと一緒に進めてください。

参考

登録の際には、カナダで連絡のつくことが出来る電話番号が必要になりますので事前にカナダでの携帯番号の取得をしておきましょう。

まだ電話番号を用意されていない方は、渡航前にカナダで使えるSIMカードを用意しておきましょう。こちらに、「渡航前にカナダのSIMカードを入手する方法」を記載していますので参考にしてください。

また情報は定期的に更新されることも予想されます。

この記事は2021年3月7日現在のものですので、申請時期によっては内容がこの限りではないこともあるのでご了承ください。

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